至仏山・景鶴山

2022年05月02日(月) ~ 2022年05月03日(火)

• GPS: 13:19
• 距離: 29.2km
• 登り: 1,642m
• 下り: 1,644m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:53
• 合計: 3:48

距離 7.6km 登り 652m 下り 835m

10:29 鳩待峠
12:14 13:07 至仏山
14:17 至仏山荘

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:26

距離 21.5km 登り 1,002m 下り 821m

5:34 至仏山荘
6:11 牛首分岐
6:24 6:28 東電下の大堀橋
6:44 6:48 ヨッピ吊橋
6:52 6:53 ヨシッ堀田代
8:32 与作岳
9:25 10:16 景鶴山
10:57 与作岳
12:00 ヨシッ堀田代
12:11 12:13 ヨッピ吊橋
12:33 12:34 東電下の大堀橋
12:56 牛首分岐
13:37 14:07 至仏山荘
15:00 鳩待峠

天候

5/2(月): 晴れ☀️→薄曇り🌤。無〜微風。
・13時半過ぎ、にわか雪。
・17時前から断続的に雪❄️。朝までに+5cm
5/3(火): 雪❄️→晴れ☀️。無風。
・10時頃まで雪はらはら(稜線)
・11時頃に完全に晴れた😢

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路
JR高崎線/上越線 上野5:13→高崎→沼田8:01
関越交通バス 沼田駅8:05→尾瀬戸倉9:31
シャトルバス 尾瀬戸倉9:40→鳩待峠10:02
■復路
シャトルバス 鳩待峠15:14→尾瀬戸倉15:41
関越交通バス 尾瀬戸倉16:07→沼田駅17:33
JR上越線/高崎線 沼田18:02→高崎→赤羽20:43

コース状況／危険箇所等

■5/2(月) 至仏山
・前晩に5cm位積もったらしく、純白の雪山。午後も雪質緩まず。
・登りはスノーシュー、下りは10爪を使用。

■5/3(火) 尾瀬ヶ原
・早朝は5cmの積雪に覆われてた。
・午後はシャーベット雪になってた。主要路の牛首分岐〜山の鼻間は、幅広くざっくざくに耕した状態。
・スノーシューで朝の新雪面も、帰りのぼこぼこ面も楽に歩けた。踏み抜きに苦労される方が多かったようだが、特に不安無くガンガン歩けた。

■5/3(火) 景鶴山
・深さ約10cmの新雪。山頂手前の岩までスノーシュー、その奥はアイゼン＆ピッケル使用。
・評判の、山頂手前の大岩は、右側を巻いて行けました。直接岩によじ登ることもできそうでしたが、すぐ右脇に岩と雪の間に幅50cm深さ4, 5m位の隙間ができており落ちたらヤバそう。不安になって、おとなしく巻きました。
・往来: 登り〜山頂で6人、下りですれ違い:14人

その他周辺情報

■至仏山荘
・尾瀬のお風呂にシャンプー、ボディソープがあって驚いた。コロナ対応で衛生を優先し、(環境にやさしい)ソープ類を置いているらしい。(将来は未定とのこと)
・無線LANあり。

写真

5/2 10:20

■5/2(月)■ 都内から電車バスを4回乗換え5時間かかって鳩待峠。10時にもなると人は少ない。

5/2 10:32

出だしから好雪質。この時期にシャブ雪でないとは。
スノーシューなので少し踏み跡を外して新雪楽しむ。

5/2 11:05

午後から崩れる予報だったが、幸いまだ雲かからず。

5/2 11:35

まずは小至仏山へ

5/2 11:54

小至仏山頂は巻いて省略。

5/2 12:40

至仏山山頂。大賑わい。
3分の1はBCかな？

5/2 12:44

燧ヶ岳の山頂も雲かかることなく、セーフ。

5/2 12:55

[南東] 男体山・日光白根〜皇海山あたり。南から雲が流れ来て、雲多い。南方の武尊山は頻繁に雲で隠れてた。

5/2 13:07

[北] 越後三山 (八海山/中ノ岳/越後駒ヶ岳)。

5/2 13:15

春先限定の山の鼻への下山ルート。(普段は登りのみの一方通行)
一部は下地が出ており、アイゼン外して木段歩き。

5/2 13:28

その下。一枚バーン。ここ滑りたい。

5/2 13:28

至仏山頂よりも、下山途中の方が、きれいに見下ろせる。

5/2 13:51

下山中ほぼず〜っと眺めながら下れる。

5/2 13:52

翌日行く景鶴山が脇に見えてた。
(奥の尾根を、右端の付け根から登ることになる)

5/2 14:17

14時過ぎには至仏山荘。

5/2 16:52

16時半頃から激しく降雪。

5/2 17:45

雨雲レーダー見ると、尾瀬周辺だけ雪...
(この後も、翌朝まで断続的に降った)

5/3 5:39

■5/3(火)■ 5時半頃、まだ雪舞う中を出発。

5/3 5:45

雪の木道。新雪が5cmくらい積もっている。

5/3 5:55

雪がかぶさってぼやけた溝(踏み跡)をたどる。

5/3 6:10

牛首分岐。左折。

5/3 6:25

本日の核心部��: 床板も手すりもない東電下の大堀橋。スノーシューのまま強引に渡って超恐怖体験。
(帰りは雪消えてたので素足でスタスタ渡れました)

5/3 6:44

核心部��: 床板のないヨッピ吊り橋。ぐらつくワイヤーにしがみ付きながら、これまたスノーシュー履いたまま恐々渡る。

5/3 6:53

ヨシッ堀田代に突入。いよいよ目指す尾根が近づく
(左上の岩が山頂)

5/3 6:57

東電小屋の手前で、適当なとこで雪原渡って尾根に取り付く。

5/3 7:04

尾根の側面斜面をよじ登る。
雪が多く、スノーシュー続行。

5/3 7:47

尾根に乗ったら、林間を新雪踏みながら抜けていく。スノーシューで快適。楽しー

5/3 7:53

右脇に燧ヶ岳。(なおこの後、雲行き悪化して見えなくなる)

5/3 8:08

まもなく与作岳。左奥に△に尖った景鶴山が見え始める

5/3 8:36

与作岳を通過すると山頂しっかり見えてくる。
パウダーをさくさく走り下る。

5/3 8:42

5/3 8:46

シューで気ままに歩いてて、振り返ると踏み跡ヨレまくり。（この後、ここが本日の踏み跡になってしまった。後続の方々、すみません）

5/3 9:04

核心部との評判の山頂手前の岩。
ここでスノーシューはデポし、アイゼン＆ピッケルに換装。右側から巻いていく。

5/3 9:30

山頂。9時半に着いた時点では、真上に時々青空が見え隠れするものの、尾瀬ヶ原はガスで全く見えず。

5/3 9:28

5/3 10:09

10:15まで雲が晴れるのを待ってみた。が、せいぜいこの程度で、時間切れ。(中央奥の白いのが尾瀬ヶ原)

5/3 10:20

下山始めたら、しっかり見え始めた...

5/3 10:29

下山正面の燧ヶ岳も、この有様

5/3 10:31

尾瀬ヶ原を側面から見下ろすのは新鮮。
(昨年、対岸？のアヤメ平の稜線からは見えなかったので)

5/3 11:15

10時半過ぎると一気に天気がよくなってきて、
(写真は燧ヶ岳)

5/3 11:28

右脇に見下ろす尾瀬ヶ原も、すっかり晴れて良い感じ。

5/3 12:01

正午に尾瀬ヶ原に下り立つ。晴天の山頂を恨めしく見上げる。

5/3 12:09

下りたら燧ヶ岳も山頂まで見えてるし

5/3 12:19

陽射し強い。アヤメ平の稜線も気持ちよく晴れてる。

5/3 13:04

牛首分岐から山の鼻への帰り道は、朝と変わって、幅広くボッコボコになってました。スノーシューがありがたい。

5/3 13:17

午前中は雲隠れしてた至仏山の山頂も、正午過ぎには見えるように。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

ikerina

・GW前後しか登れない尾瀬の景鶴山。至仏山荘に「2, 3, 4日どこか1人泊まれません？」とTELしたら「明日なら1人泊まれます」とのことで、急遽行ってみました。(夕方予約取れて、大慌てで雪山準備)

・お天気に大分翻弄されました。
月曜は ”天気いいけど不安定。15時頃から雨降るかもね” という予報でしたが、午後一でお天気雪❄️降ってきました。
火曜は "本州は好天" との予報にドキワクでしたが、朝起きたら5cm位積もっててさらに降雪中。戸惑いながらも "すぐ止むだろ” と思ってスタートしたら、思いの外粘られて、10時頃山頂でもまだ降ってました。
尾瀬ヶ原は白く霞んでほとんど見えず、燧ヶ岳は何処？ 好天って言うてたやん！
しばし山頂で粘ったが時間切れで下山。途端に天気良くなりました😢 山のあるある
この日 (もうお一方と共に) 一番に登頂したと思うのですが、眺望の上では残念。あとせめて30分山頂に居られればよかったのに。後続の方々は、山頂で素晴らしい眺めを満喫されたことでしょう。

・積雪期の至仏山は初めてでしたが、GWでも新雪のおかげで純白で美しく。また、この時期限定の至仏山から山の鼻への下山ルートは、燧ヶ岳と尾瀬ヶ原をずっと前に眺めながら下りられて、とても爽快でした。蛇紋岩ですべる心配もないですし。

コメント

かずらん

滑りこみで至仏山荘😲
至仏山はアレだけど、景鶴山は比較的静かな山行を楽しめたのでは？
天気は微妙な感じなのでしょうがタイミングが難しいんで仕方ないですよね。
降りたら良くなるのはお約束って事で😁
難峰お疲れ様でした。

ikerina

天気はあれあれ？という感じでしたけど、雨は降りませんでしたし、この時期にスノーシューで新雪の感触を楽しみながら雪原歩けたりで、結構楽しかったです！

ヒデ

景鶴山頂でお会いしたものですお疲れ様でした。

ikerinaさんが先頭でトレースを作ってくれたのですね？
その後4人グループ、私と続いたようでありがとうございました。
お陰様でトレースが有り楽に登頂出来ました。
帰りも1番で下ったため雪がグズつく前に帰ることが出来ました。

急遽決定の尾瀬でしたが至仏山・景鶴山と満喫されましたね！

ikerina

4人パーティの方々が先に尾根を登られてて (竜宮に前泊？)、途中から、山の鼻から出発した私や大阪からの方が先頭に変わりました。
とはいえ、踏み跡がないきれいな雪面をシュー踏みしめながら登っていくのはとても楽しかったですよ。深くもなかったですし。

お互い、山頂からの景色は残念でしたね。hide-sakuさんが下りられた後も、残る6人しばらく粘ったんですがあまり変わらずで、10時過ぎにはみな山頂を去りました。その後登って来てた方々がうらやましいです！