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ハイキング
甲斐駒・北岳
レンゲツツジにはまだ早い南アルプスの甘利山へ(甘利山広河原→甘利山→奥甘利山→千頭星山→大笹池→南甘利山)
2022年05月05日(木) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 920m
- 下り
- 901m
コースタイム
甘利山広河原駐車場6:40→甘利山7:00→奥甘利山7:25→大西峰8:10→8:25千頭星山8:40→大西峰8:50→奥甘利山9:15→9:40大笹池9:45→10:15南甘利山10:25→甘利山10:45→甘利山広河原駐車場11:00 【歩行時間:3時間50分】
天候 | ☀晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●甘利山広河原駐車場 甘利山公園線は、全線舗装されています。普通車両同士のすれ違いは可能。例年11月下旬から4月下旬まで冬季閉鎖となるようです。無料駐車場は広く、約80台が駐車可能です。トイレが併設されているほか、売店「つつじ苑」があり、食事も可能でした。営業時間は9時30分〜16時30分とのこと。 駐車場の標高は1642mもあり、甲府盆地が遙か下に一望できます。甘利山山頂(標高1731m)は10分余も歩けば到着しますので、ハイキングを楽しむなら千頭星山 (2138.5m) も合わせて登りたいですね。 最寄りのコンビニは、神山町交差点にあるローソン韮崎神山町店(山梨県韮崎市神山町鍋山686)でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲府盆地から見ると、山梨県韮崎市の甘利山(あまりやま)は南隣の櫛形山(くしがたやま)と並ぶ南アルプスの前衛峰で、両山の中間地点には夜叉神峠(やしゃじんとうげ)や北岳山麓の広河原への入口である芦安(あしやす)があります。 https://minami-alpskankou.jp/?page_id=3137 今回は林道を使って甘利山広河原の駐車場まで移動し、甘利山→奥甘利山→千頭星山(せんとうぼしやま)を歩き、下山は甘利山手前の分岐から斜面を下って大笹池へ。池からは南甘利山へと登り返し、甘利山に戻る周回コースを歩きました。 ●広河原→甘利山→奥甘利山→千頭星山 甘利山までは起伏も少なく、一部に木道が整備され、斜面にはレンゲツツジが多数植えられており、観光地の風情です。甘利山山頂からは、千頭星山と山頂稜線それに続く奥甘利山などの姿が見えるほか、富士山や八ヶ岳、甲府盆地などを眺めることができます。 山頂には「大笹池 往復2時間30分」の標識がありますが、このルートは南甘利山、大笹池を経て、奥甘利山手前の分岐まで戻る周回コースをとることができます。私は帰路で使いました。 最初は奥甘利山まで、次に大西峰に向かって斜面を比較的大きく登って山頂稜線に向かいます。御所山への分岐(標識あり)を過ぎると更に緩やかに登りながら広い笹原へ出ます。ここからは千頭星山のこんもりしたピークが正面に見えて、左手には富士山、右手には鳳凰三山を見ながらの気持ちの良い稜線歩きができます。 千頭星山への最後の登りを経ると、山頂標識が見えてきます。山頂はなだらかな尾根上にあり、樹木に囲まれて眺望はありません。道は苺平へと続いており、付近には「←南御室小屋」の標識が見えました。 ●奥甘利山→大笹池→南甘利山→甘利山 奥甘利山から下った鞍部に「←大笹池」の分岐標識があります。斜面を覗き込むとルートを示すピンクテープが多数見えます。池はなかなか姿を現さず、標高にして約200mは下ったでしょうか。池の畔から見上げると千頭星山の頂上付近が見えており、多くの人が歩く明るく親しみやすい登山道だけでなく、こんなひっそりとした場所もあるのかと思わせます。 湖畔には「←南甘利山・清良平」「南甘利山を経て甘利山」と書かれた標識があります。池からはすぐ近くに南甘利山ピークが見えています。私はこちらのルートで周回することにしました。 歩き始めると、間もなくで清良平へのルートと分岐します。左手に折れて斜面を登り返すと、尾根に「南甘利山」の標識がありました。標高は1652mです。ここからは100mほど先にある椹池(さわらいけ)への分岐(標識あり)を左折して、甘利山へと草地を登っていきます。 ●全体的に 甘利山周辺は携帯の電波も入り、トイレや売店もあり、観光地の雰囲気がありますが、千頭星山までは要所に標識が設置されているものの天然の水場もなく、私のau携帯は電波が入りにくかったです。天候急変や怪我などのトラブルを想定し、登山装備で出かけたいです。 富士山や鳳凰三山を眺めながら嫋やかな山頂稜線を歩くのは、本当に気分が良いもので、ピクニックに来た感覚になりました。甘利山から千頭星山は、終始その姿を見通せている安心感もいいですね。痩せ尾根などの危険箇所もありません。 大笹池までは、踏み跡は薄いもののピンクテープが多数付けられています。ピンテが無いと道迷いしそうな場所でした。広河原から千頭星山までの単純標高差は約500mなのですが、大笹池に寄り道したからか累積標高差は900mを超えていますね。甘利山への登り返しが思いのほかキツく感じました。 |
その他周辺情報 | ●甘利山グリーンロッジ 駐車場の近くにある市営の宿泊施設です。レンゲツツジの咲く6月上旬〜中旬は混むんでしょうね。夜には甲府盆地の夜景や星空が綺麗でしょう。千頭星山ハイキングにも重宝しそうです。 https://www.city.nirasaki.lg.jp/soshikiichiran/sangyokankoka/kankotanto/2/4994.html?msclkid=61f1d8f3cc5611eca7f6a08d58fd8f50 ●武田乃里 白山温泉 韮崎市神山町にある入浴施設で、露天風呂からは八ヶ岳、茅ヶ岳を眺めることができます。営業時間は10時〜21時、水曜定休。大人は700円。 http://www.hakusanonsen.com/goriyouannnai.html ●アルプス食堂 こじんまりした町中華らしいのですが、評判が良い店で気になっています。「アルプスラーメン」が人気なんだとか。普通の醤油ラーメンだと思うのですが・・・。次回、韮崎に行った際には、是非寄ってみます。営業時間は11時〜15時。月曜・火曜定休。 https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190202/19000100/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
甘利山と言えば、山頂周辺に約15万株ともいわれているレンゲツツジが植えられており、6月上旬〜中旬に見頃を迎えることで有名です。とはいえ、私はまだ一面が赤く染まった景色を見たことが無いのです。
連休の後半を迎え、どこの山に登ろうかと候補地を考えているうちに、開花期を前に実地踏査をしようと決めたのが甘利山。この山だけですと登山気分に浸れないので、千頭星山までを歩くことにしたものです。
山歩きは、景色の良さを十分に楽しむことができて満足しました。しかし、それも去ることながら、間近に見る鳳凰三山等の姿を通じて、近づいてくる夏山歩きへの期待が膨らんで・・・。気持ちを充電する時期があるから、その時の喜びもまた大きくなるんでしょうね。そして四季ってありがたいな、と。
もうすぐ連休も終わりですねぇ。
さて、仕事モードに切り替えて、この山はまた花の時期に訪れようと思っています。
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