当間山 ブナの美林と熊と道迷い

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 11.7km
• 登り: 631m
• 下り: 629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:20

距離 11.7km 登り 633m 下り 633m

6:55 スタート地点
7:23 7:24 当間山 登山道入口
8:42 8:45 見晴台
9:03 当間山三角点
9:21 9:44 当間山
10:03 当間山三角点
10:20 見晴台
12:15 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ベルナティオにある登山者用駐車場を利用（無料）50台程度は余裕で停められそうです。

コース状況／危険箇所等

まだ残雪で夏道が埋もれていますので、登山道以外に踏み跡の多い里山はGPSは必須です。私も踏み跡につられてルートミスしてしまいました。

写真

5/15 6:56

ゴルフ場を過ぎてさらに斜面を上がると登山者用駐車場は広々しています。

5/15 7:05

駐車場からしばらく舗装路歩きです。

5/15 7:22

鉄塔の下から登山道スタート

5/15 7:23

5/15 7:27

豪雪地帯らしく灌木が根曲がり状態。

5/15 7:30

そしてこの山の見どころ、美しいブナ林歩きの始まりです。これを見たかったのです。青空でないのがちょっと残念ですが、これはこれですばらしい。

5/15 7:34

開山祭はまだ先のようですが、残雪歩きをできるスキルがあればこの時期はおすすめです。イワウチワもコース全体でたくさん見られました。

5/15 7:36

もう言葉がでない美しい道が緩やかに続きます。

5/15 7:42

5/15 7:49

残雪が登山道に出始めて…

5/15 7:59

谷筋を行く場所は完全に雪のした。地形図でだいたいあたりをつけて、とにかく上に向かって上がっていくと雪の切れたところで夏道がみつかりました。

5/15 8:00

5/15 8:12

いったんブナ林を抜けて平坦な道にでます。

5/15 8:15

と、その先細尾根のところで熊さんに遭遇。登山道のある尾根から写真の隣の尾根に逃げていきました。しばらく熊鈴を手で振りながら歩きます。

5/15 8:17

5/15 8:27

一本杉に到着。他に杉のない場所に二本だけ生えています。

5/15 8:38

途中の展望台。ここで休憩しました。手すりの大部分は雪で脱落していました

5/15 8:39

展望台からは遠くまで見通せますが全く不案内の山域でどこ見てるかわかりません。

5/15 8:48

この辺も夏道は全くわからず地形図とGPSで適当に上がります。

5/15 8:48

どこでも歩けてどこも気持ちいい

5/15 8:53

りっぱなブナもたくさんあります。

5/15 8:53

5/15 8:59

三角点のあるピークに到着しました。ここからいったん下って登り返すと最高点のピークに着きます。

5/15 8:59

途中から越後三山のほうかな？巻機山のほう？

5/15 8:59

5/15 9:02

5/15 9:08

5/15 9:09

イワウチワの群落がすごいです。たくさんあります。

5/15 9:43

最高点での写真を撮り忘れました。ブヨがおおくてうっとおしいので休憩もそこそこに下山です。

5/15 10:29

途中からブナの小径方面に下山しようとしたところ、渡渉点から乗り上げた尾根のところでルートミス。正しい尾根を大きく外して二つ右の尾根を下ってしまいリカバリーに苦労しました。かなり明瞭な踏み跡があるので要注意です。

5/15 10:50

5/15 11:36

この尾根を下って気ました。ここまで降りてくると林道跡らしき広い道にでます。

5/15 11:37

林道跡らしき道

5/15 11:39

5/15 11:42

5/15 11:52

遊歩道の橋が一か所、雪の重みのためか崩落していました。水量も多い沢でしたが橋のへりを伝ってなんとか濡れずに通過できました。

5/15 11:53

こんな感じで落ちています。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ チェーンスパイク 水稲

感想

tobi8549

根あけのブナ林を歩いてみたくなり、そこそこ歩く距離もある当間山に行ってきました。5月に行かれた皆さんのレコを拝見していつか行ってみたかった山です。期待通りの美しいブナ林が続く残雪の斜面を気持ちよく歩けましたが、広葉樹の森は熊さんにとっても餌の豊富な場所。やはり遭遇しました。下りはブナの小径コースで下山しましたが明瞭な踏み跡に誘われて大きくルートミス。リカバリーに急斜面を下って登ってなんとか正規ルートに復帰。やはり夏道の隠れた残雪期の山に初めて入る際はGPSがあると安心ですね。