春の麗らの『筑波山』〜春霞みの峰に立つ〜
- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 803m
- 下り
- 804m
コースタイム
11:00 つくばセンター発 バス乗車
11:35 230m 筑波山神社前で下車。バス停横に案内所とトイレがあります。
11:51 ケーブルカー駅を迂回して・・・
11:55 305m 御幸ヶ原コースで登山開始。
11:57 A-01標識通過。
12:17 A-03標識通過。
12:25 541m ケーブルカー線路横に出る。ケーブルカーを撮影。
13:06 805m 御幸ヶ原に到着。
13:20 881m 男体山山頂に到着。標高誤差は丁度10mでした。
13:53 890m 女体山山頂に到着。標高誤差は13m。
14:19 白雲橋コースで下山開始。
15:14 登山口に下山。
15:20 筑波山神社に参拝。
15:37 バス停到着。
天候 | 晴れ 風もなく穏やか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御幸ヶ原コース、白雲橋コースともに特に危険な所はありませんが、コースのほとんどが石を積んで階段状に整備されていますが、石の上は滑りやすいので下山時は特に注意が必要です。 |
写真
感想
今回、ひょんなことから横浜に行くことになり、予定のない日にどこへ行こうかと思案していたとき、昨年の木曽駒ヶ岳山行の際に山小屋で一緒になった方から、関東の山にもお越しくださいと声をかけて頂いたことを思い出した。そうだ、山に登ろう! どこにする? 横浜から近くなら、丹沢か比較的短時間に登れるところなら、手前の大山か・・・。いやいや、ここはやはり登ったことのない山で、百名山で・・・・ということで、「筑波山」に決定!!
つくばエキスプレスでつくばに到着すると、構内に「案内所」を発見。早速、筑波山の情報と、バスの乗り場を確認すると、11時発のバスがあるとのこと。あと数分しかない!! 急ぎ階段を駆け上がると1番乗り場の真横に出てきた。
バス停の写真を撮る余裕もあって、出発〜
筑波山神社前で下りる予定にしたが、到着まで30分以上あるのでバス車内でおにぎりを頬張る。やがて春霞みの向こうに筑波山の山容が見えてくると、バスの座席を右に行ったり左にいったりして車内から写真を撮りまくる。
他のお客さんは前の方におばさま方が数人だけなので、まるで遠足の小学生みたいに車内で一人はしゃいでました。
筑波山神社前で下車するとき、運転手さんにケーブルカー沿いに登るコースはここでいいですか? と聞くと、明るい声で「そうですよ。バス停の横に案内所がありますよ。」と教えて頂いた。
バスを降りると、なるほど目の前に案内所がある。そしてトイレも。で、先にトイレを済まし、案内所で筑波山マップをゲットし早速歩き始めた。
つづきはまた明日。。
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では、つづき・・・
私の入山したコースは御幸ヶ原コース、のつもりでしたが、大御堂西参道を歩いてしまったのでケーブルカーの宮脇駅に入ってしまいました。仕方なく駅建物の外側を巻いて東側に出ると「登山靴入り口」の小さな案内標識。やはり、正規の登山口入り口は別だったか。。。
さて、コースの方はいきなりゴツゴツした石、石、石。。。しかしほとんどの石が階段状に積まれている。さすがに歴史のある山の登山道です。
百名山では一番低いのに一番登山者が多いとか。。
コースの印象は、先月歩いた「伊吹山」の1合目までのような感じです。ただし、こちらの方が全然ぬかるんでいないので快適です。
筑波山は国定公園の特別地域にもなっていて、巨樹も多いようです。登山道には県の設置した多くの看板があってとても勉強になります。ただし、写真に撮ってあとから見ます。
案内所でゲットした「筑波山マップ」には御幸ヶ原まで90分。御幸ヶ原から男体山山頂までは15分とありました。私は写真を撮りながらゆっくり登りましたが、御幸ヶ原までは80分ほどでした。他の山の標準よりもかなりゆっくりな設定になっているのでしょう。私は登りがとても遅いので慣れた方なら1時間くらいで登ってしまわれるかもしれません。
御幸ヶ原ではさすがに多くの方たちが行楽に。お土産物屋さんも軒を連ねています。ちょうど「春のカタクリの花まつり」の最中で、ロープに囲われた場所だけでなく、登山道の脇にも点々と咲いています。
男体山の山頂ではさくっとお参りと記念写真を撮って、すぐに女体山を目指します。途中、御幸ヶ原のお土産店で百名山バッチをゲット。ここにもちゃんとカタクリが・・・
女体山山頂到着は午後1時50分過ぎ。ガイドブックでよく見る山頂の岩の上で皆さんくつろいで見えました。
「撮って頂けますか?」と紳士とお嬢さんに頼まれて快く引き受ける。頼まれたポジションに向かうお二人をすかさず後ろからも写真を撮ってしまう! そうです。私にカメラを預けると勝手に撮っちゃうんですよ。悪いことに(笑)
お話しを伺うと、お父様は病み上がりとかでつつじヶ丘コースから登られたそうですが、それにしても成人した子と一緒の登山は羨ましい。うちも嫁に行く前にもう一度つきあってくれんかな(^_^)!
下山は14時19分。白雲橋コースを下ります。やはり、「あの石」を通らないと後悔しますよね。
途中、ご年配のソロのご婦人に話を伺う。伊吹山にはこの前行ってこられたそう。なんでも一人で車中6泊とか。恐れ入りました。
「あの石」、弁慶の七戻りはふいに現れました。「おお!」と小さく感嘆して仰ぎ見ました。テレビの映像を見るより大きく見えます。
弁慶さんは「七回も戻った」そうですが、その時代からずうっとそのまま落ちてこないのですから、落ちてなんかくるものかと思いつつ、下から見上げるとかなりの迫力です。しかも「ひっかかって」いる部分が小さく見えます。
この石がずり落ちることがあれば、きっと一面とっぷですね。
下山の後半も、登山道は相変わらずの石の階段。ただし道幅がかなり広くて、自分で踏む石を選択できるので、歩きの自由度は大きいです。でも石の上は滑りやすいので、あくまで慎重に、です。。
こうして下り続けていると、目の前に鳥居が・・・。「やったあ、下山したぁ。」と、ひとり無事を喜ぶ。筑波山神社のすぐ東側なので、当然神社にお参りします。すると小さな赤ちゃんを抱いた若いご夫婦。お初参りかな。昔を想い出すぅ!!
無事に下山させてもらってありがとうございました。。。
ついでに土産物屋さんで「無事かえる」を金銀セットで買う。無事にうちまで帰れますように。。。
つくばセンター行きのバスは17時が最終とバス車内にも掲示がありました。私が乗ったのは筑波山神社前を15時40分発でした。
帰りの車中から振り返ると、筑波山は春霞みのなかに佇んでいました。
ありがとう、いつかまた。。
追記、レコの山行日が昨日の日付になっていたので、訂正しなくちゃ。。。(汗)
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