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Yamareco

記録ID: 429799
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

金ケ崎駒ヶ岳〜経塚山(岩手県)_残雪限定は、男のロマン(笑)

2014年04月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:17
距離
18.5km
登り
1,273m
下り
1,265m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:28
休憩
0:50
合計
9:18
距離 18.5km 登り 1,273m 下り 1,282m
5:23
57
スタート地点
6:20
102
8:02
9
8:11
4
8:15
8:17
31
8:48
9:03
89
10:32
32
11:04
11:25
19
11:44
68
12:52
13:02
8
13:10
13:11
6
13:17
13:18
52
14:10
31
14:41
ゴール地点
5:20 駐車地点 - 6:17 うがい清水 - 8:16 五葉の松 - 8:49-9:03 金ケ崎駒ヶ岳 - 9:55-10:03 1132P - 11:02-25 経塚山 - 12:04-12 1132P - 12:51 金ケ崎駒ヶ岳 - 12:54-13:02 スノーシュー装着 - 13:11 五葉の松 - 14:12 うがい清水 - 14:39 駐車地点
Total 9:19 休憩 1:39 歩行 7:40 (4:52+2:48) 撮影 149枚
天候 晴れ 最高気温 15.1℃ 最低気温 -1.9℃ 最大風速 8.5m/s 最大瞬間風速 12.6m/s  (盛岡 気象庁データ)
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2013/4/14の記録によると、登山口のうがい清水まで除雪されているようだったので、それをあてにしていたが、結局、登山口の2km手前までしか、除雪していなかった。
コース状況/
危険箇所等
残雪期限定コースで、駐車場まで凍結していない山ということで、金ケ崎駒ヶ岳〜経塚山を選んだ。両山とも、夏道はあるが、この2つの山をつなぐ登山道はない。ちなみに、経塚山登山口は有名な夏油温泉で、5月にならないと除雪しないらしい。なので、今の時期、経塚山に登るには、金ケ崎駒ヶ岳経由で登るしかない。

他の候補は、下記理由で却下とした。来年以降の課題としたい。

御月山→時期が遅い?、十和田山、阿部館山、青松葉山、片羽山、六角牛山→凍結が心配。

凍結が心配なので、前日、深夜に林道を詰めるが、残念ながら、登山口のかなり手前までしか行けない。先行車1台の隣で、車中泊する。

朝起きてみると、ちょっと体の調子も良くない。林道2kmの往復があると、経塚山まで辿り着くのは無理かと思い、他の山へ行くことも考える。まあ、そこは思い直して、駒ヶ岳だけでもいいかと考え、スタートする。

雪は締まって、ツボで快適に歩ける。スノーモービルの跡があるのが、興ざめではあるが、歩き易くはなっている。ブナの林から、雪庇地帯に出る。目指す経塚山は、なかなかカッコいい。これで、東北百名山にも選ばれないのだから、不思議だ。先日、登った野伏ヶ岳にも匹敵する素晴らしい面構えを見せている。

五葉の松からは、素晴らしい展望を望む。その先の鞍部辺りでは、強風に見舞われ、山頂ではものすごい風が吹いているだろうと思って着込む。ところが、最後の急登では風が吹いていない。辿り着いた駒ヶ岳山頂では、あまり風が吹いていない。五葉の松周辺で、ビュービュー鳴っている。まあ、地形や風向きで、そうなるのだろう。

さて、ここで一思案。経塚山までは、4km弱ある。2時間で行けるか?もう素晴らしい展望は楽しんだし、帰りも大変だから、さっさと降りたい気がする。他に誰もいないし。

まあ、今回、気温は低いし、風も極端に強くはない。天候悪化もなさそうだ。そこは振りきって、経塚山を目指す。やはり、展望の利く稜線歩きは楽しい。

1時間弱で、中間地点の1132Pに着いた。まあ、11:30までには、山頂に到着するだろうと予想した。だが、荷物はちと重い。スノーシューと水1L、非常用品をデポして、山頂に向かう。

途中、雪庇の発達したピークが危険だが、肩に踏み跡がついているので、それを辿る。素晴らしい景色を振り返っていると、人影がある。手を振って、声をかけてみた。

そして、最後の登りは、ツツジのヤブだ。雪が多いので、歩くことができるが、1mぐらいの空洞はあるので、踏み抜きに注意だ。

待望の経塚山山頂に辿り着く。西側には、焼石岳が大きくそびえている。北側には、牛形山が見える。山頂の南側、西側には、雪がなかった。ここで、風を避けながら、昼食を摂る。

山頂までは、ツボで歩けたが、下山はさすがに危険と考え、チェーンアイゼンを装着。おかげで、快適に下ることができた。ツツジのヤブゾーンで、後続者に会う。地元の方だそうだが、いろいろ話を聞かせていただいた。やはり、GWには結構な人が入るそうだが、経塚山まで来るのは、10人に1人ぐらいだそうだ。

そして、1132Pで、デポした装備を回収。駒ヶ岳に登り返す。さて、ここからの下りだが、予想通り、踏み抜きだす。ここで、ライトニング・アッセントを装着。快適に下る、と言いたいところだが、表面から滑りだして、なかなか大変な状況。こういう場合は、踵の利くワカンの方が有利かも知れない。

五葉の松から下は、細板の跡があったり、踏み跡が多少増えた。となりの尾根を見ると、スキーの跡がある。どうやら、五葉の松で、別の尾根に入って、スキーをする人も多いような雰囲気だ。

もちろん、スノーシューを履いたからには、樹林帯を適当に歩く。うがい清水からは、林道を歩かず、廃林道?を直進。最後、林道に合流する。もう大丈夫だろうと思って、スノーシューを脱ぐと、途端に踏み抜くので、最後までスノーシューを履いた。

駐車地点に戻るが、先行車はなかった。登りで踏み跡は見たが、駒ヶ岳の先には行かなかったようだ。五葉の松から、隣の尾根に移ったか?すぐ、後から来た方が到着した。なんと、スノーシューを持っていながら、ツボで降りてしまったそうだ。結構な健脚だ。

また、この後、除雪の状況を見に来た人がいた。人気の山ではあるが、やはり、除雪してから入りたいらしい。帰りは、永岡温泉、夢の湯で、源泉掛流しの温泉を楽しんで、帰宅した。

スノーモービルの跡を辿る。
スノーモービルの跡を辿る。
金ケ崎駒ヶ岳。左の肩に神社が見える。
金ケ崎駒ヶ岳。左の肩に神社が見える。
うがい清水登山口
うがい清水登山口
なかなか、いい面構えの経塚山
なかなか、いい面構えの経塚山
雪庇地帯に出てきた。
雪庇地帯に出てきた。
雪庇の層が見える。先端になると、縦に積っているので、層が弱くなる。また、隙間が空洞になるのが、良く分かる。
雪庇の層が見える。先端になると、縦に積っているので、層が弱くなる。また、隙間が空洞になるのが、良く分かる。
崩壊中。見ると分かるが、樹木のそばに近寄らないと危険。
崩壊中。見ると分かるが、樹木のそばに近寄らないと危険。
亀裂も、結構入っている。
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亀裂も、結構入っている。
白と青のコントラストが最高!
白と青のコントラストが最高!
経塚山は、本当に美しい。
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経塚山は、本当に美しい。
2014年04月15日 07:59撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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4/15 7:59
この手前の尾根、なだらかで、スノーシューに最高なんだけど(笑)
この手前の尾根、なだらかで、スノーシューに最高なんだけど(笑)
このスノーモービルの跡は、なんじゃ(怒)ちなみに、スノーモービルの跡は、雪庇の上についているので、注意。
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このスノーモービルの跡は、なんじゃ(怒)ちなみに、スノーモービルの跡は、雪庇の上についているので、注意。
早池峰山と薬師岳
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早池峰山と薬師岳
金ケ崎駒ヶ岳(略して、金駒)
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金ケ崎駒ヶ岳(略して、金駒)
オガラ森山と前塚見山
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オガラ森山と前塚見山
駒ヶ岳山頂に着いたよ。
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駒ヶ岳山頂に着いたよ。
山頂には、雪がかなり積っていた。
山頂には、雪がかなり積っていた。
楽しい稜線歩き♪
楽しい稜線歩き♪
危険な雪庇を越えていく。踏み跡が茶色いのは、落ち葉が積もっているから。
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危険な雪庇を越えていく。踏み跡が茶色いのは、落ち葉が積もっているから。
駒ヶ岳を振り返る。うーん、見るからに楽しそう(笑)
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駒ヶ岳を振り返る。うーん、見るからに楽しそう(笑)
スキーゲレンデみたい♪
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スキーゲレンデみたい♪
大分、近くなった。
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大分、近くなった。
これは、直登できないでしょう。ここで、踏み抜いた記録あり。
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これは、直登できないでしょう。ここで、踏み抜いた記録あり。
ヤブに突入するんだにゃー!
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ヤブに突入するんだにゃー!
経塚山山頂。やっと着いた。
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経塚山山頂。やっと着いた。
おー、崩れとる!
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おー、崩れとる!
駒ヶ岳に戻ってきたよ。
駒ヶ岳に戻ってきたよ。
ネズミだにゃー!
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ネズミだにゃー!
東北の名山、ここにあり!
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東北の名山、ここにあり!
気持ち良く、下るんだにゃー♪
気持ち良く、下るんだにゃー♪
うがい清水
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