白水岳〜冷水岳/道南アルプス一周
- GPS
- 12:18
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,727m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 12:17
白泉岳〜南白水岳、冷水岳〜屏風岳〜登山口、痩せ尾根区間は崩れかけた雪庇など危険箇所の通過を伴います。
冷水岳からは見市トンネル方面への下山ルートの選択もありかと。(車の手配が必要)
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜白泉岳:夏道の阿吽の滝前後は厳しいので今回の819P経由の冬ルートがお勧めです ・白泉岳〜南白水岳:細尾根は雪庇が崩れ始めています ・白水岳〜冷水岳:幅広尾根のアップダウン、奥冷水への登りがしんどいです ・冷水岳〜屏風岳:痩せ尾根のアップダウン。積雪の状況により通過は危険を伴います ・屏風岳〜登山口:夏道の痕跡はあるが藪化した痩せ尾根の急斜面、ルートミスに注意が必要です にしやんのYAMAP https://yamap.com/activities/16872514 |
その他周辺情報 | ひらたない荘あわびの湯(500円) |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン・軽アイゼン・チェーンスパイク(状況により使い分け)
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感想
とっても魅力的なこのルートですがかなりハードそうなので私の山行予定リストには入っていませんでした。が、今回お誘い頂いたので頑張って付いて行こうと思います。
日中は晴れ予報だけど朝はどんより雲の中。この辺りだけ天気悪いというよくあるパターンか・・あまりテンション上がらないままの登行ながら順調に白水岳に到着。
風もあるし景色も見えないしどうしましょ?協議の結果、爆風でもないし(並の強風)、昼から晴れるとののっちさん予報、かなり早く白水岳に到着したことだし予定通り周回しましょうということで先へ進みます。斜面を下って行くとなんということでしょう、急に雲が晴れ絶景が姿を現します!目の前の遊楽部岳にテンション急上昇。周囲の景色を楽しみながら冷水岳へ。山頂からの眺望は格別でしたねぇ。
大変だったのは冷水岳からの下山。屏風岳までの痩せ尾根アップダウンは適度に残雪があったのでまだ歩きやすい方だったのかもしれませんが、なかなかスリルがあって厳しかった。なんとか到着した屏風岳、あとは下るだけかと思ったら藪藪の急な痩せ尾根が延々と続きとってもきつかったです。こちら側のルートはもう歩きたくない・・。登山口の標識が見えた時は心底ホッとしました。疲労困憊です。
大変でしたが素晴らしい景色を堪能しながら楽しく周回できたので思い残すことはありません。大満足の一日、ありがとうございました!
仮に私一人で向かっておりましたら、茫漠のなかに強風の吹き出した、はるか手前の白泉岳で尻尾を巻いて退散していたことでせう。
あぁ偉大なるかな周回三羽烏。
先頭を常に補佐し、天気予報をぴたりと予言。奥冷水岳や冷水岳への心臓破りの登りでは、絶妙なジグを切り切り重戦車の如く牽引する。無尽蔵の体力を誇る気配り予報官のっち幹事長。もしや気象予報士の資格をお持ちなのでは・・・。なんといっても、そそりたつ雪壁の突破は幹事長の類い希なる身体能力無くしてあり得ませぬ。愛車XVの踏破力をはるかに凌駕するパワーに、今回も感服したことはいうまでもありませぬ。
しんがりを司り、後方から部隊の様子を冷静かつ客観的に見守られる、我らの守護者waji棟梁。難度のぐぐっと上がった屏風岳以降の藪藪急降下では、前前前世から磨かれ続けてきた、徳川幕府よりも長い398年の経験を遺憾なく発揮され、道なき道も何のその、ゴッドハンドで草をかき分け、我らを先導されました。一家にひと箱正露丸、まさに登山の常備薬。ここぞで本領発揮される神々しさに頭を深く垂れました。
そ、そして白水岳はもちろん、あの冷水岳をも笹狩りされた白水山系の生き字引。われらのにしやん隊長を忘れてはなりません。ウォームハートから繰り出される人柄で、招集隊長として欠かせぬ存在。難コースを予見したかのような時間設定にも感嘆。何といっても私が途方に暮れた最終盤で、その足取りも軽やかに、藪に覆われた道を即座に探り当て力強く先導された頼もしさは、まさににしやん隊長の真骨頂。またまたおそれいりましたのでございます。
そうそう、屏風岳以降ではどなたかのアイゼン跡にも助けられました。
ありがとうございます。
序盤は真っ白の強風でテンション下がりっぱなしでしたが、頑張って周回して良かった〜。白水と冷水の中間地点から見る谷風景、荘厳な遊楽部岳、熊石岳付近から見るカッコイイ冷水岳、遠くに見える道南の山々。どれも絶景でした。
企画してくれたニシヤンさん、アテンドして頂いたダニー師匠、絶妙なルーファイで無事下山に導いてくれたwaji様、皆様のおかげでございます。ありがとうございました。
下山がホント辛かった!お腹いっぱいです。
白水岳登山道整備に関わって4シーズン目に突入し、整備している自分としてはいつかは道南アルプスを一周したいなと思っていました。2月11日の厳寒期に対岸の冷水岳へダニさん、のっちさんたちで激坂と重いラッセルで苦しんで登り切った時の絶景と縦走路がしっかりと焼き付いちゃってしまい、春山ハイクで一周しよう!と誓い合ってました。
そして昨シーズンにダニさんが単独で一周されていることもあって、ダニさんの長期予報で、1カ月前からベストタイミングを本日だと決まってました。
メンバーは、ワジ棟梁・・白水岳が廃道になってしまったところ、函館方面の猛者たちを集めて3年かけて復活させ、さらには道南219峰もカウントダウン入っているすごいお人です。ダニ先生・・白水稜線に3年度は6回、4年度はもう2回になり、道南アルプスの良さを一番分かっていて、昨シーズンには極太の拷問のような笹刈りに、手伝わせてください!って志願され、さらには道南の奥深くロングで難しい山を好んで楽しまれているすごいお人です。のっち幹事長・・当初から笹刈りに関わっており、いつもお姉さまたちに誘われてハイクされているすごいお人です。
今回は、距離と標高以上に12時間超えで大変疲れましたが、何としても行かねばならない山に、一緒に分かち合いたい行くべき人たちと、絶景と過酷さを堪能できた忘れられない山行となりました。
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