倉岳山・高畑山〜 中央線沿いに低山を縦走してみるの巻
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- GPS
- 07:17
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,761m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
御前山登山口 5:55
御前山 6:16
新矢野根峠 6:58
高柄山 7:33
千足峠 7:43
大丸 8:06
矢平山 8:33
手下峠 8:59
舟山 9:13
トヤ山 9:38
細野山 9:58
立野峠 10:03
倉岳山 10:32-10:39
穴路峠 10:53
天神山 10:59
高畑山 11:23
石仏 11:57
ゲート 12:17
鳥沢駅 12:50
通算時間 7時間17分
【主な所要時間】
上野原駅ー倉岳山 約5時間
倉岳山ー高畑山 約40分
高畑山ー鳥沢駅 約1時間半
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
※少しだけ離れれば、800円なり |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆御前山登山口〜立野峠 ロープのある急坂もある上、アップダウンの連続で、距離も長く、体力勝負のルートです。 標識数も十分でありません。低山特有の、林業者の作業道路が交錯しています。ピークで下りの道を迷うこともしばしばです。道迷いにはくれぐれも注意しましょう。 ◆立野峠〜倉岳山 鳥沢駅からのルートと合流して以降は、分かりやすい道で、安心して歩けます。 だらだら登り坂を経て、最後は滑りやすい急登が待っています。 ◆倉岳山〜高畑山 穴路峠までは一気に下り、登り返しの坂が待っています。天神山以外は樹林帯の中なので、ひたすら歩く感です。 ◆高畑山〜鳥沢駅 高畑山から一気に下り、その後は巻くようにしながら降下していきます。とにかく、分かりにくいルートです。倉岳山コースとの合流してからは、分かりやすくなります。宅地になってから駅までも、「なんとなく」駅に向かうことを強いられます。 |
写真
感想
久しぶりに静かで長めのコースを歩きたいと思い立ち、
中央線沿いに連なっている低山を歩くことにしました。
JR高尾駅始発の電車に乗って、上野原駅を下車します。
下車人数は3名、リュックを背負っているのは私だけです。
日の出間近の時間で、ヘッデンは必要ありません。
気温は低く、吐く息は白い。手袋を装着してスタートです。
登山口は一旦下って橋を渡り、学校手前を右に曲がって
民家の道を上がって行き、お墓を右に過ごした少し先、
左側にあります。
まず、最初の山は、御前山という名前のピークです。
トラロープのある急坂を上って行きます。
急で、滑りやすい道、さらに、ヤブ漕ぎも加わります。
登山口から20分あまりで、御前山に到着します。
頂上からは、上野原の街並みが一望できて、壮観です。
その後、尾根伝いに秀麗富嶽十二景の倉岳山・高畑山を
目指すことになるのですが、すっごく距離があります。
何せ、JRの駅で、四方津、梁川、鳥沢と3つ分を
山の中を歩くわけですから。都心の駅とは違う駅間です。
御前山から何度となく、アップダウンを繰り返しますが、
一つずつが、急坂の連続で、嫌になってしまいます。
尾根部分は、両側はドンと切れています。しかしながら、
葉っぱのない季節とはいえ、展望もピークしか開けません。
久しぶりのロングコースで、精神的に「前かがり」状態。
気ばかり焦ってしまい、どんどん、体力を消耗していきます。
「もっと、ゆっくり」「落ち着け」と頭に指令を出しても
「カラダ」が言うことを聞いてくれず、足が進んでしまいます。
新矢野根峠、高柄山、千足峠、大丸と尾根道を歩いていきます。
大丸手前では、舗装道路と交差して、少し寂しい気持ちになります。
3時間半かかって、ようやく寺下峠に到着します。
ここでは梁川駅からのコースと合流しますので、登山者が増えるのか
道が格段に良くなります。
歩き始めて4時間、前に男性2人組が見えました。
初めて出会う登山者です。すごくマイナーなコースだったことが分かります。
舟山、鳥屋山、細野山と、木に山名プレートを付けただけのピークを
幾つも通り越して、遥か遠くにある、倉岳山を目指して、
ひたすら足を進めて行きますが、疲れが蓄積していき、太ももが
悲鳴をあげ始めました。筋肉痛が始まってしまいました。
立野峠は、鳥沢駅からの登山コースとの合流地点。
メジャーコースとなるせいか、標識が格段に良くなりした。
倉岳山まで残り35分、最後のこのひたすら登る急坂がとにかくツライ・・
歩き始めて5時間余り。ようやく、倉岳山に到着しました。
腰をかけて、息を整え、おにぎりを食べました。
頂上から見える富士山はさすがの雄姿です。
反対側には、中央線、中央高速、その先に、百蔵山、扇山も良く見えます。
足の疲労がかなり来ていますが、高畑山までは頑張ります。
穴路峠までは、一気に下り、登り返しのコースを歩きます。
すぐに天神山というピークが来て、少し緩やかになり、最後の10分が
とにかくカラダにこたえます。普段ならなんてことない勾配がキツイ。
高畑山に到着したのは、上野原駅を出て5時間50分を経過したときです。
頂上にいる皆さんは、余裕のある様子、比べて、私はヘロヘロです。
九鬼山方面にも行きたかったのですが、今日は、やめておきます。
このままじゃぁ、去年のような夏山は歩けないなぁ・・・
もう一度、カラダを鍛えなおす必要を痛感しました。
高畑山からの下りで、早々に、古傷の左ヒザが悲鳴をあげました。
折り曲げると、とにかく激痛が走ります。幸い、足を着くことはできます。
しかたなく、ダマシダマシゆっくり下って行きます。
高畑山から1時間半かけて、ようやく鳥沢駅に到着。
上野原駅から、7時間17分を経過して、この日のハイキングは終了です。
天気もよく、静かで、充実した一日でした。
拙者、このルートと反対(鳥沢駅から上野原駅へ)方向を狙っておりましたが、大雪の影響があるので、しばらく様子見をしておりました。
そろそろ・・・と思ったタイミングで本レコを拝見出来て、とても参考になりました。
残雪はほとんどないようですね。
また倒木等の影響もなさそう
しかし、距離が長いだけでなく、なんとなく同じパターンが続くので飽きてくる感じがするわけですね。
そして焦りは禁物・・・と。
上野原駅前の 居酒屋での
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