原付山行で三方分山・パノラマ台周回
- GPS
- 04:24
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 808m
- 下り
- 796m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
1日目の記事はこちらhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4195054.html
原付ツーリングでの山行も2日目。この日は宿泊地の本栖湖畔からちょろっと移動して隣の精進湖に移動し、山梨百山の三方分山とパノラマ台を周回してから帰ることにしました。
(本栖湖キャンプ場からだったらそのまま竜ケ岳に登るという手もあったのですが、ファミキャンで来て何回か登っているので今回はパス)
昨日の日向山は山登りとしてはかなり軽めだったので、今日はもうちょっとガッツリ歩こうという魂胆です。
昨日に引き続きの好天で気温も20℃を超え、暑さを感じる山行でしたが、登山道は全体的に登りやすく、気持ちよく歩くことができました。
【原付の感想 その2】
(良かった点)
・思っていた以上に普通に移動は可能。特に52号から北上していく今回のコースの場合、信号で止まることもほぼないので、原付だからといって極端に遅いというわけでもなかった。
・通勤仕様の原付でもそれなりに荷物を積載できる。中古で買ったJOGは前カゴ付きで、我ながらダサいなあと常々思いながら乗ってましたが、前カゴ+メットインだけでザックの中味の大部分を収納でき、特に帰りは救われました。
・これは原付と言うよりはスクーターの利点ですが、登山した後の移動時足がフリーになるのは大変楽です。
これが普通の自動二輪だと、帰りも疲れた足を駆使してギアチェンジとリアブレーキを操作しなければならないので、ちょっときついかもしれません。慣れの問題もあるでしょうが。
・前回も書きましたが、登山口の駐車場が満車で停められない状況を心配をしなくても良いのは気楽です。もっともこれは普通二輪でも同様でしょうけど。
・ガソリン代がかかりません。おそらく消費したのは7リッターくらいなので、かかったのは1000円強くらいでしょうか。
(きつかった点)
・なんのかんのいっても遅いもんはやっぱり遅い。ずーっとフルスロットルに近いので、疲れます。
・後続車がくるとほぼ100%追い越されるので、常に後方に気を配っていなければならず、やはり疲れます。
・特に52号は路面のコンディションがあまり良くないので、細かい段差や穴に注意しなければならず、疲れます。
・これは原付というより二輪での登山に共通して言えることでしょうが、リアボックスなどの収納がそれなりにない限り、ザックを背負っていなければならず、これが地味に体に堪え、疲れます。
・給油には注意が必要です。原付は燃費が良いことは良いのですが、長距離を走ることは想定されていないため、燃料タンクの容量が4リットルくらいしかありません。特に52号など、田舎の道は国道といえども夜間早朝に空いているガソリンスタンドはほとんどありません。しかし原付で登山に行く場合、哀しいかな夜間早朝に移動しなければならないので、航続距離については気を使う必要があります。
・高速や一部バイパスなどが使えないのはきついです。まあ乗れても困るんですけど。1時間に移動できるのは30km程度なので、登山の足としての限界は見えている感じがします。
・当たり前ですが、ナビがないので道に迷います。まあ、スマホホルダーでもつければいいんでしょうけど。しかし、ここ十何年かですっかりナビに頼り切りになり、道を覚える能力がなくなっていることに今回改めて気付かされました。ですからやはり、今後私がバイクにナビをつけることはないでしょう。
・気持ち的な痛さは常につきまといます。おそらく傍目に見ればでかいザック背負って原付乗ってる変なおっさんにしか見えないんだろうなというのはものすごーく実感できるので。
うーん。やっぱり普通二輪に乗り換えたいかも。
【ツエルト泊の感想 その2】
(よかった点)
・とにかく軽い。軽いは正義です。そしてかさばりません。
・今回は初回なので設営にそれなりに時間がかかりましたが、慣れれば自立式テントとそんなに手間は変わらないと思います。
・撤収がとにかく楽。畳んで丸めるだけ。
・帰ってからの手入れも楽。洗濯機で洗えちゃいますし、洗った後も普通に物干し竿に干せば終わりです。
・1人で寝る分には十分なスペースがあります。
(きつかった点)
・「ツエルト泊」をヤフーでググると必ず出てくる話ですが、確かに結露はそれなりにすごいです。
・狭いです。天井も低いので、自立式テントに比べると、居住性はかなり劣ります。
・床というほどの床はなく、隙間があきまくっているので、今回は大丈夫でしたが、間が悪ければおそらく虫は入るのでは。
・今回は林間のキャンプ場だったので風の心配はありませんでしたが、強風時はどうなんでしょうねえ。
(でも、ヘキサタープも案外風には強いので、同様に大丈夫なのではと踏んでます)
結局のところ、快適性と軽さはトレードオフなので、軽さを求めるのであれば、まあこういうもんだという諦めや開き直りは必要なのではと思います。
自分は基本ヘタレなので、おそらく次回以降も安全性に問題さえなければ、ツエルトで行くと思います。
それだけこの軽さには魅力があります。ツエルトだとガサ張らず、ポールもトレッキングポールで併用なので、テント泊の場合よりも小型のザックで済みます。自分の場合、テント泊時のザック(モンベルのアルパインパック50)が2kg程度なのに対し、ツエルト泊時のザック(同社のクラシカルバランスライト)は600g。テントとツエルトの差を合わせると、重量差は2.5kgにもなります。
自分にとっては2.5kgというのは小さい数字ではないので、今後もツエルトで山に行ってみたいと思っています。
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