1年ぶりの再会 文覚沢↑・地神・門内・門内沢↓ 新潟百名山No.34-2
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- GPS
- 10:55
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
天候 | 快晴 爆風(18-20m) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
倉手山登山口駐車場まで除雪済み そこから先はまだ雪崩跡多数 |
写真
感想
前から気になっていた文覚(もんかく)沢へ。
沢に降りるまでが核心と思っていましたが、まさにその通り。降りてしまえば、沢沿いに登っていくだけなのですが、降りるのはとても苦労しました。
◯倉手山登山口駐車場ー飯豊山荘
まだ雪崩れ跡が多数あります。結構なペースで解けているとは思いますが、全てなくなるのはまだ先かなという感じです。
◯飯豊山荘ー入渓まで
湯沢の管理道があるのでそれに沿って進みます。途中踏み跡がある箇所もありますが、ピンクテープなどは特になかったので地図を見ながら進みました。沢を見てみると湯沢と文覚沢の分岐手前から入渓できそうだったので湯沢まで進まずに入渓しました。湯沢まで行くと入渓後に中尾根を乗り越えなければならずきついかなとは思いますが、そちらの方がメジャーなようです。手前で降りるのは、なかなか傾斜が急で道のようなものはがあるにはありますが、ロープあってもいいのかな?と感じる傾斜でした。また、掴まるものが少ない箇所もあり不安なところもあります。下の雪渓の状況をよく見てからどこから乗るのか決めるのがいいと思います。
◯入渓ー丸森峰への沢分岐
入渓からしばらくは幅の狭い沢を登ります。向かって左手から大規模な雪崩が発生しており通るのが少し怖かったです。その後も大小様々な雪崩れ跡を通過しながら、徐々に標高を上げていきます。文覚沢は曲がっているところが多いので他の沢に入ってしまわないようにきちんと地図で確認しながら進むのがいいと思います。丸森峰への沢の分岐手前の時点で文覚沢の全貌はまだ見えていません。丸森峰が目の前に見えていますが、そこを左に曲がり入ります。
◯丸森峰への沢分岐ーP1443
夏には連瀑帯になる急登を登ります。この日は、前日に降ったと思われる新雪で5月に脛ラッセルでした。吹き溜まりの深いところでは膝下程度はあったと思います。急登を登り終えると周りが開けて広い沢になります。しばらく沢沿いに進み、右と左のどちらに行こうか迷うところが出てきますが、そこがP1443です。
◯P1443ー主稜線
P1443から先、自分は右の沢に進んでしまいましたが、正解は左の沢だそうです。左に進むと扇ノ地神に緩やかに登っていき直登できますが、右の沢から扇ノ地神に行こうとするとなかなかの斜度をいかなければならずに苦労することになります。自分は右に行ったのでは扇ノ地神と地神山の最低鞍部から主稜線にでました。
◯地神山ー門内岳
ずっと主稜線を歩きますが、登山道を外れて歩いた方が歩きやすかったです。登山道を歩いて岩などに下手にアイゼン引っ掛けながら歩くよりは雪の上歩いた方が楽です。この日は稜線上は暴風で何度も飛ばされそうになりました。
◯門内岳ー石転び沢出合
門内沢を降ります。門内岳直下あたりでは雪庇が発達していたので少し北股方向に歩いてから沢に入りました。初めは急傾斜ですがしばらく降るとだいぶ緩くなります。上部にクラックがありだいぶ深かったので気をつけて歩きました。落ちたら助からない深さだと思います。途中シリセードで時間短縮も図りながら降りました。
◯石転び沢出合ー飯豊山荘
例年通りという感じですが、今年は残雪多いらしいです。川沿いのへつっている所は気をつけて通りました。
fudebakoさん、osm310さんの記録が大変参考になりました。ありがとうございます。
コメント
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雪渓遊びにも良いシーズンになってきましたね。お互い安全に楽しみましょう。
コメントありがとうございます〜
やはりあそこ行くのは物好きなんですね笑
雪渓歩きは普通に登るよりも少しリスク高いですからね、気をつけましょう!!
osmさんたちの歩いてるルートは行きたくなるようなのがたくさんなのでこれからも参考にさせてもらうと思います。どこかで会ったらよろしくお願いします🤲
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