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Yamareco

記録ID: 420320
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

雪山初級者が行く編笠山 絶好天にキャー 富士見高原から西岳へ周回

2014年03月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:59
距離
11.7km
登り
1,304m
下り
1,296m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆コースタイム
7:04 駐車場
7:28 五差路分岐
7:38 盃流し入り口
8:16 アイゼン装着
8:20 臼久保岩小屋
8:29 急登開始
9:05 2100mの標識
9:24 2200mの標識
9:33 2300mの標識
10:00 2400mの標識
10:13 最後だダッシュの標識(?)
10:21 頂上(ランチ) 11:39
11:51 青年小屋
11:58 水場(乙女の水)
12:54 西岳頂上 13:28
14:34 不動清水
14:42 五差路分岐
15:07 駐車場

◆行動時間
登り  3:17(編笠まで)
下り  2:50(編笠→青年小屋→西岳→駐車場)
休憩時間  1:52
合計時間  7:59

◆行動距離(アンドロイドアプリ 山旅ロガーを使いスマホで計測)
11.6km
天候 信じられない位の晴天と無風
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士見高原ゴルフ場の駐車場の最上部の登山口付近に20台ほど。トイレは道の駅小淵沢の利用が便利。
コース状況/
危険箇所等
◆登山道
‥仍蓋→編笠山 
トレースがばっちりあります。
最初からアイゼンをつけた方がいいですが、体力温存する場合は急登の前まではノーアイゼン。
∪椎小屋→西岳
1カ所トレースが分岐しています。白樺が美しい辺り。
ここだけ間違わないように。
全体的に木々が登山道に被さり歩きにくい。

◆登山ポスト
ありません。

◆トイレ
道の駅小淵沢、不動清水(見た感じ使えそう)
青年小屋のトイレは冬期封鎖。

◆水場
道の駅小淵沢、不動清水

◆服装
上 ベースレイヤー:モンベルのジオライン中厚手
  アウター:マウンテンハードウェアのスノータスティックジャケット

手袋 アウター:モンベルのアルパイングローブのアウターのみ
   インナー:スポーツデポで買ったiHeatのスマホ対応手袋・・スマホ操作感度がいまいち

下 1層 CW-X
  2層 モンベルのジオライン中厚手
 3層 ユニクロの暖パン
  3層 雨具(モンベルのサンダーパスパンツ)

靴 スカルパ ジョラスプロGTX(冬靴)
   ORのバーグラスゲイター。
   靴下はモンベル ジオライン5本指の上にスマートウールPhd

予備防寒着
上 ダウン:ミレーの700FPライトダウン
フリース:パタゴニアR1ジャケット
雨具:モンベルのトレントフライヤー
ニット帽:モンベル
バラクラバ:モンベルのネオプレーンフェイスバラクラバ
下 なし
予備防寒着は使わず。

◆冬装備
アイゼン:グリベルのエアーテックニュークラシック(12本歯)
ピッケル:グリベルのエアーテックエボリューション 53cm
ヒップソリ

◆水
飲料用:バーム500ml×2本→400mlほど飲む。
    ザック外付けでボトルケース入れて携行。全く凍らない。
山専ボトル:お湯 0.9リットル→半分ほど使用(カップ麺と紅茶1杯)
山専ボトルはカップ麺を食べる為に十分熱い。雪山必携アイテム。
八ヶ岳SAから、これから登る編笠山を望む
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八ヶ岳SAから、これから登る編笠山を望む
南側には、甲斐駒とアサヨ峰もいい感じ
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南側には、甲斐駒とアサヨ峰もいい感じ
甲斐駒UP
権現、ギボシもいい感じ
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権現、ギボシもいい感じ
富士見高原到着。この奥に駐車場があります
富士見高原到着。この奥に駐車場があります
駐車場脇に登山口
駐車場脇に登山口
注意書き。トイレもあるようでした。
注意書き。トイレもあるようでした。
しばらくこんな感じ
しばらくこんな感じ
標識に従って進みます
標識に従って進みます
また標識
こんな感じですが、ノーアイゼンで行きます。
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こんな感じですが、ノーアイゼンで行きます。
五差路分岐に到着。
五差路分岐に到着。
左上に向かう。盃流しの方へ。太い林道ではないです。
左上に向かう。盃流しの方へ。太い林道ではないです。
盃流し入り口。盃流しには気づかず・・・
盃流し入り口。盃流しには気づかず・・・
しばらくノーアイゼンでしたが、ここらで装着。
しばらくノーアイゼンでしたが、ここらで装着。
臼久保岩小屋
この後、急登が始まる。体力温存の為に、ここでアイゼンつけてもいいかも。
この後、急登が始まる。体力温存の為に、ここでアイゼンつけてもいいかも。
急坂感がわかるかな
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急坂感がわかるかな
昨日の積雪がわかる感じ
昨日の積雪がわかる感じ
2100m到着。励みになる
2100m到着。励みになる
きれい。飽きない
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きれい。飽きない
いい天気
なんか頭が見えたぞ
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なんか頭が見えたぞ
富士山も
最高やね
この辺りから、屈んで通る所が出てきます。
この辺りから、屈んで通る所が出てきます。
屈む屈む
北、甲斐、仙丈
最高!!
森林限界に到着。ほとんど無風!!
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森林限界に到着。ほとんど無風!!
富士!!
いやはや
こんな感じに登ります
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こんな感じに登ります
盆栽??
みんな頑張る
エビ盆栽
この裏にダッシュと書いてあるのかな??
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この裏にダッシュと書いてあるのかな??
こんなエビも
それとも、この裏にダッシュと書いてあるのかな??
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それとも、この裏にダッシュと書いてあるのかな??
頂上到着
いやー最高
団子もこんなになってます。
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団子もこんなになってます。
右から権現、ギボシ、赤岳、中岳、阿弥陀
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右から権現、ギボシ、赤岳、中岳、阿弥陀
イエーイ
TAMA0904さんと
河童が団子を取ろうとしてる
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河童が団子を取ろうとしてる
イエーイ
肩組んだりして
この樹林帯のなかでランチ
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この樹林帯のなかでランチ
頂上10℃もある。信じられない。
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頂上10℃もある。信じられない。
ピッケルと富士山
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ピッケルと富士山
頂きます!!
富士山に・・似てないか
富士山に・・似てないか
いやー飽きない。
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いやー飽きない。
穂高?乗鞍?
権現UP。登ってる登ってる。
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権現UP。登ってる登ってる。
前三ツ頭にもいるいる。
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前三ツ頭にもいるいる。
三ツ頭にもいるいる。
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三ツ頭にもいるいる。
阿弥陀にも登っている
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阿弥陀にも登っている
赤岳頂上UP。いるいる。
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赤岳頂上UP。いるいる。
金峰の五丈岩
地蔵のオベリスク
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地蔵のオベリスク
北岳。きれい。
鳳凰三山
阿弥陀頂上UP
権現小屋
モンスターと北、甲斐、仙丈
モンスターと北、甲斐、仙丈
甲斐駒UP
仙丈UP。小屋も見える
仙丈UP。小屋も見える
名残惜しいですが、西岳へ向かいます。
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名残惜しいですが、西岳へ向かいます。
こっちへ下ります。
こっちへ下ります。
しばらく、木に囲まれてます。トレースばっちり。
しばらく、木に囲まれてます。トレースばっちり。
ギボシ、権現が大迫力です。
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ギボシ、権現が大迫力です。
楽しくって仕方ない
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楽しくって仕方ない
いよいよ岩ゾーンに突入。雪に埋もれてる。
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いよいよ岩ゾーンに突入。雪に埋もれてる。
青年小屋
青年小屋から見上げた編笠
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青年小屋から見上げた編笠
青年小屋から富士がよく見えます。
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青年小屋から富士がよく見えます。
西岳をめざします。
西岳をめざします。
テン場横の避難小屋
テン場横の避難小屋
テン場には設営の気配なし
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テン場には設営の気配なし
樹林帯を抜けていきます。木がうるさいです。
樹林帯を抜けていきます。木がうるさいです。
水場、乙女の水に到着。出てません。
水場、乙女の水に到着。出てません。
しばらく下ります。
しばらく下ります。
ここでトレースが分かれてます。木で×しておきました。これだと風で飛んじゃうかな・・・右へ進みます。
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ここでトレースが分かれてます。木で×しておきました。これだと風で飛んじゃうかな・・・右へ進みます。
ギボシが違う角度でみれます
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ギボシが違う角度でみれます
アップダウンを繰り返す
アップダウンを繰り返す
赤岳とキレット
木々もきれい
西岳到着
5℃。編笠の方が暖かかった。
1
5℃。編笠の方が暖かかった。
三回目にして、やっと晴れたとご満悦。
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三回目にして、やっと晴れたとご満悦。
イエーイ
阿弥陀が凄い迫力です。
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阿弥陀が凄い迫力です。
左から阿弥陀、中岳、赤岳
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左から阿弥陀、中岳、赤岳
奥に硫黄
そろそろ下ります。
そろそろ下ります。
きれいです
さらさらしてます
3
さらさらしてます
プードルみたい
急な下りはシャリシャリの雪。
急な下りはシャリシャリの雪。
この辺りにテン泊の跡がありました。
この辺りにテン泊の跡がありました。
そろそろ長い下りが飽きてきた
そろそろ長い下りが飽きてきた
不動清水に到着
不動清水
信濃境駅の方へ林道を進みます。
信濃境駅の方へ林道を進みます。
五差路に到着。ここでアイゼンを外す。
五差路に到着。ここでアイゼンを外す。
ここまでアイゼンしてた方が良かったかも
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ここまでアイゼンしてた方が良かったかも
駐車場に戻りました。最高の景色が堪能できました。お疲れ様でした。
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駐車場に戻りました。最高の景色が堪能できました。お疲れ様でした。
14℃。春なのか・・・
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14℃。春なのか・・・

感想

三連休の初日。
明日は一人で山行なので近場に行こうと思い、貯まった仕事の処理をするため休日出勤。
するとTAMA0904さんから連絡。
明日どこ行くの?とのこと。あれ、青年小屋でテン泊してたんじゃなかったっけ?
急遽、行けなくなったとのこと。どこか行くなら行きたいとのことで、いろいろ候補を出す。
がっつり行きたいねとの私の一言で編笠山に決定。行けたら西岳を経由とする。

朝、5時半に起床。6時に出発。6時40分には道の駅小淵沢に到着。
TAMA0904さんも既に来ていた。トイレを済ませ、富士見高原まで移動。
先着は8台ほど。続々と車がやってくる。
TAMA0904さんの山友が前日、吹雪のため撤退との情報もあり不安ではあったが
今日の天気は間違いない。風もかなり少ないとの予報。
以前に三方分山の山頂でお会いしたyamartinさんお奨めの下記を利用して最近は予測している。
http://weather-gpv.info/

行ける所までノーアイゼン体力を温存する。
臼久保岩小屋 の手前付近で堪らずアイゼン装着。
そこから先に急登が待っていた。
アイゼンを効かせて登る。
少し平らになり出すと昨日の雪がフカフカと感じる。
樹林帯に差し込む光が、幻想的だ。
さらに進むと木が邪魔をして屈まないと通れない状態が連続する。
ついに森林限界に到着。ほぼ無風。信じられない。
エビのしっぽがあちこちに盆栽の如く現れる。
頂上がなんとなく見える。
岩はほとんど露出していない。

頂上に到着。
阿弥陀、中岳、赤岳、ギボシ、権現がドーン。
最高(*^_^*)
それぞれの山頂をカメラで覗くとたくさんの登山者が。
みんなそれぞれの山頂で、この景色を楽しんでいることだろう。
もうここでいいや。何時間でもいたいなあ・・・と思いつつも
ランチを食べてから当初の予定の西岳へ向かう。

青年小屋への下りは、夏山とは全く違い、大きな岩が雪に覆われている。
下るにつれ、権現、ギボシが大迫力で迫る。
青年小屋のテン場にはテントを張った形跡がない。
避難小屋は使えるようだ。
ここで冬山テン泊デビューもおもしろそうだ。

西岳への登山道は木々がうるさい。
途中、白樺がきれいな所、トレースが分岐している。
真っすぐ下りるのではなく、右へ右へ。
痩せ尾根気味のアップダウンを繰り返し、西岳に到着。
阿弥陀の南側が圧巻。奥に硫黄も見える。
編笠の後ろに富士山が見えて双子のようだ。

30分ほど景色を堪能し下山開始。
登山道の雪はシャリシャリ。
凍っては溶け凍っては溶けを繰り返すのだろう。
長い長い下りを進み、不動清水に到着。
コンコンと水が出ている。
林道を五差路まで進みアイゼンを外す。
少し先のロープ設置箇所までアイゼンをした方が良かったかな。

駐車場に到着すると、車はまばら。
西岳まで行った人は少なかったようだ。

すぐそばにある鹿の湯で汗を流す。
http://happoen.jp/
日帰り入浴 600円

さらに八ヶ岳のアウトレットへ行って山道具を物色するも、特に欲しい物がなかった。
40〜50%OFFセールしてました。

帰って地元の関係で食事会。がっつり食うぞ!!

今日も山と山友に感謝!!

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コメント

編笠テン泊
ryutakutanさん、こんばんは。
編笠はやっぱりいいですね。
甲斐駒、北岳など素晴らしい写真をありがとうございました。
編笠は登ってよし、眺めてよし、そして実は泊まってよしです。
冬山限定ですが編笠山頂でのテン泊は最高ですよ。(コッソリ)
色々な場所で冬山テン泊しましたが、編笠はトップクラスだと思います。
去年の2月に泊まったときのレコがあるのでよかったら見てやってください。
特に山梨県民にはお勧めです。
2014/3/24 23:48
Re: 編笠テン泊
Sanchan33さん
コメントありがとうございます。
毎週どこかに登られてますね。しかも土日両方とか。うらやましい。
とてもいい眺めですね。夏山よりもさらに素晴らしかった。
雪山にはまる訳ですね。(*^_^*)
確かに山頂はテン泊できそうですね。
編笠のレコ見ました。朝から夜まで楽しめるってのがポイントですね。
いつかチャレンジしてみたいです。
2014/3/25 12:39
ご無沙汰してます
レポ見ていたら私の名が...
私も3月は初級ですが、雪山行ってます。
入笠山、北横岳、三ッ岳、雨池山、縞枯山、茶臼山、東天狗、西天狗に行きました。
蓼科山、西岳、編笠、権現...も予定しているんですが、
季節がどんどん変わってしまい良い雪山行きが追いつかないかもしれません。
また、聞きたいこともあるので後ほど...
2014/3/25 7:03
Re: ご無沙汰してます
yamartinさん。
雪山コツコツと行かれてますね。
私も蓼科、権現リベンジ、金峰は行けたらと思っています。
ほんと暖かくなってきていますね。
では、後ほど。
2014/3/25 12:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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