舟伏山 〜終盤のイワザクラと早春の花たち〜

2022年04月20日(水) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 6.6km
• 登り: 757m
• 下り: 762m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:38

7:21 あいの森
7:57 8:02 桜峠
10:56 11:17 舟伏山
11:40 11:44 小舟伏山
12:06 12:09 阿弥陀仏
12:59 ゴール地点

花が咲いていると納得がいくまで撮影しているのでコースタイムは参考にならないかと

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・東コース：登山道が再整備されて通行可能になった。桜峠〜みのわ平までの急斜面に細い道が付いている箇所が核心部。足場が非常に悪いところが2か所有り、慎重に行動されたい。
・西コース：自然林区間は九十九折れの急登。落石させると下の登山者に直撃の危険大。自然林区間直前に枯れ沢の横断箇所があるが年々崩壊が進み足場が非常に不安定な状況となった。こちらも慎重な行動を。
・全体的に細く滑りやすい登山道、九十九折れの急登、足場が非常に悪い箇所があるので初心者のみでの入山はお勧めできない。

≪危険動物情報≫
ヤマビル・ヘビ・マダニ・クマ：遭遇せず

写真

4/20 7:11

登りは東コースにて
まずは皆伐地帯を一本杉を目指して登る

4/20 7:16

クマイチゴ

4/20 7:18

クサイチゴ？

4/20 7:20

朝日を浴びる舟伏山

4/20 7:30

アセビ

4/20 7:51

シハイスミレ？

4/20 7:57

桜峠のサクラ
葉桜になりつつある

4/20 8:04

桜峠〜みのわ平が足場が悪く危険
嫌な感じの箇所��

4/20 8:07

嫌な感じの箇所��
雨天後など湿っていると危険度が跳ね上がるだろう

4/20 8:24

みのわ平直前の自然林区間
新緑の森に朝日が降り注ぐ

4/20 8:35

カエデ新緑のステンドグラス

4/20 8:42

ニリンソウ

4/20 8:48

カタクリ

4/20 8:49

マルバスミレ？
ツボスミレ？

4/20 8:50

キブシ

4/20 9:00

ナツトウダイ
東ルート　自然林区間上部でたくさん見る

4/20 9:01

タチツボスミレ

4/20 9:04

みんなでにぎやかなヒトリシズカ

4/20 10:03

イワザクラ咲く石灰岩の露頭

4/20 9:12

岩のすき間からたくましく生える

4/20 9:33

イワザクラ　環境省レッドリスト　絶滅危惧�粁燹�VU)

4/20 9:51

4/20 9:55

4/20 9:59

4/20 10:15

4/20 10:16

4/20 10:01

エイザンスミレ

4/20 10:26

ニリンソウ

4/20 10:40

山頂台地の木々はやっと芽吹いたところ

4/20 10:55

舟伏山山頂

4/20 10:56

南側の展望が優れるが春霞のため遠望は利かず

4/20 11:14

山頂の広場と上空の青い空

4/20 11:26

ヤブレガサの大群落

4/20 11:28

ミヤマカタバミ

4/20 11:28

セントウソウ

4/20 11:31

樹間より能郷白山

4/20 11:50

ヤマルリソウ

4/20 12:02

フデリンドウ

4/20 12:04

新緑の自然林区間

4/20 12:12

西ルートの核心部
年々足場が削られて通りにくくなっている

4/20 12:34

ワダソウ（ワチガイソウ）

4/20 12:37

ヒダボタンとツルネコノメ

4/20 12:44

新緑の中の渓流

4/20 12:47

ツボスミレ

4/20 12:51

タチツボスミレ

4/20 12:52

個人的には初代の山県さくらちゃんの方が爽やかで好き

4/20 12:57

ミヤマキケマン

4/20 13:06

ヤマハタザオの群落

4/20 13:12

舟伏山と清流

4/20 13:21

ヤマブキ
舟伏山の道中、あちこちで咲く

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

Tomi-Ton

舟伏山のイワザクラ
誰が世話するわけでもない山中でこんな美しい花が咲くなんて…
高山植物・山野草を求めて山に登る、私の登山スタイルの原点になった花

厳しい寒さだった昨冬の影響で今年の開花はゆっくりめ
まだみずみずしい花が見られることに期待して会いに行ってきました。

砂防堰堤完成により東ルートが通行可能になったようで今日はこちらからスタート。
序盤から急登で高度を稼ぎ砂防堰堤を越えていくルートが新設されました。
初めて来た時は豊かな杉林の中を登ったものでした。

桜峠から自然林区間に入りますが、序盤は急斜面に細い道が付いた箇所の連続。
断崖絶壁ではないものの滑り落ちると登った来られるかわからないので慎重な行動が求められます。
下りが苦手な自分は、東ルートを下りで使いたくない…

序盤の危険個所を抜けてひと登りすると平坦な自然林の中のルートに。
木々の芽吹きが始まり、野鳥のさえずり・風の音だけが響く、美しい世界。
とても心が落ち着く、大好きな場所です。
ここでテントを張って一日過ごしてみたい…。
でも夜中に一人だと相当怖いかも。

山頂手前の岩場で今年もイワザクラに会うことができました。
探すと比較的みずみずしい花も見つかる程度
全体的に終盤で色あせた花も多く、今週末あたりが見ごろとしては最後になりそう。
何とかギリギリ間に合って良かったです。

西ルートの自然林区間、沢沿いの区間でもいろいろな花を見ることができました。

美しいイワザクラがいつまでもこの山で咲き続けますように。