白山 お花畑が最高 だが・・・キツかった
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
8/30 3時過ぎ。。。やっと市が瀬到着。5時のバスの為速攻で仮眠を取る。寝れるかどうか不安であったが結構寝れた。4時頃一度目が覚めたが次はメンバの「やべー、起きろ」の声で起され、時計を見ると4時45分。15分で速攻で用意して5時発バスに乗り込む、というより詰め込まれた(山の手線の通勤ラッシュ並みの混雑)
15分程で別当出合に到着。やっとここで朝食を摂取。嫁が用意してくれたお握りを頬張り、後はゼリー系の食料を流し込む。
5時半登山開始。1年ぶりの本格登山の上、登山口には立派なつり橋が架かっておりテンションは上がる一方。今回は3人のパーティで僕が真ん中進むが1時間程登った当りで一番経験値のあるメンバーの調子がオカシイ。僕でも登れるペースなのに追いついてこない。区切りのいいところで待っていると汗だく&ヘロヘロの状態で上がってきた。聞くと数日前に体調が悪く抗生物質を飲んでいたとの事。何とか室堂までは行くからお前らのペースで登ってくれとの話。経験豊富なメンバーの為その言葉を信じその通りに。。。
こんどは甚之助小屋直下のベンチまではもう1人のメンバーと行っていたがもう1人もアブ?に足を刺され痛みが出始め、そこで残ったメンバーを待つという。僕もこの辺りから膝に違和感を感じ始めており、サポーターを巻いたがペースが上がらないためすぐに追いつかれると思いゆっくりと登っていると告げ先行する。結局行程の2/3は単独行となった。といっても同じペースのパーティも居て抜いたり抜かれたりの繰返しだがその人は写真を撮りながらなので僕は相当遅いペース。
甚之助小屋からクロボコ岩までがとにかくきつかった。膝の調子もよくないため自分が登らなければならない場所までのことを考えると「あそこまで行かないとかぁ・・」と思い結構キツイ。ただ心配していた天気は持ってくれたので景観は最高。
何とかクロボコ岩に到達したとき眼前に白山がやっと見えしかもなだらかな斜面。一気に
疲れが取れました。この風景を見るために登ってきたんだなぁと。。。
クロボコ岩から室堂までは40分程。緩斜面のお花畑の真ん中に木道がありその先には一寸した上り。これも何とか越え室堂着10時40分。4時間10分で何とかここまで来れた。とりあえず休憩して汗も引いた頃に他のメンバーが到着。(遅れること25分)聞いたところによると虫に刺されたメンバーのペースも上がらず2人一緒に上がってきたとの事。下山後聞いた話だと彼はアナフェラキシーを持っているとの事。。。。よく無事で居てくれた!!!
室堂で軽く昼食noodle。インスタントラーメンとメンバーが持ってきたホットサンドとをご馳走になり、登頂に向けた腹ごしらえを完了。12時10分行動開始。御前峰までは40分程で到着。2702mのピークをゲット!!happy02 ただ山頂がガスが立ちこめホワイトアウト状態。しかも雨がポツポツと。。。ということですぐに下山開始。ここからが大変でした。膝の具合が悪く下山が上り以上に時間が掛かる。
何とか13:00室堂到着。軽く休憩を取りすぐに下山開始。クロボコ岩までは割りと緩やかな
下りで問題なかったのですが、そこで大きな選択ミスをしてしまう。メンバー2人が観光新道で
下山したいということで距離も100mしか違わなかったため地図を見ずに判断してしまった。せめてコースタイムだけでも確認すべきでした。crying
膝の調子は最悪。最初は見事なお花畑が広がる尾根道で痛いながらも何とか気はまぎれる状態でしたが、ドンドン痛みは増す一方。。。別当出合4キロ、3キロと徐々に標識の数字は減るのですが、まだ3キロ(半分)もあるのか。。。と半ば絶望感。。。のぼりでアブにやられたメンバーは先に下りてもらい、経験値のあるメンバーにフォローしてもらいながら何とか下山を進めました。途中何組ものパーティに抜かれながら。。。別当出合からのバスの最終が17時の為何とかそこまでには降りなければと気力のみで降りた状況でした。徐々に高度を下げバス等の人工物が見えたときは本当にホッとしました。。。。
今回は事前の体力造りをする時間が無くぶっつけ本番で登ったのが原因の1つだと思います。この教訓を生かし来年に向けて現在下半身を強化中です。
来年は親父と白山登山を計画中ですが、親父(62歳)の体力も考えれば室堂泊が賢明かな。高低差1500mの日帰りは結構キツイです・・・。
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