南八甲田周回縦走~逆川岳・横岳・櫛ケ峰・駒ケ峰・猿倉岳
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- GPS
- 07:58
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:58
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
城ヶ倉渓谷の沢を徒渉しましたが沢の水嵩は膝下まできました。 その後尾根に取り付きましたが少し急傾斜でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
手袋
雨具
長靴
軽アイゼン
ザック
昼食
行動食
ファーストエイドキット
スマホ
スマート時計
ストック
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感想
昨年残雪期の櫛ヶ峰登山は強風のため途中で登頂断念しました。
今年は昨年のリベンジと共に逆川岳と横岳の周回縦走を計画しました。
歩行距離を短くするため酸ヶ湯側から直接尾根に向かう方法をとりました。
天気は晴れ。気温は5〜10℃程度。風は3m前後の弱風で心地よい風です。
早朝氷点下だったらしく雪質は表面が柔らかい割に余り雪に沈まず最高です。
(長靴で5cmぐらい沈む)
少しガス気味で遠方の眺望が多少モヤっていたのが唯一残念でした。
ルート上で多少問題となった所を補足しておきます。
最初は酸ヶ湯から城ヶ倉渓谷に下ります。
なるべく傾斜の緩い所を選びましたが若干工夫余地があったと思います。
城ヶ倉渓谷への最後の下りが少し急傾斜だったので迂回余地がありました。
城ヶ倉渓谷は川幅が平均4mほどあり水深も平均30cmほどです。
長靴を脱いで素足で徒渉しました。
なるべく浅瀬を選び大石に足を乗せて進めましたが膝下まで水に浸かりました。
水の流れは極端に速くはないですがそれでも踏ん張って進む必要がありました。
城ヶ倉渓谷を渡った後の登りは尾根道を進みました。
平均斜度は30度ほどですが所により40~50度ほどの急傾斜もあります。
急傾斜地や細い尾根では雪が崩落していました。
雪が無くヤブの尾根を回避して残雪のある所を進んだ先は雪崩落斜面でした。
雪の崩落跡と周囲の樹の枝に掴まり何とか尾根に登りましたが少し危険でした。
あとで振り返って見たら尾根脇の谷側を登る方が良さそうに感じました。
その後は尾根沿いに進み逆川岳まで特に問題ありません。
横岳は山頂マーク地点に向かいましたが下り道が続くため途中で止めました。
横岳最高標高点を通過後は櫛ヶ峰まで一端鞍部に下ります。
雪質良好で長靴のまま滑り下りて鞍部まで短時間で着きました。
横岳から櫛ヶ峰に向かう途中でこの日初めてスキーヤーと出会いました。
横岳から櫛ヶ峰まで約3kmですが快調に進み1時間ほどで到着しました。
櫛ヶ峰到着時は私1人でしたが15分ほどの間に10人ほど到着しました。
櫛ヶ峰から駒ヶ峰もとても歩き易く1時間弱で到着しました。
駒ヶ峰から猿倉岳間も全く問題なく快調に歩けました。
猿倉岳からの下りは昨年一度歩いたコースを参考に歩きました。
なるべく急傾斜を避けながら歩きました。
昨年は睡蓮沼を目指しましたが今年は酸ヶ湯に向かいます。
酸ヶ湯までも平坦な所が多くとても歩き易い雪平原が続きました。
八甲田ホテルまでアト少しの所で川幅2mほどの沢に出会いました。
進行方向を迷いましたが最終的に沢に架かる雪庇を渡って進みました。
その前後も少し調べましたが沢を渡れそうな所は見当たりませんでした。
倒木が沢に横たわる所では両岸の雪壁が高く登り下りが大変そうです。
取りあえず無事に周回縦走できて良かったですが課題が残りました。
城ヶ倉渓谷は水量と水流が危険でなければ何とか徒渉できると思います。
ただ城ヶ倉渓谷徒渉後の登りが谷ルートが良いかは分かりません。
後は最後の八甲田ホテル手前の沢の越え方が残雪具合で見直しが必要です。
来年以降に機会があれば再挑戦したいと思います。
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