【陸奧観桜付随山行】稲庭岳【丁7.0】
- GPS
- 01:11
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 276m
- 下り
- 282m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
斜面はほぼほぼ雪に埋もれているので、適当に。何回か踏み抜き。 |
写真
感想
関東では桜の季節も終わり、どんより曇った日が多くなった。
空の光量が少ないと、気持ちの方もパッとしない。
そこで、この週末は晴れの予想された岩手県において桜の花見と合わせて軽い山行をやることとした。
直前の天気予想では関東の一部でも晴れが期待されたが、桜と雪のコラボは非常にそそるものであるし、何より、思い切りが必要だということで、当初予定通り岩手へ向かう。
新幹線で朝食の後、一眠りして、そろそろ仙台かと目を覚ますと、天気予想と違って雲の多い灰色の空。しかも雨まで降り始めた。
当初予定では遠野の六角牛山を手始めに三陸海岸に出て沿岸部の低山を巡る手はずだったのだが、この様子では南部は良くても曇天だ。まさか直前まで晴れだった天気予想が覆るとは。
しかし、ここで諦めるわけにはいかない。事前に岩手県内のいろいろな山で山行計画を策定していたので、他の地域に転進すれば済む話だ。そして、唯一晴れ間が望める北岩手、青森との県境へ。
次の候補とした七時雨山が、道路の冬季通行止めが25日12時までということで再度諦めて、稲庭岳へ。
この山は以前訪れたことがあり、たおやかな山容、爽やかな風、素晴らしい展望に加え、その時はふらっと立ち寄る程度の気持ちで山行記録もとっていなかったので再訪を期していた所だ。何より、どうせ北部なら雪上山行をやろうと思ったところ、稲庭岳は険しい山ではないので、ぬるい雪上山行としては最高の山。
風力発電の風車の並ぶ道を進んでいくと、登山口にはピクニックだろうか、タープを張っている人が1人のみ。山を登る人も無く、トレースも消えている雪の上に一歩を踏み出す。この季節の雪は十分に締まっていて歩きやすい。踏み抜きも数えるほどだった。
基本は夏道の行程に沿って歩くが、一部、沢沿いに道がある個所もあり、あまり忠実に沿い過ぎると、沢ボチャする可能性が高い。今の時期の沢は雪解け水が豊富である。道の上でも雪解け水が勢いよく音を立てて流れていた。
それにしても、青い空に白い雪の光景はとても映える。雪面が日光を照り返すので、見るものすべてが鮮やか爽やかだ。
この素晴らしい山で冬から春への季節の移り変わりを感じつつ、北東北山行への思いをさらに強められたことは幸いなるかな。
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