矢筈山(やはずやま) 津山市加茂町:岡山県北部
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 05:07
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 527m
- 下り
- 625m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気は雨のち晴れ。 整備されているけど、大岩までは急。 階段の金属部分は滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 知和駅: トイレは水洗洋式、ペーパーあり。 ゴミ箱、自販機なし。 駅から少し離れた民家に自販機と自販機用ゴミ箱がある。 お店の類は見かけなかった。 |
写真
感想
サムハラ神社に行く際、マップを眺めていると、因美線沿いにみんなの足跡がついている山がある。
山形仙はちょっとしんどそうだけど、この矢筈山ってのはどんなもんじゃろー、と思っていたら、ナイスタイミングでOKAMOTO20さんのレコが。
自分の足でも5時間以内に帰って来れそうだし、ヤマシャクヤクという、お饅頭みたいに丸くて白くて可愛くて美味しそうな見た目の花もあるみたいだし、GW中に行ってみるべ!
という次第で、GW最後の山は矢筈山に決定。
当初は美作河井駅から登って知和駅に降りる心算だったけど、美作河井駅の等高線の狭さと、他の方のレコを拝見して、一人で行くのは危ないかも、てことで、知和駅から往復することにした。
頑張って早起きして知和駅に着いたところで、まさかの雨が。
うそーん!としばらく駅の外で「ショーシャンクの空に」ごっこをした後、家に電話をかけたり荷物の用意をしたり構内の掲示物を読んだりしてから、歩き出す。
幸い、霧雨レベルだし、引き返すにしても電車は来ないしで、行けるところまで行くと決めた。
登山口そばの神社で無事な帰宅をお願いしてから登山を開始。
雨は本降りになる前に止み、地面のぬかるみもなかったが、なんでこんなに急やねん。
なんかめっちゃしんどいんですけど!
美作河井駅から登ってたら、どうなってたんだろう、と考えつつフウフウ進む。
ちょこちょこ立ち止まっては、マップを確認するも、全然進んでない。
途中でGPSが誤作動していると気づいて再起動したけど、戻りも似たようなところでおかしくなっているので、何かあるのかも。
大岩まで出ると、後は概ね平坦かな、と期待していたが、城跡なんだからそんなはずないじゃろ!って言う…
堀切などの小さなアップダウンをゼエゼエ繰り返して、レコ写真で拝見したヤマシャクヤクの群生地っぽい場所に出た。
案の定、ほぼ緑色で、ちらほら見える白色を確認しに行くが、まともな形で残っている花はゼロ。
元々、季節ものだし見られたらラッキーくらいの気持ちで行こうと思っていたし、残念だけど仕方がない。
でも、サムハラ神社に行った日に登っていれば良かったなあ、とクヨクヨしながら頂上へと進んだ。
その代わりでもないだろうけど、駆け抜けていくリスが見られたのはラッキー。
相変わらず現れるアップダウンを経由して、669mくらいの地点に来た時、木陰の向こうに見える山頂と思しき山のそびえっぷりに驚愕する。
なんであんなそびえてんの??!ってなったけど、標高差が100mくらいあるので、よく考えたら当たり前だった。
山頂手前の広場に出て、腰郭を確認してから、最後のひと登り。
360度とまではいかなくても、見晴らしの良さにワーイと写真を撮りまくった。
朝方の雨のせいか誰もいないので、虫の羽音がうるさい中、イトーゴフクで買った椅子に腰かけておにぎりを食べることに。
ひとつ食べ終えて、泉山でおむすびころりんした赤飯おにぎりに移ろうとしたところで、他の登山者さんたちがやって来た。
雑談していると時間がなくなってきたため、片付けをして帰路に着く。
鳥頭なので、途中、うっかり道を間違えそうになったが、行きにチェックしていたおかげで違う道だとすぐに気付き、事なきを得た。
それにしても、初めて登る山で、山頂の眺めも良かったし、石積なんかもあったりして、良いところなのに、ヤマシャクヤクが見られなかったと言うだけでガッカリ気分が入ってしまうのは、なんだか勿体ない。
自分みたいに割り切れないタイプは、季節物で山を決めるのは合ってないかも、とグダグダ考えながら下山していた。
そうしたら、大岩付近で登ってくる人にすれ違った際、「咲いてましたか?」と聞かれた。
花の名前は聞き取れなかったけど、目当ては同じだろうと思い、咲いてなかったと答える。
「いつもならもう少し長く咲いてるんだけど、雨が降っちゃったからねえ」と言う言葉に、そうなんですねー、と返して別れた後で、花のことを知らなかったらさっきの会話も成り立たないし、残念と言う共感もないと気付いて、知っておくってことはやはり悪くないと思い直した。
後は降りている時に膝が痛くなったりしたものの、無事に13時台の電車を捕まえて帰宅。
前回の夕立受山では一人の人は皆無だったけど、今回は一人登山の方もお見かけした。
来年、行けたらヤマシャクヤクの時期に再挑戦したい。
5月7日に歩かれたんですね。山芍薬は残念でしたね。
私が歩いた5月1日には、まぁまぁ残っており蕾も有ったのですが、雨が降らなくても花期が終わるんですね。そういう私も 5月5日に剣森山に山芍薬見たさで行ったのですが、ほぼ空振りでした。山行記録には残っていればラッキー位の感じで書きましたが、内心は観る気満々だったりしました。(^^;)
花期が短く儚い花ですね〜。実物を観られると anna70さんも気に入ると思います。あの急登を歩いてでも観る価値は有るかと。(^^)
来年は可能な限りタイミングを合わせて、是非観てくださいね。では。(^^)/
お忙しい中と想像しますが、コメントをありがとうございます(^o^)
OKAMOTO20さんのレコを拝見しなければ、ヤマシャクヤクという花の存在さえも知らなかったわけですが、やはり、もう少し早く行けていたら!なんて思ってしまいます(^^;)
でも、そういうのも知っているからこそだし、知識が増えると言うのは、楽しみも増えると言うことですよね。
来年は見られるように頑張りたいと思います。
問題は、いざその時期になったら忘れてしまっているかもしれないこの鳥頭なんですが(^^;)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する