万二郎岳
- GPS
- 07:00
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 296m
- 下り
- 305m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
天城高原ゴルフ場のクラブハウス手前にある、舗装されたハイカー専用の駐車場に駐車しました。駐車場横には水洗トイレも完備されていました。 駐車場からは車道を横切って天城山縦走路入口へ入りました。 左側の天然林には赤色のアマギツツジが咲いているのが見え、右側には桧の人工林となっている間を進みました。 約15分ほど進むと分岐にいたり、万二郎岳へ向け進みました。今日は登山道を外れ小さな沢を登りました。 例年になく降雨量が少ないのか枯れ沢になっていました。 期待していたアマギツツジは、この付近ではまだ蕾でした。 登山道を横切って崩壊地を直登し、山頂手前から登山道に入りました。 山頂からは箒木山方面へと下がり、途中にある岩壁の上から相模灘方面を眺めました。 さらに急斜面を下がり「鬼の誇り岩」と思われる基部にある御料地境標を見て、ガレ場へ向かいました。 植物が金網で保護されている場所を通り抜けると、視界が開け大きな石が崩れ落ちた跡に着きました。 見上げると先ほどの岩壁が真上に見え、主峰の万三郎岳や三筋山が見渡せました。 万二郎岳に戻り昼食をとり、休憩後コアジサイが両側に咲いている登山道を四辻(よつじ)へと下がりました。 四辻の分岐手前を西へと登山道を離れ、アマギツツジが多く見られる場所に行きました。ちょうど満開で見頃でした。 登山道に戻り、天城高原ハイカー専用駐車場へ向かいました。 |
写真
感想
梅雨時期の貴重な晴れ間を利用してアマギツツジを見に行きました。
木の高さは3mほどあり、花びらはオレンジ色がかかった赤色をしていました。
6月下旬から7月上旬まで見られ、自然界では日本で一番遅く咲くツツジと地元の登山家から教えてもらいました。
万二郎岳から登山道を箒木山へと下がって行くと、大きな岩の基部には官地と民地の境杭があり、頭が18cm角ほどの石柱には、「御料地境界標」・「字管引入」・「字奈良本入」・「第壹號」と印されていました。
ガレ場は大昔に上部の岩が崩れてできたと思われ、眺望が良く、この紅葉時期には必ず訪れたい場所です。
今日は蒸し暑かったためか、ハルセミが天城高原から万二郎岳山頂まで盛んに鳴いていました。一箇所にとどまっていないハルセミの姿をやっと見つけてカメラにおさめる事ができました。
万二郎山頂付近では、蝶のアサギマダラを見かけ、これもカメラで写そうと挑戦しましたが動きが速く逃してしまいました。
万二郎岳(バンジロウダケ)への道標の英語標記が間違えていました。木製の標示板の上部には漢字で「万二郎」と、英語標記でMt.Manjiroと標示されていました。Mt.Bnjiroが正しいと思われます。心ある登山者でしょうか、黒く直してありました。天城山は日本百名山で、多くの登山者が訪れます。
設置者は地元の官庁でしょうか、間違った標示は早急に改めていただきたいと思います。
[ハルセミ]
大きさ(頭から羽の先まで): オス、メスとも、32〜36mm
すんでいるところ:平地〜低山地のマツ林
見られる期間:4月上旬〜6月下旬(日本で一番早く鳴くそうです)
鳴き声:カラ・・・ギーッギーッギーッとかギーギーギー・・・
生活:1頭のオスが鳴き始めると、次々に他のオスが鳴き始めるそうです。
呼び名:神奈川県では、田植えの時期に鳴くのでナワシロゼミと呼んだり、マツ林に住んでいることからマツゼミとも呼ぶそうです。
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