コマクサに会いに・秋田駒ヶ岳(花の百名山)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 499m
- 下り
- 488m
コースタイム
天候 | くもり時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
先週の月山のクロユリに続き、三大目標の第二弾の秋田駒のコマクサです。
今回は事前に開花状況(3〜4分咲き)を調べてからの登山で、その意味では前回と違い不安がなく、ただ天候が気になるだけでした。
去年、秋田駒には2回来てましたが、最高峰の「男女岳」にはまだ登ってなかったので、まずそこを目指しその後「横岳」を経由して「大焼砂」へ降りてコマクサに会うというコースを考えていた。しかし、写真のとおり「阿弥陀池」に着いた時点でも霧が晴れず眺望が得られないことから、急きょ予定を変更し、「男女岳」へは行かずに「横岳」経由で「大焼砂」へ向かった。(去年一度来ているので決断したが、初めてだったら引き返していたかもしれない。それほどひどかった。)
お目当てのコマクサは咲いていたものの、風があまりに強く、さらに霧雨がふきつけ、寒いし眼鏡は曇るしでゆっくりと観賞どころか、写真もまともに撮れない状況でした。(大焼砂周辺は去年も風が強く苦労させられたので、風の通り道なのかもしれない。)女王様は私ごときにそんな簡単に拝謁させてはくれないということなのでしょう。他の植物が生育できない厳しい環境でしか生きられないという宿命を負った、悲劇のヒロインのような花です。その独特な花びらといい、色といい、まさに女王の名にふさわしい気品を感じさせる花です。(単に、そう言われるからそう見えるだけなのかな?)
コマクサのことばかり話してると、他の花に嫉妬されそうですが、写真のとおり初めて見るムシトリスミレやオノエランなど沢山の花達が咲いていました。(花好きにはたまらない季節であり、山である。)そんなことで、駐車場には車が溢れ、バスも臨時便を増発していました。
強風と霧雨で散々の登山でしたが、主たる目的のコマクサに会えて満足、満足。
さあ、いよいよ来週はハヤチネウスユキソウに会いに行くぞー。
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