甘利山から千頭星山、御所山

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 12.6km
• 登り: 918m
• 下り: 902m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:17

距離 12.6km 登り 918m 下り 919m

7:02 甘利山グリーンロッジ駐車場
7:18 鍋頭
7:19 7:22 甘利山
7:46 7:47 奥甘利山
8:21 8:22 御所山・青木鉱泉分岐
8:24 8:25 大西峰
8:37 原っぱ
8:44 8:45 千頭星山
8:57 9:16 鳳凰山展望箇所
9:25 千頭星山
9:30 原っぱ
9:38 9:39 大西峰
10:15 10:43 御所山
11:24 御所山・青木鉱泉分岐
11:52 奥甘利山
12:09 甘利山
12:14 鍋頭
12:24 つつじ苑
12:25 ゴール地点

天候

▪️曇りのち晴れ
朝7時前登山口到着時は曇り。
朝8時半辺りから太陽が顔を出し始め10時半あたりからは晴れ間に。
午後にかけ天気は回復傾向だったが、雲は非常に多く遠望はイマイチだった。

気温は登山口で10℃でこの時期としてはかなり寒かったが、晴れ間が出るに従い気温は上昇し20℃近くなった。

風は弱いが冷たかった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甘利山登山口の駐車場を利用（80台駐車場可という）
トイレあり

朝7時前は先行車2台、下山時は30台以上
駐車場までの山道は細くカーブの連続ですれ違いはあまりしたく無い道。

コース状況／危険箇所等

全コース難所無し。標識も豊富

・甘利山まで
登山口から20分で山頂に着いてしまう整備されまくった観光コース。
眺望は抜群で、6月にはレンゲツツジが満開となるらしい。

・甘利山から千頭星山まで
途中の奥甘利山と大西峰へは急登。
基本樹林下の道だが、明るい笹原の登山道で眺めも良い。
千頭星山は眺望は無いが、山頂から少し先の鳳凰山展望地からの眺めは良い…らしい
千頭星山付近は鹿のフンだらけ

・大西峰から御所山ピストン
基本一本道なので道迷いの心配は無い。
こちらのルートも鹿のフンだらけだ。
斜度は緩やかで御所山山頂からは鳳凰三山も間近に見える。

※今回は行かなかったが、鳳凰山展望地より先、御所山山頂より先はバリルートでかなり険しい登山道となるので迂闊に足を踏み入れ無い事。

その他周辺情報

白川温泉…市外大人700円。コロナ対応で休憩室利用不可

写真

5/15 6:49

朝7時前に登山口到着。
ここまでの山道は細くグネグネカーブだらけであまり走りたく無い道だった。
先行車は2台、充備をしている間に更に2台がやって来た。
気温は10℃しか無く寒い。
予報だと晴れ間が出る筈だが分厚い雲が上空を覆う。

5/15 7:02

トイレを済ませいざ出発。
右左どちらへ進んでも同じ場所に出るが、先ずは左から

5/15 7:06

少し先にある東屋。
道は整備されまくりで完全に観光地だ。

5/15 7:07

東屋辺りから見た甲府盆地。
今日は周囲の山の眺望は絶望的かな。
富士山も見えないし

5/15 7:15

熊避けの鐘を鳴らしてみた

5/15 7:15

鍋頭到着。
方位盤があるが雲で何にも見えないな

5/15 7:16

晴れてれば八ヶ岳から茅ヶ岳、南アルプス、富士山と大展望が広がるらしい…

5/15 7:17

6月にはレンゲツツジが満開となり観光客でごった返すらしいが、寒い悪天候のシーズンオフとなればこんな感じで人の気配は無い

5/15 7:21

山頂標識見えた。
近いなぁ

5/15 7:22

甘利山山頂までは20分で着いてしまった。
前方は富士山が見える筈の方向

5/15 7:22

甘利山の向こうに見えるピークは奥甘利山か？
ここまでは何とか雲の下だったけど、この先はガスに突入か…萎えるなぁ

5/15 7:24

甘利山から先へ進むとあれは…サルオガセ！？
久しぶりに見たな

5/15 7:26

奥甘利山、結構急そうだな

5/15 7:28

大笹池への分岐だが今回は行かない
今日は千頭星山まで行くつもり。
それにしてもセントボシヤマって名前カッコイイよな…

5/15 7:42

ガスが濃くなる中サルオガセのカーテンが風に揺れる。
雰囲気あるなぁ

5/15 7:42

しかし予報より天気が悪くて全然気持ちが盛り上がらないぜ…

5/15 7:46

奥甘利山の分岐で先行のソロ女性をパスした。
これで今日千頭星山までは自分が一番乗りかな。
まあこんな悪天候だし言うほどこのコース歩く人多くないだろうけど。
奥甘利山からは眺めが良いとレコにあったんだがこの有様だし。

5/15 7:47

奥甘利山は登山から少し入るとすぐ山頂

5/15 7:50

次のピークはまだ千頭星山ではない様だが、斜度ありそうだな…
（後で知ったが大西峰というらしい）

5/15 7:52

ぐおぉ！結構急登だ。
疲労が抜けなくて楽そうで眺めの良い山を探して甘利山に来たのだが、曇りだし寒いし急だしでアテが外れたぜ…

前日急に行き先決めたしな。こんな事もあるか

5/15 7:57

蜘蛛の巣をいくつも破りながら進む。
後ろには少なくともあと3人歩いている筈だが、静か過ぎて少し寂しいな

5/15 8:06

なかなか長い登りだな…

5/15 8:11

やっと急登終わった（ﾊｱﾊｱ
道自体は分かり易いし、晴れてれば眺めも良いらしいな

5/15 8:17

大西峰への最後の登り。
笹の朝露でパンツが結構濡れちゃった。
あと軽く雨？降ったり天気が良くなる兆候が無い

5/15 8:20

お、着いたか

5/15 8:20

青木鉱泉分岐

青木鉱泉ってあの鳳凰山の青木鉱泉だよな？
結構近いエリアなのか…（←何も調べずに来た）

5/15 8:21

ここから先は鹿のフンだらけだった

5/15 8:30

登山開始から1時間半、太陽が弱々しくも姿を表した！
頼む、このまま晴れてくれ〜

5/15 8:30

ダメか…
晴れませんなぁ

大西峰より先、暫くなだらかな笹原の道となる

5/15 8:38

相変わらずサルオガセだらけ

5/15 8:44

青木鉱泉の分岐から25分、目的地に到着

5/15 8:44

千頭星山山頂。
樹林の中で眺めはない。
ここから少し先に鳳凰山の展望地があるらしいのだが…この天気ではなあ

5/15 8:46

しかし時間はまだ9時前。
時間もあるし一応行ってみるか。

さっきから雲が薄くなってきてる気がするし、もしかしたら晴れるかもしれないしな…（←自分でも信じてない発言）

5/15 8:48

あれ？マジで晴れてきた！？

5/15 8:49

木漏れ日！？やったぜ！
晴れそうとなると途端に盛り上がってきたわ

5/15 8:50

段々道が怪しくなってきた。
標識には鳳凰山の文字が。
ここから先へひたすら進むと夜叉神峠からの道と交わる様だ。
ただ険しく距離は長い。
今日のコンディションじゃとてもとても！

5/15 8:54

鳳凰山展望地到着。
鳳凰三山は何処だあ〜？

5/15 8:54

いや〜ダメだこりゃ😅
（晴れてれば真正面に鳳凰山が聳え立つ筈のアングル）

5/15 9:07

と思ったら雲が流れ始めた。
暫く晴れを待ちながら休憩するか…

待てど暮らせど雲は晴れず…
ARを重ねてみたが鳳凰山は完全に雲に隠れてるな

5/15 9:15

30分待ったがこれが限界だった。
そろそろ帰るか…

5/15 9:16

千頭星山への帰路は少し岩場がち

5/15 9:16

この先が大ナジカ峠経由苺平へと続いている。
かなりの難路らしい

5/15 9:22

鳳凰三山方面。
山は雲被ってるけど上空に青空見えてきてるな

5/15 9:23

雲を透かして太陽の光が降り注ぐ。
行きと違い帰り道は明るい中歩く事に

5/15 9:25

甘利山←→南御室小屋　の看板があった

5/15 9:25

千頭星山まで戻ると二人組ハイカーが休憩していた。
挨拶し先へ

5/15 9:27

千頭星山からの下り。
山頂近くで3人の登山者とすれ違う。
さっきまで誰一人居なかったのに急に賑やかになったな

5/15 9:27

前を行く女性に鳳凰山展望地について聞かれ「何の成果もありませんでした！！（意訳）」と伝える…

空はなかなかスッキリ晴れず暫くガスの中を進む

5/15 9:29

サルオガセだらけの巨木

5/15 9:34

まだ9時半。あまりにも早いので御所山に足を伸ばす余裕もありそうだ。
寄り道しようかな

5/15 9:40

青木鉱泉分岐では3人のハイカーが休憩していた。
分岐を青木鉱泉方面へ折れる。

5/15 9:42

青木鉱泉までは行かないが、途中のピーク、御所山を目指す

5/15 9:53

お、本日初の富士山だ！

5/15 9:57

上空は雲が多いが青空も見えてきた。
なかなか良い感じじゃないか

5/15 9:58

甘利山と奥甘利山、富士山

5/15 10:00

青木←→大西峰　の看板。
あの分岐のピークは大西峰って言うとこれで知った

5/15 10:02

あのまま晴れとは行かず雲間から時々光が差すといった空模様が続いた

5/15 10:05

10時過ぎ、鳳凰山が顔を出していた！
雲は何処行ったんだ？
あと30分粘れば展望地で鳳凰山見えたじゃんか…

5/15 10:08

御所山への道もこれまで鹿のフンだらけだったが、今回初めて鹿ではなさそうなフンが…熊か？

5/15 10:10

段々と天気が良くなってきていて嬉しい
手持ちの古い山と高原地図だと御所山へのルートは破線表示だったが、今は整備されたのか特に難所もなかった

5/15 10:15

御所山山頂着いた。
坂もなだらかで気持ちよく歩けたな

5/15 10:16

御所山山頂
正面には鳳凰山が見えるが、木が邪魔で微妙…w

5/15 10:20

雲が完全に取れてる！
オベリスクが鮮明だ

5/15 10:21

彼方に見える山並みはもしや…

5/15 10:21

写真立てた分かりにくいが北アルプスの白い稜線を確認！

5/15 10:27

この先へ進むと鳳凰三山の登山口の一つ、青木鉱泉へと道は続いているのだが、この先はとにかく急斜面で中々の難路だと言う。
天気も良くポカポカして来たので休憩する事にした。

5/15 10:27

地蔵、観音、薬師の鳳凰三山揃い踏みだ

5/15 10:28

山名標識は固定されてなかったので持って撮影してみた

5/15 10:33

甲斐駒ヶ岳も見えてるじゃん

5/15 10:42

バッチリ晴れて気持ち良いな
登山開始が早すぎたか。
8時半位に開始なら鳳凰山展望地でちょうど晴れてたなぁこれ

5/15 10:43

明るい晴れの登山道に心躍る

5/15 10:44

木々の隙間から薬師ヶ岳

5/15 10:48

鹿のフンがとにかく多いので避けながら…

5/15 10:50

いくつか小ピークあり

5/15 10:52

大西峰から奥甘利山への山並みが見えてきた

5/15 10:56

苔が見事

5/15 10:57

うーん、気持ち良いなあ〜
朝のうちは山の選択ミスったなと後悔してたが、鳳凰三山も見れたし富士山も見れたし結果オーライだな

5/15 11:03

甘利山（左奥）と富士山
富士山雲に隠れちゃいそうだな

5/15 11:08

気分が良くて鼻歌歌いながら歩いてた

5/15 11:19

朝からこれだったならなあ〜

5/15 11:21

明るい笹原を歩いているとソロ女性とすれ違う。
彼女も御所山ピストンかな？

5/15 11:23

青空と軽やかな風

5/15 11:24

分岐まで戻って来た

5/15 11:25

朝のガスガスとは大違いだな

5/15 11:28

山と高原地図にあった“広々とした尾根”“ササ原”を体験だ

5/15 11:30

この先も度々人とすれ違う。
みんな天気予報見て出発時間調整して来たのかな。
意外にたくさんの人が歩いてる

5/15 11:34

まだ富士山見えてた

5/15 11:38

千頭星山、あんな形だったのか。
朝は見えなかったからな

5/15 11:39

甘利山は平らで目立たないピーク。
下界からだと判別出来なそう

5/15 11:39

上空を雲が覆っているから盆地内は暗いんだな

5/15 11:42

手前のピークが奥甘利山、奥のピークが甘利山だ

5/15 11:46

遠くに見える立派な山体は櫛形山らしい
まだ未踏だが、近々行ってみるかな

5/15 11:47

奥甘利山手前で八ヶ岳も見えた。
朝に比べ八ヶ岳は雲被ってきてる

5/15 11:48

奥甘利山への登り

5/15 11:51

奥甘利山分岐

5/15 11:56

甘利山までは10人くらいすれ違う。
朝と大違いだな

5/15 12:08

もう昼か。
寄り道した割には早く着いたな

5/15 12:08

甘利山山頂は観光客とハイカーで10人以上の人で賑わっていた

5/15 12:10

実は甘利山山頂から見えていた千頭星山（左奥）

5/15 12:10

富士山は全く見えなくなってしまった

5/15 12:10

人が多いのでさっさと下山しよう

5/15 12:13

レンゲツツジの時期にも来てみたいが、6月下旬から7月上旬が見頃との事

5/15 12:15

まさかの鳳凰三山。
雲がなければ最初から見えてたのか…

手前の山は御所山の様だ

5/15 12:15

歩いてきた稜線が一望

5/15 12:16

スッキリ快晴の時に来たらもっと眺め良いだろうな

5/15 12:18

帰りは左側の道を下った（登りは右から来た）

5/15 12:24

甘利山グリーンロッジも営業していた

5/15 12:24

ややっ
何と朝と違い30台以上の車が停まっていた！
結構人気の観光地なのね…

5/15 13:05

白川温泉で汗を流す

5/15 13:45

昼飯に蕎麦を食って帰路についた

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

天気もイマイチ、疲労もイマイチ抜けない週末。
気合いも入らないのであまりキツくなさそう且つ眺めが良さそうなそれほど遠くない山を検討し、雨乞山と甘利山が候補に浮上した。

雨乞山は少しキツそうだった為相対的に楽そうな甘利山を選んだのだが、登山口気温10℃、ガスガスで眺望ゼロと非常に盛り上がらない状況のままスタート。

密かに楽しみにしていた鳳凰山展望地では鳳凰三山の姿は見れず、やけっぱちで当初予定に無かった御所山まで足を伸ばしてみたのだが、これが正解だった。

10時過ぎから昼にかけ天気はどんどん回復！
鳳凰山も富士山も周辺の山の眺望も得られ、結果的にはなかなか楽しめた山行となった。

しかし天気が悪いと途端にやる気が無くなるのはどうにかしないといかんなあ。