Izztacchiutle
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,594m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:10
5:00/4,500
6:00/4,680
7:00/4,850
8:00/5,030
9:40/5,200
11:10/5,052
13:20/4,683
15:10/3,979
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ポスト、駐車場近くにあり。 上部積雪、氷河。数ヶ所危険個所有。 |
写真
装備
個人装備 |
スポルティバ TRANGO TECH LEATHER GTX
Grobetrotter ウールソックス Monbell ウールタイツ厚手 ユニクロ ストレッチジーンズ(途中で脱ぐ) Mountain hardware アウター North face Tシャツ Patagonia Nano-air hoody ? Rain jacket. コロンビア グローブ アイゼン ピッケル 30lザック |
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感想
・レンタカー
オンラインで探すが、保険料隠されているところが多い。電話すると法外な保険料が明らかに。結局空港のレンタカー屋を全てまわって、一番安いところ。Hertz.4日間で4,300MXD(27,000JPY)
・ギアレンタル
https://www.3summitsadventure.com/en/contact/
Pueblaのガイドショップ。アイゼン、アックス、ザック、アウター上下、グローブ、ゲイター、2日間で1,185MXD(7,500JPY)
その後1日単位で延長可能。
5/2日
まだどこに行くか、いつ行くか決めていなかった。
Mexicocityでレンタカーを借りて、登山口へ。第二の高峰ポポカテペトルは火山活動の為立ち入り禁止。イスタクシワトルはOK。ゲートが20時に閉まると聞く。一人だけ英語出来る人がいた。レンタルしてくるので、21時になってしまうと言うと、管理棟のドアをノックしてくれたら開けると言われる。2日分の国立公園入場料を払う100MXD(600JPY)。彼も明日ガイドで登るらしい。
1時間程、高地順応の為にゲートの先を少し歩く。
Pueblaに降りる。2時間程未舗装の山道でなかなかきつい。ウォルマートで食料調達。その近くでギアを借りる。全てボロボロ、穴だらけ。刃はツルツル。
また未舗装道路を登り返す。すっと飛ばしたが、管理棟着は22時近かった。
ゲートを開けてもらい、6劼らい奥の駐車場へ。誰もいない。22:30就寝。
5/3日
シュラフ無かったので流石に寒かった。2:00頃、別パーティーが到着。昨日の彼だろう。3:00頃出る予定だったが寒くて眠れないので、2:30頃に出発・・・の予定が車の鍵が見つからず、探していたら3:15。結局ハッチバックに挿したまま跳ね上げていた。なさけない。
ひたすら歩く。低緯度のためか、標高の割に意外と動ける。ネパールでは4,300あたりで苦しんだが、特に問題なく、250m/hくらいで高度を上げていく。
7:00頃陽が出る。指先、足先が冷える。やはり日の出時が最も寒い。寒くて仕方なく履いていたジーンズを途中で脱ぐ。4,700mの避難小屋を過ぎたあたりでアイゼン装着。先行パーティーのトレースに随分助けられる。心強い限り。初めの草原地帯も、草がまばらでどこでも歩き易い為に、ルーファイが難しく、すぐに逸れてしまう。しかしルートに戻れば、確かに一般道として顕著。
アイゼンが丸まっていてほとんど効かない。繊細な動きが要求される。アックスはほぼ杖。しかし、自分のギアを輸送する重量の余裕は無かったので、借りられるだけでも有難い。
山頂付近は非常に平らでいくつもピークがあり、何度も騙される。その後アップダウンを繰り返しつつ、GPSを頼りに歩くが、結局どこが山頂だったかわからず。何度も諦めようかと思ったが、時間と体力と天気があるので、仕方なく一番奥のピークまで行ってしまう。恐らく最後の一つ手前がIzztacchiutleだったと思う。
風が狂暴。気をつけないと身体を持っていかれる時もあった。しかし空気が薄いため、風圧力は風速に比してそれほどでもない。
10:30頃下山開始。8-10時間と言われていたが、6-7時間くらいで登れた。下山時、数パーティーとすれ違う。彼らは時間と風の為、その後引き返してきた。
徐々に寝不足と疲労で動きが落ちてくる。山頂を探して強風、低酸素の中、随分歩きまわったのが堪えた。3点支持で降りないと、滑落したら終わりというようなところも2-3箇所あった。途中でルートを外してしまったが、須走のような状況の斜面で、足に優しく、標高を落とせるので助かる、とそのまま降りる。高山植物の咲く地帯に出る。馬糞?のようなものが多く、それが栄養になっているのだろう。馬か牛か、放牧地のようだが、どこから来ているのか分からない。その先が断崖で、行けるかどうか不明なので、無理をせず、一般道に戻る。登り返しは30m進んでは休み、という感じ。シャリばてでもなく、単純に疲労困憊。高山病による軽い頭痛が標高を下げてもなかなか消えない。15:15駐車場着。満点を10とすると、残量は精神5、体力1-2、足1-2くらい。ボロボロだった。下山で力尽きなければ、2時間は早く降りられていただろう。
ゲートが閉まっているので、また管理棟まで100m程歩き、ゲートを開けてもらう。途中話しかけられた3人組をPueblaまで相乗りさせる。疲労で若干熱がある。翌日Orizabaに行くつもりだったが、十分満足したのでギアを返却し、Pueblaに泊まるか悩んだが、探す気力もなく、そのままMexicocityへ戻る。雪焼けした眼が痛い。
登山口から振り返ればIzztacchiutleは非常に雄大で、本当によく歩いたなと思った。良い登山だった。
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