連作短編みたい! 周回コースで巡る榛名山
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- GPS
- 05:44
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:39
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
週末、南関東は良くない予報、北関東でも栃木県はイマイチで群馬県は良さそうだったので以前から計画だけは立てていた榛名山に行く事にしました。
電車とバスを乗り継いで榛名湖バス停に着いたのが9時55分、
ちょっと遅い時間からの登山開始です。
榛名湖を囲むピークを周回するコース、南岸の榛名湖バス停を出発して
掃部ヶ岳〜硯岩〜鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳〜榛名富士〜天目山〜氷室山と時計回りに進みます。
高崎駅からバスに揺られて榛名湖へ、
途中、ロードバイクのクライマー達を沢山見かけました。
翌週に榛名山でヒルクライムの大会があるみたいで、
皆さん試走に来ているんですね、お疲れ様です。
榛名湖畔のバス停から行動開始です、
まずは榛名山最高峰の掃部ヶ岳を目指します。
湖畔の宿記念公園の駐車場によってお手洗いを済ませ、
記念碑の横から登山道に入っていきます、ちょっと分かりにくいかな。
登山道に入ったら明瞭で迷うような箇所も無く進みます、
最初はやや急登、ぐんぐんと標高を上げていきますよ。
急登が終わるとしばらくは緩い登り、
再び傾斜が急になるとちょっとした岩場も有ったりします。
お助けロープもあるのですが、使わなくても問題無く登れるレベルです。
山頂直下で好展望地が有りました、
榛名湖の南半分とルート終盤の天目山に氷室山など見えます。
空気の澄んだ冬場なら関東平野が一望なんじゃないかな。
その先に掃部ヶ岳の頂上、数人のハイカーさん達が休憩中でした。
頂上は樹々の間から榛名湖が見える程度、そんなに眺望は良くないです。
スタートしてから1時間弱、標高差も350mくらいだからこんなもんでしょう。
次の目的地は硯岩、途中の分岐を北側に降りていきます。
土が流出して骨組みだけになった木製階段の跡が延々と続きます、
スニーカーとかの軽装で登ってくる人が割と多いですね。
特に険しい個所も無いので観光の人とか来るみたいです。
硯岩手前の分岐から硯岩まで、山と高原地図には「登山道不明瞭」って表記があるけど全然そんな事は無く、明瞭な踏み跡を5分ほど登ると好展望の硯岩です。
ここからは眼下に榛名湖、対岸に整った山容でそびえる榛名富士が楽しめます。
湖畔の宿泊施設が模型のような大きさに見えて箱庭みたいな感じです。
時間も丁度いいのでここでお昼ご飯にしました。
wata-waさんが目ざとく見つけた2か所のリングボルト、
これが穿たれているって事はマルチの終了点なんじゃないか?って
wata-waさん興味津々でした。
降り始めて10分ちょいで林道に出ました、
少し林道を歩いて、県道を横切ると鬢櫛山の登山口です。
ここから鬢櫛山までは標高差も200m弱、30分も有れば登れます。
途中の50m程度だけやや急登ですが、
そこを越えればゆるりと登って直ぐ山頂です。
鬢櫛山の山頂は樹林帯で樹々の間から次の烏帽子ヶ岳が見えるくらいで
眺望は楽しめません。
少し休憩して先に進みます。
登りと同じくらい降りると烏帽子ヶ岳とのコルに分岐が有り、
その少し先に榛名湖温泉へ降りる道と分岐しています。
山頂まで登ったらこの分岐まで引き返してくるので、
ここでデポするのも有りかも。
山容から想像した通りの急登ですが、
道はつづら折りで付いているので手を使うような箇所は有りません。
烏帽子の名の通りの山容ですので山頂部はほとんど平らです。
コルからの標高差170m程度で急登なので20分程度で山頂です、
樹林帯の中なのであんまり眺望有りませんでした。
山頂標識と同じ場所に「榛名富士」って書かれた南向きの道標が有りました、
確かに南に向かって踏み跡とリボンが有ります。
少し進むと先の方に人がいるのも見えましたが、
地形図、山と高原地図にも南に降りるルートは無いし、
ヤマレコのみんなの足あとにも南に降りた人はいないようでしたので引き返しました。
少しだけ休憩して降りようかと思ったら、
南から来た人がこの先直ぐに開けて景色がいいんですよって教えてくれました。
あ、なるほど赤城の黒檜山みたいなビューポイントが有るのかと行ってみました。
さっき少しだけ進んだ踏み跡を改めて歩いてみたら山頂から1〜2分で
展望良好な岩場に出ました。
誰もいない岩場でしばし絶景を堪能出来ました。
教えてくれた方、ありがとうございました。
引き返して分岐を榛名湖温泉に降りていきます、
明るい樹林帯をゆるりと降りると榛名湖温泉です。
ここから榛名富士まで標高差300m、
崩落が進んで道がつけ替えられたところが多い印象です。
疲れてきたのであんまりペースが上がらないけど
休憩込みでCT通りの40分で山頂に到着。
山頂の神社には観光客の姿が多く登山の人はマイノリティー、
神社からロープウェイの山頂駅までの間は観光地でした。
登りと同様に300mの標高差を降って榛名湖の湖畔に戻ります、
ビジターセンター等が有るこの周辺が榛名湖畔で一番賑わっているところ、
観光客が大勢いてなかなかの賑わいでした。
ここからとつないでバス停に戻る予定でしたが、
ここまでの行程で割と疲れていたのと、
これ以上ペースが落ちると帰りのバスに間に合わなくなる恐れが有ったので
ここで切り上げる事にしました。
湖畔を歩いてバス停まで戻ります、
天目山と氷室山を省略したので1時間くらい時間が空きましたので
バス停の隣のお店でビールを買って打ち上げ(笑)
帰りの高崎線は普通車グリーン席で打ち上げ第二弾(笑)
コロナ禍で取り止めていたグリーン車の酒類車内販売が再開したんですね、
冷たいビールが車内販売で購入できるのはありがたいです。
そして乗り換え駅で途中下車して第三弾ww
いい気分で家路につきました。
掃部ヶ岳〜硯岩
鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳
榛名富士
それぞれ降りてくると湖畔に戻ったり車道歩きが有るので、
下山したって感覚になりました。
下山したんだけどまたすぐに次の山を登るみたいな、
縦走とはまた違った感じが新鮮でした。
それぞれの峰から榛名湖を挟んで周りの峰々を見渡せるので、
連作短編みたいに互いに繋がりが有って大きなストーリーを紡ぐような、
そんな山旅でした。
次は天目山と氷室山も繋いで周回したいな。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
割りと涼しかったのでそんなに汗もかかなかった、快適。
飲み物はコーヒーのペットボトル600mlで100mlくらい余った。
バス停隣の榛名湖レストハウスさん、ビール350ml缶350円でした。
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