【新人を連れて】春の蝶ヶ岳【卒業山行】
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- GPS
- 24:00
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,915m
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今年大学を卒業できることになったので、同級生と春山へ行くことにしました。
ついでに後輩も連れていくことにして、新入生2名を同行させました。
前夜に松本駅まで行き、高速バスターミナルから中の湯までバスに乗りました。
【1日目】
バスを降り、登山届を提出しました。
釜トンネルをのんびりと登っていきました。
出口には工事の警備員のおじさんがいたので話しかけてみると、大正池まで除雪済みとのことでした。
そのままランニングシューズで行くと、おじさんが言うとおりに完全に除雪済みでした。
大正池手前で除雪道は右岸へ行ってしまっていたので、ここからプラ靴に履き替えました。
上高地まではかなりハイカーが入っているようでトレースまみれでした。
河童橋からは岳沢を囲む峰々がハッキリと見えていてキレイでした。
ここは人影が多いものの、明神館までくると人影は全くありませんでした。
徳沢園までは登山者がある程度は入っているようでした。
小屋番は滞在中らしく、飼い犬が吠えていました。
この先はトレースも少なくなり、登山道は小さな雪崩に埋もれている場所もあったので河原に出て進みました。
横尾山荘の吊橋が見えてからもしばらく距離があったので途中で休憩をとってから
冬季小屋に入りました。
他に宿泊者はいませんでしたが、一人分のデポがありました。
【2日目】
多少、天候が不安な気がましたが予定通り蝶ヶ岳をピストンすることとしました。
槍見台でなんとか槍の穂先が見えたものの、なんとも怪しい雲が覆っていました。
3時間ほど登ると膝丈の積雪となり、僅かなトレースも見えなくなってしまいました。
天候はというと、さらに悪くなっていき、"なんちゃって槍見台"を過ぎる頃には雪が降りだしていました。
横尾山荘を出て4時間ほどで森林限界を越えることができました。
稜線にはなんとか上がったものの西から東へ抜ける風が強かったです。
新人の片方は立ち上がるごとに東側へ1メートルほど転がって行ってしまうような感じでした。
耐風姿勢もままならない状態なので、ザックを掴んで稜線からズルズルと引きずって降りました。
これ以上先には進めないと判断し、森林限界下で休憩を取り直した上で下山することとしました。
下りは比較的楽に下れました。
新人の内、合宿にマジメに参加している方は体力が有り余っている状態だったようでした。
半ば追い立てられるような感じで下っていきました。
しかし、もう一人の新人はほとんど登山経験がないので、体力的にも厳しく他のメンバーが歩調を揃えるような形で下山しました。
標高を下げるに連れて雪は雨となりましたが、横尾山荘までは3時間弱で下れました。
【3日目】
前日の天候が嘘のように良くなりました。
再アタックしたいと思っていましたが、体力の一番低いメンバーに合わせて行動するとなると
山頂へ行くのは厳しいと判断し、下山することとしました。
帰りもひたすら梓川沿いなので、川下りすることとしました。
徳沢園付近のケショウヤナギで一回休憩をとり、
明神館の橋付近でもう一回休憩をとってから
適当なところで左岸の登山道に戻りました。
河童橋まで戻ると、けたたましい音で土木工事をしていました。
流石、人気の観光地はカネの掛け方が違うなーなんて思いました。
大正池付近に来ると、行きにはなかった倒木が道路を覆っている場所がありました。
靴の履き替えは釜トンネル上の出口で履き替えてからトンネルを下りました。
トンネルを出たところで中の湯に入ろうと思いましたが、
どう考えてもぼったくりだったので坂巻温泉まで下りました。
しかし、なんと坂巻温泉は休業日…
仕方がないので適当に足湯をしてから松本までバスに乗り、帰京しました。
【まとめ】
色々と書きたいこともあるのでまた後日…
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