鳴神山カッコソウ ゴ・ドーハンの山旅 ヒメイワカガミも

2022年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 6.7km
• 登り: 757m
• 下り: 752m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:39

7:55 大滝登山口
9:46 10:02 肩の広場
10:10 11:08 鳴神山
11:24 11:25 椚田峠
13:06 13:09 こつなぎ橋
13:32 13:33 大滝登山口
13:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/8 7:54

大滝登山口。心配した駐車地は空きすき。殆どの方は山向こうから登るみたい。守る会の方と暫し歓談の後、スタートしました。

5/8 7:54

祭礼(五月第一日曜)の時に頒布された御札。近くのカフェにもあるそうです。

5/8 7:54

オンタケ？eさんが気づきました。「鳴神山 御嶽神社 正四位勲四等古荘嘉門書」(明治三十二年、1899)＊地元の呼称で「お嶽(たけ)さん」でした。

5/8 7:56

イケメン金次郎に見送られて、

5/8 8:01

まずは山頂を目指します。

5/8 8:05

「無参尊上(・・・)」？

5/8 8:09

大滝と石祠。往時は水垢離場だったのでしょう。

5/8 8:11

近くに不動明王と石祠が祀られていました。

5/8 8:13

「奉造立不動明王為二世安楽所/宝永六年己丑ノ九月吉日(1709)」まだお若そうな風貌です。

5/8 8:16

左の石祠には「神虫影大権現」。おカイコ様、桐生にふさわしいですね。

5/8 8:22

イワタバコの若葉、“わかば”ってまだあんの？

5/8 8:40

自然石アート。微妙なバランスで立っています。道々たくさん立ったり、積んでありました。

5/8 8:47

中間点

5/8 8:59

後で知りましたが、工学系の方の仕業みたいです。道理で。

5/8 9:02

“ドーハンの清滝”がありました。

5/8 9:09

注連縄の向こうには大岩

5/8 9:10

岩棚に上に不動明王が祀られています。

5/8 9:13

探してみると右に「明治 廿四年」

5/8 9:13

左に「五月吉日」と見つかりました。

5/8 9:15

此処にも並んでます。良さげな石を見つけて、次々に立てているかのよう。

5/8 9:28

新道を行きました。

5/8 9:46

やっと稜線が見えました。

5/8 9:47

肩の広場。ここから静かだった山の雰囲気ががらりと変わりました。

5/8 9:47

さすが人気のお山。3タイトル保持。

5/8 9:48

狛犬と正面鳥居。右に社殿があります。

5/8 9:48

狛犬はお犬様です。耳が立派。

5/8 9:49

願主は「山田郡梅田村/材木商」のお方。

5/8 9:50

なるかみ小舎、WCもあるみたいです。

5/8 9:50

「昭和四年十一月吉日」(1929)　

5/8 9:50

こちらのお犬様のお耳も自然石アート？

5/8 9:52

僧像？お顔は新しいようです。台石に願主銘がありますが、その他は判読困難。

5/8 9:54

手洗石には「宝暦三年酉三月吉(日)」(1753)、「久方村町屋」等とあります。その前には首なし地蔵さん(願主銘あり)

5/8 9:55

登山道になっている参道の鳥居(願主 高澤村・・・)

5/8 9:57

祭礼で配られた幟でしょう。ひとついただきました。

5/8 10:00

正面鳥居の左手にもう一つの鳥居と旧道？があるようです。

5/8 10:01

右柱に「宝暦四甲戌天卯月吉辰(1754) 奉造立 須永村中」

5/8 10:01

扁額は「雷神岳」、

5/8 10:02

左柱には「昭和十一年四月(1936)修理 須永中

5/8 10:02

川内 石工星野熊吉」とありました。

5/8 10:06

5/8 10:09

そのまま枯葉の積もる旧道？を行ってみました。

5/8 10:12

第一展望台の所へ出ました。先日歩いた吾妻山の尾根

5/8 10:12

浅間山の手前に榛名山

5/8 10:13

赤城山

5/8 10:14

仁田山岳の廃社地。ヤマツツジが花盛り。石垣に上に2棟の石祠(鳴神山神社?)が並んでいます。

5/8 10:16

鳴神山西峰の仁田山岳。

5/8 10:18

上仁田山村中」

5/8 10:20

その石祠には「寛延二己巳(年)四月吉日(1749)

5/8 10:24

桐生岳(山頂)に向かいます。

5/8 10:25

鞍部からひと登りで

5/8 10:27

　鳴神山頂980m。雷神岳神社など4棟の祠があります。御嶽もあるのかな？あまりに人がいて調査は自粛しました。

5/8 10:29

太郎山、男体山、女峰山

5/8 10:30

袈裟丸山、皇海山、日光白根山

5/8 10:30

武尊山をそれぞれズームで。

5/8 10:33

一望するとこんな感じ。

5/8 10:43

桐生岳の喧騒を避けて仁田山岳で休憩。自作した小石侵入防止スパッツ。

5/8 10:44

丸太のベンチに座ると、男体ファミリーが絵画のように見えました。

5/8 10:58

　第一展望台でテンションが上がるeさん。eさんは参道を登ってきたのでここの眺めは初。

5/8 11:01

ほんとにこの斜面だけにあちこち咲いていました。

5/8 11:03

繊細なお花にツヤツヤの葉っぱ

5/8 11:05

5/8 11:06

ヒメイワカガミ。ちょっとクリーム色かな。

5/8 11:23

石祠のある椚田峠

5/8 11:25

「山神」右「文化十四年丑八月吉日」(1817)、左「上仁田山村中」

5/8 11:29

そこを下るとカッコソウ保護地です。

5/8 11:32

こちらは幻のナルカミスミレ

5/8 11:34

カッコソウ

5/8 11:35

鮮やかなピンク

5/8 11:44

5/8 11:51

ルイヨウボタンにも会えました。この後、何と西上州のヤマダヌキさんにお声をかけていただきました。ドーハン君のおかげです。

5/8 11:52

爽やかレモン色

5/8 12:07

御神水

5/8 12:07

ワサビ

5/8 12:17

ヤマブキソウ。かわいい。

5/8 12:18

このショットの時、Yさんにお声をかけていただきました。

5/8 12:47

♬ほとばしる水の・・・いずくの滝と教えていただきました！

5/8 12:54

左の斜面に赤鳥居と石祠がありました。

5/8 12:55

苔の笠をかぶっているみたい。

5/8 12:58

「山神社」

5/8 13:00

「明治十三年辰八月吉日」(1880)

5/8 13:10

ユキノシタいっぱい！

5/8 13:18

コツナギ橋登山口から車道を行くと、道々石造物がありました。
青面金剛の文字塔だと思いますが・・・

5/8 13:20

庚申塔に観音様、首なし地蔵などたくさん集められています。

5/8 15:32

協力金500円で缶バッチや絵葉書等から選べます。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

godohan

・鳴神山のカッコソウが見頃だとchecheriさんの日記で知り、訪ねることにしました。初めは兼宮神社から三峰神社の参道を登ろうと思いましたが、駐車地が不安だったので、参道調査は後日にして大滝登山口を向かいました。途中、車道を歩いているハイカーの方がいたので、駐車場が満杯なのかと焦りましたが、ガラ空きで拍子抜けの感じでした。
・途中までは本当に静かな山行が楽しめました。稜線に出ると嘘のように人が増え、さすが人気のお山でした。おかげさまでカッコソウ、ヒメイワカガミ、ルイヨウボタンと目的のお花に会えて大満足。さらにヤマブキソウとドーハンの写真を撮っていたら、何と西上州の山域で大変お世話になっているヤマダヌキさんにお声をかけていただきました。まさかここでお会いできるとは嬉しいサプライズでした。
・下山後、先日食べ損なった佐野のカレー屋さんへ。時間的に余裕だったので大丈夫だと思ったら、何と今回は臨時休業というオチでした。

コメント

checheri

こんばんは。
鳴神山、歩かれたのですね！私のヘッポコ日記がお役に立てて嬉しいです♪

肩の広場の左の鳥居からも進めるんですね！知りませんでした(￣▽￣;)今度行ったら歩いてみます(^-^)

なるかみ小舎ってトイレありました？知らない間にできたのでしょうか？？？
ここのお犬様、三峯神社と同じく狼なのに、怖くなくて好きなんです♡行く度に話しかけてるんですよ(^-^)もちろん誰もいない時に(^.^)狛狼さんに変な人って思われてるかも💧

兼宮神社から三峰神社への参道って以前私とumiminさんで歩いたところでしょうか？godohanさんがどんな発見をしてくださるか楽しみにしてますね♪
私は三峰から下ったところにある三十六童子を見てみたいとずっと思っているのですが、バリルートなので勇気が出ません💦godohanさんのレコも参考にさせていただき、来年には歩けたらいいなと思ってます(^｡^)どこでも歩ける体力と技術、欲しいなぁ（笑）

また勉強になるレコ、楽しみにしてますね♪

godohan

checheriさん　　どうもです。

なるかみ小舎の件ですが、私も確認したわけではなく、裏手の方に出入りする方々がいたので、勝手にＷＣだと思っちゃいました。違う可能性だいですぅ。曖昧な情報で申し訳ありませんでした。
そうそうお犬様、私もそう思いました。何か洋犬ぽいというか耳が大きいですよね。
八海山はちょっと危ない所もありましたが、三十六童子は道もあるし、登りにするか、チェンスパでもあれば問題ないと思います。滝場の雰囲気もいいし是非お訪ねください。私も三峰山の南側ルートはまたの機会にチャレンジしようと思います。
大滝口の鳥居に「御嶽山」とあるのですが、その後が不明です。何か情報があったら教えてくださいませ。それでは。　　godohan

umimin

こんばんは。

godohanさんに登っていただいたので、知らなかったことを知り、読めなかったものが、なんだかわかりました。ありがとうございます。助かります。

いつも気になってましたが、左の鳥居から先も登れるんですね！！　が、出る先が第一展望台・・・私には無理のようです（涙）
先日は、なるかみ小舎に寄らなかったのですが、以前はトイレなかったです。出来たのですかね〜？

瀧は、「いずくの瀧」だと思います。いずくの瀧から、コツナギ橋の登山口の間の斜面に、以前、赤い鳥居と石祠があったのですが、昨年秋に行ったときに見つからず、見落としただけなのか、なくなってしまったのか心配しています。godohanさん達のレコにないということは、どこかに引っ越ししてしまったのかな（涙）。

また、兼宮神社ときいて、思い出しました。光明寺の宝珠の形の弁財天は、どっかで見たと思ったら、兼宮神社でした。おかげさまでスッキリしました✨

佐野のカレー屋さんは、残念でしたね。臨時休業とは、やられてしまいましたね。また、リベンジしに、こちらのほうに来て下さいね♪

godohan

umiminさん どもです！

左の鳥居の道は第一展望台の所の一般道に出るので全然問題ないです。それからなるかみ小舎のＷＣ情報ですが、確認したわけではなく私が勝手にそう思ってしまった節もあるので実際の所はわかりません。曖昧な情報で申し訳ありませんでした。
「いずくの滝」ありがとうございます。実は下山時に使用したデジカメが見当たらず、この辺りの写真がスッポリ抜けいているのです。歳なので記憶力も低下していて･･･赤い鳥居と石祠にも全然気づきませんでした。もっともその頃はカレーで頭が一杯だったので、あっても見逃していたと思います（笑）
兼宮神社は駐車地さがしだけだったので、今度行った時の私も宝珠弁天見たいと思います。
checheriさんにも書いたのですが、大滝口の鳥居に「御嶽山」とあったのですが、その後の御嶽が不明です。何か情報がありましたら、また教えて下さい。それでは。　　godohan

umimin

godohanさん、こんばんは。

左の鳥居の道、ありがとうございます。今度、歩いてみます。そのときは、トイレや見つからなかった鳥居と石祠も確認してみますね。

さて、大滝口の鳥居の「御嶽山」ですが、残念ながら、御嶽信仰とは関係ないようです。地元の増田宏さんが書かれた「山紫水明〜桐生の山〜」という本に、「雷神嶽神社を御嶽山神社と表記することから、木曽御嶽信仰と結びつける人がいるが、御嶽信仰とは全く関係はなく、嶽さんに敬称の御を付けただけである。』とあります。嶽さんの“さん”も敬称だそうで、地元の方は、嶽さん、嶽様と呼んでいるのだそうです。残念な結果ですが、モヤモヤは晴れますかね・・・。

godohan

umiminさん ども！

これはありがたい情報です。そう言えば、登山口にいた守る会の方とお話しした時に、地元では「お嶽さん」と呼んでいるとおっしゃっていました。それが「御嶽山」になるとは全く想像できませんでした。これも御嶽病の症状ですね(笑)。今回は残念ではありますが、それはそれでこういった調査の面白さのひとつですね。また何かありましたらよろしくお願いします。　godohan

godohan

umiminさん　どもです。

滝のすぐ下あたりに赤鳥居と石祠があったことをeさんが覚えていました。そう言われて私も思い出して、確か「山神」様だったと思います。近くにウツギの白花も咲いていました。多分デジカメの方で写真を撮ったので失念してしまいました。ほんとこの所物忘れがひどくて困っていますが、ここまでとは自分でも驚いています。それでは。　　godohan

umimin

godohanさん、こんばんは。

ご連絡、ありがとうございます。赤鳥居と石祠があってよかったです。覚えていて下さったekubo-nさんに感謝です。ありがとうございます。伐採作業でだいぶ道の感じが変わってしまいましたが、こちらのルートは、神様が沢山いて良いですね。今度は、自分で見てきます。
物忘れ、私もです。困ったものですよね（汗）