湯沢口から矢大臣山
- GPS
- 03:08
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 457m
- 下り
- 449m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車4〜5台がいっぱい |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はない。 駐車場から少し入ったとこはかつて採石場だったようだ。 ここに改めて採石場を作るということで作業員が測量の仕事をしていた。 今後道路の付け替えや砕石作業が始まれば登山道が大きく変貌する可能性がある。 持参したガイガーカウンターでは山頂の放射線量は0.34μ㏜/hとほぼ問題のないレベルだった。 |
写真
感想
大滝根山下山後、県道19号沿いのコンビニで食料を調達し、小野町仲上の矢大臣山登山口へと向かう。
この山を選んだのは大滝根山に隣接していて移動が楽ということもあるが、矢大臣という名前に惹かれた部分もあった。
仲上地区を南下すると車道沿いに矢大臣山登山口を示す大きな看板があり、ここを左折して狭い車道を進むと舗装が切れる道路脇に車4〜5台が置けるスペースがあり臨時駐車場の看板が立っている。
8時15分ごろに着くと車が1台、先行者がいるるようだ。
準備をしているとさらに車2台総勢6人のグループが到着した。
逆にちょうど先行者が早くも下山して来られた。
ささっと準備をして8時25分に出発。
左手に農家を見送り、巨岩が露出した不思議な場所を抜ける。
ちょうど車で作業員が到着したので話を聞くと、ここはかつて採石場だったそうで、改めて採石場を作るらしい。
大型車が入れる道も作るようで、採石場になれば、登山道も大きく変貌するんだろう。
かつては耕作地だったと思われる明るい傾斜地を過ぎ林道跡の広い道を緩やかに登ってゆくと正面に矢大臣山が見える。
林道跡が終了すると山頂への登りとなるが終始明るい照葉樹林が続く。
長持岩を過ぎ水場への道を分けると一登りで山頂の一角に出る。
山頂は南北に細長く、奈良の若草山を思わせる芝生にツツジの大群落が広がっているが、それ以上に目に入るのがずらっと並んだアンテナ群とジャングルジムのような展望台。
展望台の上からは阿武隈の山々が一望でき、山名表示版も置かれているがとにかく風が強くそそくさと退散。
三角点は山頂の一番北端側にあり、すぐそばに山頂を示す立派な石柱が建っている。
そばに大きな石がありここに腰を下ろして食事大休止とするが、風が強く震えながらの食事。
久しぶりのおでんうどんがおいしかった。
しばらくして登山口で一緒だったあったシニア6人組が登って来られたが山頂は風が強いので長持岩で休むと言ってすぐに下りてゆかれた。
なんだかんだ言いながら50分休憩して往路を下山。
下りで腰痛が痛み始め、もう一個果たして登れるかちょっと心配になる。
登山口に戻ると件の作業員がチェンそーで木を切る音が大きく響いていた。
山頂の人工物についていろいろ意見はあるだろうけど、これがないと地元の皆さんは携帯電話やテレビが使えないのだから仕方がない。
スカイツリーは邪魔だというのと同じようなものだ。
仮に人工物が邪魔だとしても山頂一帯に広がる芝生とツツジの群落は見事なものだと思う。
できればツツジが満開の時期にとも思うが、そのころは人であふれるので静かな山歩きは望むべくもないんだろうな。
でも植林もなくいい山だった。
下山後は小野からあぶくま高原道路で蓬田岳の登山口であるジュピアランドひらたに向かった。
4月累計
合計距離: 26.20km
累積標高(上り): 1947m
累積標高(下り): 1921m
コメント
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明るい照葉樹林が続くのはいい山です。
奥多摩のように、杉林が多くて、すぐに暗くなるような山は・・・。
最初に登られた大滝根山と、歩行距離・標高差はほぼ同じですが、矢大臣山の方が眺望に優れており魅力的なような気がします
隊長
登山口からほぼ照葉樹林のみですので、山歩きとしてはこちらの方が楽しいかと思います。
ただ大滝根山は岩場がありますが、こちらは単調です。
山頂は南北にかなり長く芝生にツツジの群落が広がっています。
アンテナ群が林立していますが、うららかな日差しの下、地べたにシートを敷いてごろんと昼寝するにはもってこいの山かと。
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