懸案の池木屋は予想以上の素晴らしさ(明神平-池木屋山)
- GPS
- 08:44
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,983m
- 下り
- 1,965m
コースタイム
- 山行
- 1:29
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:30
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:47
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場-明神平-明神岳】たくさんレポートが上がっているので簡単に。最初谷筋で渡渉が何回か。その後斜行しながらこつこつ登ると明神平。道ははっきりしていて迷う余地はありません。目立った危険箇所はありませんが渡渉には注意。明神平から明神岳は、斜面が広いので踏み跡がたくさんあって迷いやすいが、特に危険ではないので地図を見て歩けば大丈夫。 【明神岳-池木屋山】破線ルートですが、危険箇所はありません(少しだけ岩場と痩せ尾根があるくらい)。千石山から赤倉山にかけての登り返しが脚に来ます(特に帰路)。千里峰から先は比較的楽です。踏み跡は時々薄く、テープはさほど多くないものの、要所についています。マイナーピークを通るたびにGPSを確認することをお勧めします。 |
写真
感想
関西百名山かつ近畿百名山の池木屋山、アプローチに難があってなかなか挑戦ができませんでしたが、数年前から明神平からのピストンを企て、何人かに声をかけていました。ただ、破線路かつロングになるので、明神谷の登山口から往復するとかなりきつい計画になりそう。というわけで、明神平で前泊し、荷物をデポしてなるべく軽荷でチャレンジする予定でした。今回、こむさんと話していた所、「今を外したら適期がない!」との意見で、思い切って決行することにしました。
自動車を乗り合わせて、15時前に大又の林道終点駐車場到着。この時間でもかなり車が残っていました。今回、軽量化の効果を量るべく、山と道のOne、ゼログラムのZero1、デカトロンのフォルクラTrek700ほかの装備で、個人的な興味で三脚を入れたこともあり、トータル10kgを少し超えました。実は登りに明神谷を通るのは2回目なんですが、こつこつ登って、1.5時間で明神平到着。うわー、テントがたくさん張られています。こんなに人気あったのね。
林の中にテントを張りました。キャンプ場や商的テントサイト以外でテントを張るのは初めてだったので、トラブルシューティングもしたかったのですが、こむさんにご教示を乞うて、いろいろ思わぬ所を指摘して貰いました。夕食後、夕陽を満喫。上層雲が多かったのは残念ですが、きれいな夕景でした。夜間は、何度か起きて星を撮ろうとしましたが、上層雲が多いせいか、あるいは奈良盆地からの光害のせいか、期待したほどの星ではありませんでした。
翌朝、4時に起きて朝食を済ませて5時にスタート。テントはそのまま置いておいて、戻ってきてから撤収の予定です。軽量化するため、バックパックはモンベルのトレラン用7Lを使いました。5時時点で既にヘッデンは不要。私が帽子を忘れてしまったため、少し手間取りましたが、予定通り明神岳への道を辿り、5時半に池木屋山への稜線に足を踏み入れました。
細かくは道の状況と写真のキャプションをご覧頂ければいいのですが、予想通りのアップダウンで苦しむも、目立った危険箇所もなく、順調に距離を稼ぐことができました。そして、朝日に輝く新緑、台高の山々、とりわけ千里峰の北では240度のパノラマ、素晴らしかったです。都合3時間で池木屋山到着。帰路もほぼ3時間で戻ることができました。ただ、やはりかなり消耗しました。途中、すれ違ったのはのべ9人でした。
明神平に戻ってテントを撤収し、下山。行きに比べて3kg近く軽くなっているはずなのに、なかなか肩に堪えました。これで、悩みの種をひとつクリア。前日にも同様のプランで行ってこられた方もおられたようで、明神平前泊での池木屋チャレンジは、結構試みられているみたいですね。達成感はあるし、楽しかったですが、重い荷物を背負って行くのはなんだか怖いです(途中、尾鷲から高見山まで縦走中の方とすれ違いました。凄いなあ)。
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