水ヶ森・乙女高原・中津森
- GPS
- 01:36
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 433m
- 下り
- 426m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乙女高原:水ヶ森林道がクリスタルラインにぶつかる終点直前のヘアピンカーブのすぐ手前、山頂直下の林道沿いにこちらも路駐させていただきました。とは言えその場で切り返して帰れたぐらいの道幅はあったと思います。 中津森:水ヶ森林道を戻り、林道荒川支線に起点を右折して入ります。入り口には「一般車両通行禁止」の看板がありましたが、ゲートが閉められているようなことも無く普通に通行出来ました。休日の早朝だったおかげかもしれませんが、曜日や時間帯によっては作業車の妨げになる可能性もあるとおもいますので、もし通行する場合は自己責任でお願います。荒川支線から林道奥千丈線にぶつかったら左折します。奥千丈線も4/26〜6/5まで工事中ですが、GW期間中と日曜日は通行可能との案内が県営林道のホームページに出ていました。奥千丈線を左折して少し進んだ先にあるヘアピンカーブの頂点から右へ入るコンクリ舗装林道がありますが、「閉鎖中」の看板が立っていてバリケードが置かれています。バリケードは動かせるので行けるとこまで行こうかとも考えたのですが、ちょっと行った先にすぐにちゃんとしたゲートが閉鎖されていましたので、バリケード脇に車を停めて正解でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水ヶ森:林道からトレイルへの取り付き、つまりスタートは、ほんのちょっとですが急な斜面を斜めによじ登ります。一応ピンクリボンが付けられているポイントがありますのでそこを目印にするといいと思いますが、それほどちゃんとした道っぽくなっている訳でもありませんので、ぶっちゃけどこから取り付いても大差はありません。上に上がって少し奥に入ると、帯那山から続くトレイルに出ます。ここは割とちゃんとした道になっていますが、すぐに傾斜がきつくなり、道も分かり辛くなります。距離的には往復1卍度なので全然大したことないのですが、コースタイムを見ると弓張峠から38分とそこそこの長さ。それも納得のかなりキツイ傾斜です。普通の親切な山道ならロープが張られてて良さそうなぐらいなのですが、そんなものは一切無いので、木を掴んでグイっと登って行くのがいいですね。 乙女高原:恐らくはシリーズ最短距離と思われます。どのぐらい近いかと言うと、山頂表示から下を見下ろすと、林道に止まっている自分の車が見えるぐらいです。車のところからだと道無き斜面をダイレクトに上がっていく感じにはなるのですが、藪でもないしそれほどキツイ傾斜でもないので普通に上がれます。ただ、上に上がってから分かったのですが、もう少し手前に作業道の入り口ゲートがあって、そこから林道が山頂脇まで続いていました。ただしそっちから登ると、折り返したりもあるので距離は少し延びます。 中津森:車を停めたコンクリ舗装林道を進んでゲートの脇を抜け、林道はその先も続いており、先人の足跡の多くはそちらに付いていたのですが、それだと少し遠回りになるのと、ゲートのすぐ先にピンクリボンが付いていて、そこから左にダイレクトに空き瓶山まで上がる足跡も少しですがあったので、登りは最そちらの短ルートをチョイス。道無き道ではありますが、ここもそれほどキツイ登りではありませんでしたので、粛々と登って行くとそのうち先の方の地面にキラリと光るモノが見えてきます。空き瓶山の山頂付近はその名の通り、空き瓶が結構な数散乱しています。正直ちょっと残念な光景ですし、割れてるものもありますので、瓶には近寄らない方がいいと思います。空き瓶山からちょっと下ってまたすぐに登り返しになります。その先で稜線の鞍部にでますが、左にすぐピークっぽいものが見えます。でもこれは何でもないピークですので、そちらへは行かずに鞍部は右に進みます。そこを登り切った先が山頂です。下る際は、登って来た位置をしっかり覚えていないと間違う可能性大です。自分もはっきりした尾根を下ろうとしたところで念のためアプリ見たら、東から登って来たところを、南の方へ下ろうとしていました。すぐに気付いて方向転換して、鞍部まで下ったのですが、この辺りで何やら「グルルル」みたいな音が聞こえました。まさか熊?と思ったものの、姿は見えないし動く物音もしません。でも遭遇したらシャレにならんと思って急ぎ気味に下りました。ちなみに鞍部には左にピンクリボンが付けられていますので、真っすぐのピークの方には進まずに、左へくだります。下っている途中にもう1回同じような「グルルル」音が聞こえたのですが、相変わらず気配は無し。とにかく急いで下りそれ以降はそういった音は聞こえなくなりましたが、空き瓶山から多くの足跡が付いている、少し遠回りの林道へ出るルートを進んで林道までもう少しという辺りだと思いますが、木に熊が爪で引っ掻いたような傷が付けられているのを発見。真相は分かりませんが、いかにもそれっぽい感じでした。結果的に無事帰って来れましたが、入山する際は十分にご注意ください。あ、それと、スタート地点から林道沿いに、大きなタラの木が結構な数生えていたのですが、残念ながらほとんどがもう涸れている様子で、山菜の王様GETとはなりませんでした。 |
写真
感想
先週は金曜の夜から翌朝にかけてUTMFのエイドのボランティアに参加させていただきました。場所は精進湖辺りでしたので、終わったその足でついでに近くの大室山にでも登ろうか?とも考えてみたものの、さすがに前日昼間に普通に仕事をし、その足でそのままボランティア。多少休憩は取ったものの、仮眠をするほどガッツリ休んでないため当然寝不足。行こうと思えばひと山ぐらいは行けなくもなかったと思いますが、そこまでの気力が湧いてこなくて結局自粛。でも帰りの途中のコンビニで少し仮眠を取るぐらい眠かったので、結果的には無理しなくて正解だったかなと思います。その代りに次の日曜日に行くぜ!と決めて3:30に目覚ましセットして、一旦起きてはみたものの、そもそも徹夜明けで結局家で変な時間に寝てしまったため、時差ボケ状態を脱しておらず、どうもモチベーションが今一つ。そんな状態だったので、無理せず先週は登山はお休み!
ということで2週間ぶりとなったこの日。GW前半の3連休の中日ですが、前日まで結構な雨が降り続いていましたので、早朝から本格登山はチョイリスキー?と考え、ようやく長い長い冬期林道閉鎖期間が明けた直後ということで、そちら方面のお手軽三山固め打ちをチョイス。
武田神社の裏手をずっと車で上がって行き、要害山の登山口を通過し、年明け一発目に登った棚山の登山口太良峠から帯那山方面へ。ここから先が冬期閉鎖区間ですね。細めの舗装林道をガンガン進み、山梨百名山随一の短距離登頂が可能な帯那山の登山口も通過。初めて来たときはここまででも随分走ったなと感じたのですが、今回はまださらに奥へ。このもう少し先だったと思いますが、林道開いてから誰も通過していない証拠が1枚目の写真。林道にデーンと横たわる大きめの枝。これはさすがに踏み越えられないと判断し、仕方なく下りて手でどかしました。それ以降もここまでの大きさでは無いものの、枝は結構落ちてました。踏み越えたと思ったら、車の足元から引きずるような異音。降りて床下覗いてみるとやっぱり枝が引っかかってました。
そしてこの日1座目の水ヶ森。想定外の急斜面に苦しめられるも、距離大したこと無いのでサクッと登頂、甲u斐百山通算63座目。
そして次の乙女高原。名前とは裏腹に、車を停めたところからあっという間の頂上まで、山頂表示以外は一切、その名前に相応しいものは見られなかったのですが、実はそれらしきものは上ではなく下にあったみたいですね。クリスタルライン沿いに多少それらしきものがあったようです。
そしてこの日ラストの中津森。他の山との位置関係、移動ルートを正確に把握していなかったのですが、何となくイメージで乙女高原よりもっと奥にあると思ってたら、実はもっと手前を別れた先。中津森先でも良かったのかな?
ここの登山口までのアクセス道は、地理院地図で見ると細めの林道だし、Googleマップだと水ヶ森林道から別れた先はストリートビュー無かったので様子を伺えず。とは言えかこの先人の記録を見ると今回の自分と同じ位置からスタートした方もいらして、ここまではアクセス可能なんだなと分かってちょっと安心。
とは言えこの山、
1.枯れまくりのタラの木 2.空き瓶山の名の通りの大量の空き瓶 3.正体不明の「グルルル」音 4.熊の爪痕らしき木につけられた傷
などなど、自分的には残念な要素が多くてあまり好きになれません。
とは言えこれで、甲斐百山登頂通算65座となり、3分の2が目前となってきました。
これからは林道が開いたので北方の手付かずの山々の固め打ちがある程度可能ですので、その辺りをつぶしていけば、90座ぐらいまでは結構早いペースで行けると思います。とは言えこちらも当然ハードな山もそこそこ含まれていますので、コンプとなるとそう簡単には行きません。そんなハードな山にはいい季節にチャレンジできるよう、お手軽山は早めに制覇しておきたいですね。
さて、2日は外せない仕事のために休みは取らずに出勤ですが、まだまだGW真っ只中。週末の前に後半の3連休でもどこか行こうと考えてます。
ということで、次回はどこの山に登ろうか?
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