高芝山・三窪・鈴庫山・ハンゼノ頭(甲州百山 78座目 甲斐百山 55・56座目)
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- GPS
- 05:32
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 850m
- 下り
- 860m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
富士山が見えそうであれば、蛾ヶ岳に行こうかと思っていたが、どうも雲行きが怪しかったので、予定変更。
柳沢峠から、高芝山、鈴庫山、ハンゼノ頭を踏む変則周回を行った。
また、倉掛山や石保土山を登山する際に接続できるように、板橋峠手前まで、足を延ばすように順路を組んだ。
高芝山: 柳沢峠から、竹森林道を使って、高芝山入口まで移動。竹森林道は、舗装に割れなど無く、落下物があるものの綺麗な林道。景色が良く、山々やループ橋を眺めることができた。2kmほど歩くと、高芝山入口。道路脇から山道に入る。高芝山山頂まで、往復で2kmほどなので、貴重品、水分、ストックを持ち、他の荷物はデポして高芝山を目指した。
出だしは踏み跡があるものの、徐々に、落ち葉が積もり不鮮明になる。目印はそこそこあるものの見失うことも十分に考えられるくらいだった。裂石分岐を越えると、高芝山山頂の取り付きまで、一直線だが、それでも、踏み跡がないので、GPSで確かめながら進んだ。取り付きから山頂までは、急登。目印はあるものの見落としてしまったので、強引に登ってしまった。
高芝山山頂は、ほぼ眺望なし。狭くて痩せ気味の尾根という感じで、あまり人が入らない雰囲気だった。
道迷い注意。GPSが無いと、不安になるくらいの踏み跡の無さだった。
山頂直下は、急登。左手側からが正解のよう。行きは気付かなかったが、マークがあった。
柳沢ノ頭: 高芝山山頂から高芝山入口に戻り、荷物をピックアップ。竹森林道を僅かに引き返して、柳沢ノ頭方面への分岐に戻る。分岐からの出だしは、階段になっており、過去にしっかり整備されていたようだが、結構朽ちていた。また、落ち葉が、かなり積もっている道。柳沢ノ頭までの間に、道を見失ってしまう箇所があったが、見回すと、階段が落ち葉に埋もれていた。それ以降は、尾根歩きになり、すぐに、柳沢ノ頭。
柳沢ノ頭は、眺望あり。富士山が見えるようだが、今回は、雲の中だった。
一応、道迷い注意。
三窪: 柳沢ノ頭から、更に尾根伝いに進んでいくと、三窪(みつくぼ)。中央線から見える山の一つだが、ピークになるのか、三窪高原の名称のみなのか、分からず。行きは、そのまま気付かず、通り過ぎてしまった。
特に危険個所無し。
鈴庫山: 三窪の僅かに先に下ると、三窪高原休憩所。東屋があり、そちらを鈴庫山方面へ向かう。鈴庫山分岐までは、若干荒れ気味だが、整備された道だった。
鈴庫山分岐から、鈴庫山山頂までは、ピストンなので、こちらでも荷物をデポして、鈴庫山山頂を目指した。鈴庫山分岐から、鈴庫山山頂までは、山と高原地図だと破線ルートだが、変わらす若干荒れ気味の整備された道。一般登山道と言っても良いくらいだった。鈴庫山山頂直下からは、僅かに道の狭い急登気味の道になるが、距離は短く、難路というほどではなかった。
鈴庫山山頂は、眺望あり。以前、登った、小倉山や塩ノ山が中央に見え、絶景だった。こちらも、富士山が見えるようだが、雲は晴れず、見ることはできなかった。
頂上直下のみ、滑落しないよう注意。
三窪高原の四等三角点: 鈴庫山分岐引き返し、荷物をピックアップして、笠取林道方面へ。出だしは、落ち葉が多く、踏み跡が分かり辛い。先に、朽ちたり、苔むした階段があったので、正解だと分った。さらに進むと、小高い部分を避けるようなトラバース路。小高い部分には、モダンな造りの謎の建物もあったが、近寄らず。東工大の柳沢峠山小屋らしい。尾根伝いに階段を登ると、電波塔が見えてきた。
電波塔から板橋峠方面へ。電波塔から僅かに進むと、笹が出てきて樹林帯ではなくなり、視界が開けてくる。雰囲気が変わり、遠くの山々が見える。
しばらく歩くと、三窪高原の四等三角点。一部、眺望あり。西側の山々が僅かに見えた。
特に危険個所無し。
藤谷ノ頭: 更に歩くと、藤谷ノ頭。一部、眺望あり。先ほど通った電波塔が見え、遠くに、大菩薩嶺方面が見えた。
特に危険個所無し。
ハンゼノ頭: 藤谷ノ頭を下ると、いきなり、大規模なソーラー発電施設が見えてくる。いきなり人工物が出てきて違和感があった。ソーラー発電施設の脇を抜けて、斉木林道に合流。折り返して、斉木林道を進み、ゲートから先ほど通った電波塔まで進んだ。電波塔までは、僅かに荒れている部分があるが、綺麗な非舗装道路だった。
電波塔付近から、ハンゼノ頭を目指す。
行きで気づかなかった、東屋があり、そちらを目指して下りると、公衆トイレもあった。この辺りが、三窪高原。こちらは、6月になるとレンゲツツジが咲くらしい。
東屋の横を抜けて、小高い丘に進むと、そこが、ハンゼノ頭。こちらも、見晴らしが良く、遠くに街並みが良く見えた。こちらも、富士山が見えるようだが、雲は晴れず、見ることはできなかった。逆側は、奥秩父方面が見えるが、木々が邪魔している。少し道を外れると、良く見えた。
特に危険個所無し。
三窪: ハンゼノ頭から、下山開始。ハンゼノ頭から、すぐに、三窪高原休憩所となり、分岐から柳沢峠を目指すが、行きでスルーしてしまった、三窪の地点を確認するため、寄り道。山名の表示板が無いか、ピークらしき場所を探してみたが、見つからず。諦めて、帰路に就いた。
特に危険個所無し。
柳沢峠まで: 分岐からは、落ち葉の積もった、踏み跡の分かり辛い道。1回道をロストして、GPSを見ながら、下山した。途中からは、道が鮮明になったが、違う方向へ行ってしまうところだった。
最後に林道と合流して、カーブしながら、下りると、ゲート。ゲートを抜けると一般道となり、柳沢峠まですぐだった。
道迷い注意。GPSがあった方が安心。
ハンゼノ頭を最後に訪問すれば、雲が晴れて富士山が見えるかと期待したが、終始、雲の中だった。
それでも、富士山以外の景色を眺めることができたので、良い山行だった。
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