羊蹄山京極ルート山スキー〜谷を下って藪漕ぎの失敗〜
- GPS
- 08:59
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:51
天候 | 快晴ただし強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*途中で谷筋を滑ってますが明らかにルートミス。北の尾根に戻るべきだった 調子にのって谷筋を下ったら、途中で穴が空いていて危険。 あきらめて尾根に戻ろうとしたが藪漕ぎ。 10mで済んだので助かったが、これが長かったら、さらに時間がかかって危険だった。 |
その他周辺情報 | 京極温泉600円。露天からは羊蹄山が良く見える |
写真
感想
【谷筋滑降〜藪漕ぎの顛末】
御鉢からの滑降は快適斜面。しかも平日だったからか他に山スキーの人はいなかった。(正確に言うと、一番に出発した方は山スキーだったがすれ違わなかったので、山頂までは登らなかったように思う)
調子に乗って下部は尾根から外れて谷に入ったが、これが失敗。前日のトレースは何本かあったものの薄くて明瞭でない。それでも谷底を避けるようにトレースがあり、嫌な予感もしたのでトレースどおりに滑ると、ちょうど谷の底部で穴が空いていた。落ちたら終わり。この先も谷を滑れるかもしれないが、先まで行くと地形図では崖。
尾根に戻るにしても雪が切れており藪がでている。今なら直線距離で50mで元の登りのトレースに戻れるため、ここで谷筋から尾根に戻る。といってもスキーを背負っての藪漕ぎはひっかかりもすごくて難儀して時間を食う。わずかに10mで雪の斜面に出られたので難を抜けたが、これが50mの藪漕ぎだったらエライことになっていた。谷筋を滑ったのは失敗だった。やはり忠実にトレースを辿るべき。
【全体】
前夜はニセコに泊まる。時期(冬)じゃないためかホテルは空いていた。登山口に着くとちょうど先行の方が出発するところだった。自分も準備をして2番手で登る。しかし体力不足のために歩くのが遅くてどうしようもない。スキーを履いてからもルートどりに失敗し、途中でクトーを付けても最後は登れず、変な急斜面でシートラに変更する羽目になって時間を食う。シートラになってからはがぜん歩きに時間がかかってしまい、出発から6時間経ってようやく山頂に到着。5合目ほどからは風も強く、途中で耐風姿勢を交えながらの登りになった。山頂も強風で写真を撮って早々に退散する。単独ではうまく撮影できないので自撮り棒が必要。
もうバテバテだが、滑降地点で行動食と水を飲んで、滑降の用意をする。滑降地点からは下が見えないほど斜面。こけたら終わりかな?それでもいい感じの雪質で富士山と同様の斜面。登りのときに確認したように、斜面を左、左にトラバースして登りの尾根に合流。だが、登りのときに下部は木が茂っていて面倒だったので、ついつい右の谷に戻ってしまって、冒頭の状態になった。
結局登り6時間、下り2時間でなんとか無事に下山。ひとりの山スキーはもっと慎重に行かないといけない。というか一人は危ないことが改めて分かりました。
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