大高山〜天覚山〜多峯主山(飯能アルプス)
- GPS
- 08:14
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・往路(電車):千歳烏山(7:32)→京王八王子(8:01|)〜徒歩〜八王子(|8:13)→東飯能(8:49|8:55)→吾野(9:15) ・復路(電車):東飯能(18:06)→八王子(18:41|)〜徒歩〜京王八王子(|18:57)→北野(19:00|19:02)→千歳烏山(19:29) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■特に危険なところは無いが、細かいアップダウンが続くので体力的にはキツい。 |
その他周辺情報 | ■吾野駅の近くにコンビニは無い。しかし、うどん&土産物屋の「奥武蔵美晴休憩所」は開店・営業していた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
一番高い山で500mにも満たない低山で、チョロい山行だぜと思っていたのだが全く甘かった。夏の登山に向けてのトレーニングという意味ではおおいに役にはたったのだが。
吾野駅では登山口までの道がよくわからなかった。結局、吾野湧水を目指すのが正解なのだが、そこへ行くには線路の下をくぐっている地下道を通る必要がある。それを知らなくてちょっとまごついてしまった。
前坂までの登りは植林杉林の中をつづら折りに登っていく。人気のあるルートなのか登山者は多い。後ろから20人ほどの団体の声が聞こえるので、引き離すべく早足で登っていく。しかし、なかなか団体を引き離すことができない。こちらもゆっくりしているつもりはないのだが、巻き道を取らずに稜線を歩いていたらすぐ後ろまで追いつかれてしまった。結局、大高山ピークでその団体には追い付かれてしまい、こちらが水分補給でビールその1を飲んでいる間に、彼らは小休止を終えて足早に去って行った。なかなか統制の取れた団体で、その後彼らに会うことはなかった(^^;
その後は稜線伝いにマイペースで歩いて天覚山に着く。途中、展望はまったく無いので天覚山に着いた時は、山には好展望があるのだということを思い出した。意外に人が少なく、景色がよく見えるベンチでお昼ご飯。そして水分補給でビールその2。
ここから先は高い山もなく、下るばかりだと思っていたのだが実はここからが大変だった。東峠まで一気に下ってまた登る。そしてまた下って登る。巻き道はほとんど無く、10〜30mほどの登り下りが延々と続く。かなり下ってきて、フェンスの向こうにゴルフ場が見えるくらいまで降りてきた。登山道も平らになるだろうと思っていたがところがどっこい、相変わらず10〜20mほどの登り下りが続く。
地味に体力を削られまくって、久須美山に着く頃にはついに両足が攣ってしまい、一旦ストップした。ここで、必殺技の芍薬甘草湯を一包服用する。するとウソのように攣りが治ってしまった。人間の思い込みというのは大したものだ。
もうかなり高度は下がっているはずなのだが、久須美山の次は久須美ケルン(永田山)なるものが現われた。たしかに、石積みの立派なケルンがある。しかし、いったい何のために?もう、ちょっと降りれば住宅街なので遭難することはまず無いはずだが(^^;
さらに進むと、ついに左手に住宅街(永田台)が現われた。そして、さらに高度を下げると家々の庭の横を通るような感じになってきた。そしてまた家々を臨む高台に登り、後は車道(永田台通り)までガバ下りに下る。もう足は攣らないが無駄な登り下りに辟易する。
ちょっとした車道歩きの後に、いよいよ今日最後の山、多峯主山への登山道を登る。沢沿いの暗い道だが傾斜は緩い。しかし、既にもう登る体力が尽きかけていて精神力で大黒山ピークまで登る。ここの高度が220mなのであと50m登れば多峯主山かと思いきや、まさかのガバ下り。暗然とした気分で鞍部というか谷底に到着。ここはなんと高度170m。なんと多峯主山ピークまで100m以上あるではないか!しかし、こうなってはゆっくりでもなんでもとにかく登る。無心に一歩一歩登ってついに多峯主山ピークに着いた。いやぁ、疲れた。
多峯主山ピークにはそこそこ人は居るが、景色の良いベンチは空いていた。既に時刻は午後4時を過ぎており、空には雲がかかっていたが見晴らしは良い。気持ちがよい景色を見ながら水分補給でビールその3。その後は天覧山に寄る体力も気力も無く、そのまままっすぐ東飯能駅まで歩いて帰った。
東飯能駅では電車の待ち合わせ時間があったので、さらに水分補給でビールその4。あらためてヤマレコの高度・距離グラフを拡大してみると、これほど鋸刃のようにギザギザした波形は滅多にない。とにかく○○アルプス系の低山を舐めてはいけないなと痛感した山行であった。
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