<秀麗富嶽十二景・第九番>倉岳山・高畑山ー驚きの残雪と癒しの清流
- GPS
- 06:53
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路: 鳥沢駅(〃) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特段危険を感じる箇所はない・ ・倉岳山・高畑山とも秀麗富嶽十二景に選定されているだけに晴天時は富士がすばらしい。 ・倉岳山への登りは後半思いのほか雪が残っている。 ・気温が高く腐れ雪のためアイゼンは不要(4本を持参したが出番なし)。 ・沢筋の上を歩く際は踏み抜きに注意。(川ポチャだけですが、少々痛いかも) ・稜線までの最後は少々急登。 ・山頂直下は思ったほど急登ではない。 ・倉岳山〜高畑山は小さなアップダウンが連続し、途中「天神山頂」もあり楽しめる。 ・高畑山から鳥沢駅へは、山頂広場から直接北へ下る。(昭文社地図では少し西に行ってから下るように書かれている) ・最初思いのほか急下りだが、すぐに平坦なトラバースになる。最後、沢筋までまた急降下。 ・沢筋(オシノ沢)は清流と苔が映えるヒーリングコース。最後にここは癒される。 ・下山後の鳥沢駅までの車道歩きが意外と長い。 |
写真
感想
4月にネパールへトレッキングに行くという元上司(LA駐在時代の)から、山に連れてけコールが出たので、雪が融けるのを待って月末に企画。彼は2月は日本は雪だったのでLAでミニハイクに2度出かけたとはいえ、日本での山歩きは、ん十年ぶりの新人同様と言う。
好天にも恵まれ、朝から絶好の登山日より。
梁川駅前から倉岳山が目の前にみえる。山頂へは左よりの谷筋を鞍部まであがり、あとは稜線だが、山頂直下は結構角度ありそうにみえる。
登山口までアメリカ時代の話など盛り上がっていると、登山口を素通りしてしまい、5分ほど行き過ぎてUターン。
戻ると、何のことはない、結構大きな標識と登山届けのBoxまであり、これを見逃すか(!?)と思うほど。
歩きやすい山道を行くと、ほどなく谷筋コースになる。
苔蒸した感じで水流は少ないが2,3度、渡渉をこなす。
北斜面だけあって、標高500m付近から残雪。
700m付近から上はほぼ真っ白な残雪で、谷筋はまだ1m近く残っているところもある。
3月末でこれとは、今年の雪はやっぱり大変だったんだな、と改めて思う。
しばし壷足と稜線までの急登を息を整えながらいくと鞍部に出る。
相方はこの辺のしんどい場面はほぼ無言で歩いている。
鞍部から倉岳山〜高畑山間は小さなアップダウンが連続する。
稜線で太陽が出ていると、長袖シャツ1枚でも暑いくらい。
倉岳山頂に到着。1人が休憩中。
10時半だがランチ休憩とする。その間に10名前後が到着。
次は高畑山へ。ここも小さなアップダウンが続くが、基本的には歩きやすい。
穴路峠を経て小1時間で高畑山。
こっちは12時過ぎということもあり、10名以上がランチ休憩中。
さきほどよりモヤってきた富士を眺めながら、休憩。
昔話に花を咲かせる。
休憩の後、高畑山の山頂広場から直接北へ急降下。
ひとしきり下ったあと東にトラバース。この辺は緩斜面で歩きやすい。
午後の陽光を背に浴び、まったり歩きが楽しめる。
下から沢音が聞こえてくると、短い急降下。
ここからは沢筋の緩斜面をくだる。
渓流の音と苔むした空間はまるでヒーリングハイク。
相方とともに、ゆったり、のんびり歩きを楽しむ。
登山道が終了したあと、鳥沢駅までの車道歩きが結構長い。
電車アクセスだとよくある話ではあるが、初心者の同行者はこれにも参ってた模様。
さて、ネパールトレッキングはアップダウンの少ない稜線歩き、とはいうものの、これで準備OKかな?
その辺はさておき、晴天の春日に残雪、富士、渓流ヒーリングコースとのんびり歩きが満喫できた一日ではあった。
最初に地図を拝見したら、最初に盲腸のような線が伸びているので、???と思っていたら、あの立派な看板と登山ポストを見逃されたとは・・・
よほど昔のLA話に花が咲いていたのですね。
もしかしてFlower Movementの頃ですか、駐在はされたのは?
でも、ちょっと、古過ぎますか・・・いちご白書。
さて、拙者はこのコースを逆で歩きました。
が、この2月、最初の大雪の後に同じルートで臨んで、あっさりと撤退したのが印象深いです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-406254.html
ShuMaeさんが、三頭山で撤退された時だったかな?
近々、倉岳山から上野原駅まで縦走する腹積もりですので、参考になりました。
尾根に出れば、あとは、何とかなるって感じですかね
隊長
隊長、
おはようございます。
いや〜、あの目立つ登山道入り口を逃したとは、私らも二人でビックリ。
昔話に花を咲かせ過ぎと反省至極でした。
LAに居たのはNine Elevenの少し後ですよ。Flower Movementってググッテみましたが、ベトナム戦争前後の反戦活動やヒッピーの・・・、ちょっと古すぎです
隊長の倉岳チャレンジレコ、よく覚えてますよ。
腰まで雪で×マークが先遣隊から出たのでUターン。
私も雪を見たとたん、これは 隊長のリベンジも兼ねて走破せねば、と意を強くしました
当方はほぼ夏道で歩けたのですが、ところどころ沢筋から離れるところがあったので、
深雪では、ここは谷筋一直線だから厳しいのかな、なぞと思っておりました。
僭越ながら、カシミールで隊長ルート(赤)を当方ルート(ピンク)と比較させていただいたところ(Ref↓)、やはり最後の急登前の少し谷筋を離れるところまで歩かれたようです 。
https://plus.google.com/photos/101475198064525171814/albums/5996398286848909025
それにしても、あの大雪の中、稜線直下まで詰め寄られてたとは驚きです
ここの上野原までの稜線は気になりますよね。私もそのうちとは思ってるのですが、行きたい山がたくさんありすぎていつになることやら・・・ しかし、この辺はなかなかいい山域なので大月エリアはまた歩かせてもらおうと思っています
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する