(5月18日14:32) 早川町運行(JR-身延駅発-奈良田行き)のバスで「七面山登山口・赤沢入口」で下車。十字路をバスの進行方向に向かって左方に行く。
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5/18 14:32
(5月18日14:32) 早川町運行(JR-身延駅発-奈良田行き)のバスで「七面山登山口・赤沢入口」で下車。十字路をバスの進行方向に向かって左方に行く。
10m程行くと七面山登山の案内図が出てくる。ここから「安住坊」と「奥之院」を経て「敬慎院」までは4時間40分と書いてある。後期高齢者の我が身は何時間かかるかな?ここで右折。
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5/18 14:40
10m程行くと七面山登山の案内図が出てくる。ここから「安住坊」と「奥之院」を経て「敬慎院」までは4時間40分と書いてある。後期高齢者の我が身は何時間かかるかな?ここで右折。
前方に小さなお寺が見える。登山道はこのお寺から左に向かう。明日に備えて境内を見物していると70歳代に見える御婦人と会った。七面山にはもう100回以上も登っておられるとの事。若く見えるが80歳を越えておられるとの事。この日は近くの「ひのや旅館」に泊まる。
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5/18 14:41
前方に小さなお寺が見える。登山道はこのお寺から左に向かう。明日に備えて境内を見物していると70歳代に見える御婦人と会った。七面山にはもう100回以上も登っておられるとの事。若く見えるが80歳を越えておられるとの事。この日は近くの「ひのや旅館」に泊まる。
(5月19日5:14) 旅館(標高322m)を出発。晴れ。小さなお寺の境内を通るとすぐ「七面山」の赤鳥居が現れた。
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5/18 14:48
(5月19日5:14) 旅館(標高322m)を出発。晴れ。小さなお寺の境内を通るとすぐ「七面山」の赤鳥居が現れた。
「敬慎院」に宿泊を申し込んだ時、「北(裏)参道は特にヒルが多いので気をつけるように」と言われヒル撃退用のスプレーを持参して出発時に足下と帽子にスプレーして来たが、熊用の鈴を持って来るのを忘れた。会わない事を祈るのみ。
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5/19 5:21
「敬慎院」に宿泊を申し込んだ時、「北(裏)参道は特にヒルが多いので気をつけるように」と言われヒル撃退用のスプレーを持参して出発時に足下と帽子にスプレーして来たが、熊用の鈴を持って来るのを忘れた。会わない事を祈るのみ。
ちょっと歩くと「一丁目」の道標が出てきた。1丁は109mなので、およそ100m歩く毎に標識が出てくるのかも知れない。道は二人が並んで歩けるような広いジグザグ道である。急勾配では無いので小型車なら何とか登れそうな道である。
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5/19 5:23
ちょっと歩くと「一丁目」の道標が出てきた。1丁は109mなので、およそ100m歩く毎に標識が出てくるのかも知れない。道は二人が並んで歩けるような広いジグザグ道である。急勾配では無いので小型車なら何とか登れそうな道である。
(5:48) 「七丁目休憩所」(標高530m)に着く。単独の男性が1人休んでいた。私よりずっと若そうだったのでその内追い越されると思っていたが、この日は誰からも追い越される事が無かった。
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5/19 5:48
(5:48) 「七丁目休憩所」(標高530m)に着く。単独の男性が1人休んでいた。私よりずっと若そうだったのでその内追い越されると思っていたが、この日は誰からも追い越される事が無かった。
この参道にはこの写真のような簡単な屋根とベンチが付いた休憩所があった。麓から奥の院までこのような簡易休憩所は11個もあった。「坊」まで入れると約2.5丁に1軒の割でこのように雨が凌げる休憩所がある事になる。参詣者にとっては非常に優しい登山道である。
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5/19 6:09
この参道にはこの写真のような簡単な屋根とベンチが付いた休憩所があった。麓から奥の院までこのような簡易休憩所は11個もあった。「坊」まで入れると約2.5丁に1軒の割でこのように雨が凌げる休憩所がある事になる。参詣者にとっては非常に優しい登山道である。
この休憩所の殆どにヒル対策用の食塩水のスプレーが置いてある。今日は晴れているのでヒルの姿を見ないが雨で湿気の多い時はすごいのかも知れない。
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5/19 5:34
この休憩所の殆どにヒル対策用の食塩水のスプレーが置いてある。今日は晴れているのでヒルの姿を見ないが雨で湿気の多い時はすごいのかも知れない。
道は杉木立の中を緩い勾配で登って行く。勾配が緩いのは登るには楽だがなかなか高度が稼げない。
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5/19 6:28
道は杉木立の中を緩い勾配で登って行く。勾配が緩いのは登るには楽だがなかなか高度が稼げない。
所々に日蓮聖人のお言葉が書かれた看板があった。私の浅薄な知識では日蓮聖人は自信過剰で友達には持ちたくない人だと思っていたが、帚木蓬生の小説「襲来」を読んだらその印象が180度変わり、将にこのような歌を咏むような人だと思った。
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5/19 6:42
所々に日蓮聖人のお言葉が書かれた看板があった。私の浅薄な知識では日蓮聖人は自信過剰で友達には持ちたくない人だと思っていたが、帚木蓬生の小説「襲来」を読んだらその印象が180度変わり、将にこのような歌を咏むような人だと思った。
(6:52) 「安住坊」(標高1,000m)着。しっかり戸締まりがしてある外板には「栃の木 安住坊」と書いてある。
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5/19 6:52
(6:52) 「安住坊」(標高1,000m)着。しっかり戸締まりがしてある外板には「栃の木 安住坊」と書いてある。
ここにはトイレも蛇口の付いた水道もあった。蛇口を捻ったらちゃんと水が出た。
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5/19 7:01
ここにはトイレも蛇口の付いた水道もあった。蛇口を捻ったらちゃんと水が出た。
すぐ近くには御神木の栃の木があった。伝説によればこの木は日蓮聖人の高弟である日朗上人(1,243-1,320)が手植えしたものとの事。地上1mの幹周りは7m、樹高25mで樹幹は空洞になっているが、非常に元気そうである。
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5/19 7:02
すぐ近くには御神木の栃の木があった。伝説によればこの木は日蓮聖人の高弟である日朗上人(1,243-1,320)が手植えしたものとの事。地上1mの幹周りは7m、樹高25mで樹幹は空洞になっているが、非常に元気そうである。
電信柱も現れた。電線は生きているようなので、この線で奥の院に電気を供給しているのかな?
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5/19 7:34
電信柱も現れた。電線は生きているようなので、この線で奥の院に電気を供給しているのかな?
(8:03) 「明浄坊」(標高1,422m)着。ここも厳重にシャッターが下りていて無人である。ここにもトイレと蛇口の付いた水道があった。
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5/19 8:03
(8:03) 「明浄坊」(標高1,422m)着。ここも厳重にシャッターが下りていて無人である。ここにもトイレと蛇口の付いた水道があった。
どの坊にもこのような粗末な賽銭箱に硬貨があげられている。1円や10円硬貨が多いが、中には500円硬貨もあった。御神酒もあり、時には御住職が来て中身を納め、きれいに掃除してくれたらと願う。
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5/19 8:04
どの坊にもこのような粗末な賽銭箱に硬貨があげられている。1円や10円硬貨が多いが、中には500円硬貨もあった。御神酒もあり、時には御住職が来て中身を納め、きれいに掃除してくれたらと願う。
この日蓮聖人のお言葉は面白い。「矢のはしる事は弓の力、雲のゆく事は龍の力、男の仕業は女の力なり」。聖人の女性を敬う気持ちが良く表れている。
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5/19 8:35
この日蓮聖人のお言葉は面白い。「矢のはしる事は弓の力、雲のゆく事は龍の力、男の仕業は女の力なり」。聖人の女性を敬う気持ちが良く表れている。
「七面山のゴヨウツツジ」が咲いていた。枝先には車輪状の5枚の葉を付けるのでこの名が付けられたとの事。
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5/19 8:47
「七面山のゴヨウツツジ」が咲いていた。枝先には車輪状の5枚の葉を付けるのでこの名が付けられたとの事。
(9:04)「奥の院」(標高1,662m)この場所に着く直前に「39丁」の石標を見たのでここは40丁であろう。ここで「北(裏)参道」は終わった。標高差1,340mを3.8時間で登って来たので登るスピードは352m/hであった。
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5/19 9:04
(9:04)「奥の院」(標高1,662m)この場所に着く直前に「39丁」の石標を見たのでここは40丁であろう。ここで「北(裏)参道」は終わった。標高差1,340mを3.8時間で登って来たので登るスピードは352m/hであった。
この社殿は開いていて、1泊2食付きで大人6,000円、小学生以下3,000円であった。
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5/19 9:08
この社殿は開いていて、1泊2食付きで大人6,000円、小学生以下3,000円であった。
日蓮聖人は9年間身延に住んだが七面山登山は出来ず、高弟の日朗上人が初めてこの山に登ったとの事。一行がこの場所に来た時(1297年)、七面大明神がこの石の上に姿を現し一行を迎えたので「影嚮石(ヨウゴウセキ)」(神の姿を現す石)と名付けたそうだ。確かに神々しさを感じる。
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5/19 9:09
日蓮聖人は9年間身延に住んだが七面山登山は出来ず、高弟の日朗上人が初めてこの山に登ったとの事。一行がこの場所に来た時(1297年)、七面大明神がこの石の上に姿を現し一行を迎えたので「影嚮石(ヨウゴウセキ)」(神の姿を現す石)と名付けたそうだ。確かに神々しさを感じる。
思いもかけず車が駐車して車道が現れた。一体この車はどこから来たのか知らん?
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5/19 9:12
思いもかけず車が駐車して車道が現れた。一体この車はどこから来たのか知らん?
「二之池」に着いた。広々と開けた所で数頭の鹿も遊んでいた。
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5/19 9:22
「二之池」に着いた。広々と開けた所で数頭の鹿も遊んでいた。
(9:31)「敬慎院」の境内(標高1,714m)着。境内には数台の小型トラックや、大型のブルドーザーもあった。後でお坊さんに聞いたら、ブルドーザーは部品に分けてヘリコプターで運んで来たそうである。
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5/19 9:30
(9:31)「敬慎院」の境内(標高1,714m)着。境内には数台の小型トラックや、大型のブルドーザーもあった。後でお坊さんに聞いたら、ブルドーザーは部品に分けてヘリコプターで運んで来たそうである。
境内には老化した合併処理浄化槽を恒久的な施設に替える為の大掛かりな工事が行われていて約2億円かかるそうで寄付を募っていた。私もささやかながら寄付をした。
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5/19 9:31
境内には老化した合併処理浄化槽を恒久的な施設に替える為の大掛かりな工事が行われていて約2億円かかるそうで寄付を募っていた。私もささやかながら寄付をした。
「七面山敬慎院」の本堂である。数棟の建物が長い回廊で結ばれていて外を歩かずに他のお堂に行けるようになっている。
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5/19 9:34
「七面山敬慎院」の本堂である。数棟の建物が長い回廊で結ばれていて外を歩かずに他のお堂に行けるようになっている。
本堂の向かい側に長い石段があった。七面山にはこの石段を登って行く。本堂の廊下におられたお坊さんに七面山に登った後宿泊させてもらう事を告げてこの石段を登り始めた。上から女性の登山者が下りて来た。七面山への登山コースが工事中で通行止めになっているので敬慎院に戻ってお坊さんに聞いてみるとの事。
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5/19 9:37
本堂の向かい側に長い石段があった。七面山にはこの石段を登って行く。本堂の廊下におられたお坊さんに七面山に登った後宿泊させてもらう事を告げてこの石段を登り始めた。上から女性の登山者が下りて来た。七面山への登山コースが工事中で通行止めになっているので敬慎院に戻ってお坊さんに聞いてみるとの事。
石段の最上部には門があり、この門が額縁のようになってその向こうに富士山がかすかに見えた。空気が澄んでいたら見事な富士山の絵が見えたであろう。
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5/19 9:39
石段の最上部には門があり、この門が額縁のようになってその向こうに富士山がかすかに見えた。空気が澄んでいたら見事な富士山の絵が見えたであろう。
門をくぐると遠くは富士山を見上げ、近くは身延山を見下ろす絶好の展望台(標高1,727m)があった。
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5/19 9:40
門をくぐると遠くは富士山を見上げ、近くは身延山を見下ろす絶好の展望台(標高1,727m)があった。
右方に上がって行くと作業場があり、道に通行止めらしいロープが張ってあった。これが先程の女性が話していた事だと思ったが周りに誰もいないので無視してロープをくぐって先に進もうとした。
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5/19 12:29
右方に上がって行くと作業場があり、道に通行止めらしいロープが張ってあった。これが先程の女性が話していた事だと思ったが周りに誰もいないので無視してロープをくぐって先に進もうとした。
この場所は七面山の麓からケーブルで作業資材などを運び上げている上部駅らしい。作業中に一般人が立ち入ると事故につながりそうであるが、今は無人で作業をしていなかった。
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5/19 9:45
この場所は七面山の麓からケーブルで作業資材などを運び上げている上部駅らしい。作業中に一般人が立ち入ると事故につながりそうであるが、今は無人で作業をしていなかった。
この作業場を見物していたら後ろから声をかけられた。最前の女性がお坊さんを連れて上がって来ていた。お坊さんの指示で引き返すと右の方に登山口を示す立て札らしき物が見えた。
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5/19 12:30
この作業場を見物していたら後ろから声をかけられた。最前の女性がお坊さんを連れて上がって来ていた。お坊さんの指示で引き返すと右の方に登山口を示す立て札らしき物が見えた。
近づいてみると剥げ欠けた文字でうっすらと「七面山山頂」と書いた看板であった。こちらの注意力不足が最大の要因だがもっと濃く字を書き直してくれたら多分道を間違えなかったと思う。
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5/19 12:29
近づいてみると剥げ欠けた文字でうっすらと「七面山山頂」と書いた看板であった。こちらの注意力不足が最大の要因だがもっと濃く字を書き直してくれたら多分道を間違えなかったと思う。
お坊さんには礼を言って右方に行くと、ここから道は山道となった。鹿も数頭いて近づくとゆっくりと立ち去って行った。
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5/19 9:47
お坊さんには礼を言って右方に行くと、ここから道は山道となった。鹿も数頭いて近づくとゆっくりと立ち去って行った。
例の女性は昨夜羽衣の滝の駐車場に着いて車内に泊まり、今朝5時頃出発して表参道を登って来たとの事。しばらく話しながら一緒に登ったが、少しスピードが合わぬので先に行かせてもらった。
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5/19 10:19
例の女性は昨夜羽衣の滝の駐車場に着いて車内に泊まり、今朝5時頃出発して表参道を登って来たとの事。しばらく話しながら一緒に登ったが、少しスピードが合わぬので先に行かせてもらった。
(10:28) 七面山山頂(標高1,989m)着。ここでゆっくりと宿で作ってもらった朝食用のお握りを食べていると希望峰の方向から数人の単独行が引き返して来た。非常に見晴らしが良くて感激したとの事。
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5/19 10:29
(10:28) 七面山山頂(標高1,989m)着。ここでゆっくりと宿で作ってもらった朝食用のお握りを食べていると希望峰の方向から数人の単独行が引き返して来た。非常に見晴らしが良くて感激したとの事。
今は木が生い茂って七面山の頂上からは周囲の景色が何も見えないが、1982年8月にこの方向盤が設置されたところを見ると当時は見晴らしが良かったのかも知れない。
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5/19 10:36
今は木が生い茂って七面山の頂上からは周囲の景色が何も見えないが、1982年8月にこの方向盤が設置されたところを見ると当時は見晴らしが良かったのかも知れない。
(11:00) 希望峰に向けて出発。道は最初ゆっくりと下り、その後登りだす。
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5/19 11:00
(11:00) 希望峰に向けて出発。道は最初ゆっくりと下り、その後登りだす。
七面山の頂上の張り紙に「平成30年9月30日の台風で七面山から八紘嶺までの登山道が被害を受けたから注意するように」と書いてあったが確かに倒木が多い。
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5/19 11:06
七面山の頂上の張り紙に「平成30年9月30日の台風で七面山から八紘嶺までの登山道が被害を受けたから注意するように」と書いてあったが確かに倒木が多い。
(11:22) 「希望峰」(標高1,980m)着。今年の3月22日に付けたばかりの木札が木に打ち付けられていた。
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5/19 11:22
(11:22) 「希望峰」(標高1,980m)着。今年の3月22日に付けたばかりの木札が木に打ち付けられていた。
頂上からは西方の視界が開け、光岳をはじめ南アルプスの山々を見る事が出来た。ここから八紘嶺の道もしっかり付いているようでいつかは縦走して梅ヶ島温泉に下ってみたいと思った。
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5/19 11:23
頂上からは西方の視界が開け、光岳をはじめ南アルプスの山々を見る事が出来た。ここから八紘嶺の道もしっかり付いているようでいつかは縦走して梅ヶ島温泉に下ってみたいと思った。
(11:58) 希望峰から下山開始。敬慎院まで同じ道を引っ返す。七面山山頂に戻るまでにうっかりして道を外れ、GPSにお世話になった。途中東側に「七面山大崩れ」と呼ばれる大きなガレ場がある。凄まじい光景である。
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5/19 12:20
(11:58) 希望峰から下山開始。敬慎院まで同じ道を引っ返す。七面山山頂に戻るまでにうっかりして道を外れ、GPSにお世話になった。途中東側に「七面山大崩れ」と呼ばれる大きなガレ場がある。凄まじい光景である。
敬慎院から七面山に登る時、間違った場所近くに、麓からケーブルで荷物を揚げ、そこから敬慎院の境内まで運搬するモノレールがあった。
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5/19 12:28
敬慎院から七面山に登る時、間違った場所近くに、麓からケーブルで荷物を揚げ、そこから敬慎院の境内まで運搬するモノレールがあった。
(12:29) 敬慎院の展望台に着き、しばらく景色を見ながら休んだ後、境内へ向かう階段を下り始めた。
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5/19 13:03
(12:29) 敬慎院の展望台に着き、しばらく景色を見ながら休んだ後、境内へ向かう階段を下り始めた。
入口の事務所で1泊2食付きの宿泊料(6,500円)を払う。この中には宿泊者の健康と平安を仏様に祈って頂く祈願料も含まれる。建物から建物へは長い回廊で繋がっている。
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5/19 14:00
入口の事務所で1泊2食付きの宿泊料(6,500円)を払う。この中には宿泊者の健康と平安を仏様に祈って頂く祈願料も含まれる。建物から建物へは長い回廊で繋がっている。
この回廊の廊下は美しく掃除してある。この千分の一の広さも無いくらいの小さな我が家を掃除するだけでも大変なのに、この広大な建物の掃除は如何ほどか想像すら出来ない。
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5/19 14:01
この回廊の廊下は美しく掃除してある。この千分の一の広さも無いくらいの小さな我が家を掃除するだけでも大変なのに、この広大な建物の掃除は如何ほどか想像すら出来ない。
一の池である。水は緑に濁っているが、合併処理浄化槽が完成すれば水質が改善するかも知れない。
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5/19 14:01
一の池である。水は緑に濁っているが、合併処理浄化槽が完成すれば水質が改善するかも知れない。
回廊の中から一の池を眺めただけではもったいないので院の外用スリッパを借りて外からこのアーチ状の通路を通って池の畔まで行った。
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5/19 14:15
回廊の中から一の池を眺めただけではもったいないので院の外用スリッパを借りて外からこのアーチ状の通路を通って池の畔まで行った。
15時から風呂に入った。湯船は大きく4人くらいはゆっくりと入れる。湯の温度がぬるく、先に入っていた方と談笑しながら何時間でも入ってしまいそうなので意を決して上がる。17時からの夕飯は完全なる精進料理であった。有難く頂く。期待していなかったがフリーWiFiが利用できたのには驚いた。
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5/19 17:01
15時から風呂に入った。湯船は大きく4人くらいはゆっくりと入れる。湯の温度がぬるく、先に入っていた方と談笑しながら何時間でも入ってしまいそうなので意を決して上がる。17時からの夕飯は完全なる精進料理であった。有難く頂く。期待していなかったがフリーWiFiが利用できたのには驚いた。
18時半からご開帳があり、厨子を開けて頂き七面大明神を拝ませて頂く。その後お経が始まり宿泊者(13人くらい)全員の名前とそれぞれの健康息災を祈って頂いた。
19時から45分間夜のお務めがあったが、約8人のお坊さんがジャズのセッションのようなリズミカルなものすごい早口のお経をよまれ興味深かった。
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5/19 13:59
18時半からご開帳があり、厨子を開けて頂き七面大明神を拝ませて頂く。その後お経が始まり宿泊者(13人くらい)全員の名前とそれぞれの健康息災を祈って頂いた。
19時から45分間夜のお務めがあったが、約8人のお坊さんがジャズのセッションのようなリズミカルなものすごい早口のお経をよまれ興味深かった。
大きな部屋の宿泊客は私の他に2人であった。1人は30歳後半くらいの親切で礼儀正しい青年で、他の1人は私より5日遅く誕生された修行僧の恰好をした常連の方であった。名物の長い布団に3人包まって寝た。21時に消灯であった。
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5/19 18:51
大きな部屋の宿泊客は私の他に2人であった。1人は30歳後半くらいの親切で礼儀正しい青年で、他の1人は私より5日遅く誕生された修行僧の恰好をした常連の方であった。名物の長い布団に3人包まって寝た。21時に消灯であった。
院は4時に起床であったが、私は30分前に起きてパッキングを終了し、いつでも出発出来る状態であった。同室の2人とお茶を飲み4時15分に院を出発、(4:28) 石段を登って展望台に着いた。
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5/20 4:28
院は4時に起床であったが、私は30分前に起きてパッキングを終了し、いつでも出発出来る状態であった。同室の2人とお茶を飲み4時15分に院を出発、(4:28) 石段を登って展望台に着いた。
院での情報は今日のご来光は4時35分頃との事であったが太陽の辺りに濃い雲がかかりなかなか美しい太陽が出てくれない。残念ながら富士山を背景にした理想的なご来光を見る事は出来なかったが、それでも心が洗われたような気がした。
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5/20 4:50
院での情報は今日のご来光は4時35分頃との事であったが太陽の辺りに濃い雲がかかりなかなか美しい太陽が出てくれない。残念ながら富士山を背景にした理想的なご来光を見る事は出来なかったが、それでも心が洗われたような気がした。
(4:51) 展望台を出発し下山開始。この門は展望台から表参道の石段を下りて来た所にある。地図上からも歩行時間からも北参道の方が表参道より長い筈であるが、「丁」の数から言うと北参道は40丁で、表参道は50丁というのは不思議である。「丁」の実際の距離数がいい加減なのであろう。
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5/20 4:57
(4:51) 展望台を出発し下山開始。この門は展望台から表参道の石段を下りて来た所にある。地図上からも歩行時間からも北参道の方が表参道より長い筈であるが、「丁」の数から言うと北参道は40丁で、表参道は50丁というのは不思議である。「丁」の実際の距離数がいい加減なのであろう。
道の広さは北参道と一緒だが、北参道には段差は殆ど無く、緩やかな坂道だけだったが表参道は数多くの段(木で土留めされている)があり、膝に負担が大きい。
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5/20 5:00
道の広さは北参道と一緒だが、北参道には段差は殆ど無く、緩やかな坂道だけだったが表参道は数多くの段(木で土留めされている)があり、膝に負担が大きい。
この参道も北参道と同様、屋根とベンチのある簡易休憩所があった。
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5/20 5:04
この参道も北参道と同様、屋根とベンチのある簡易休憩所があった。
(5:22) 晴雲坊(標高1,402m)着。ここも無人である。
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5/20 5:22
(5:22) 晴雲坊(標高1,402m)着。ここも無人である。
敬慎院では朝食の代わりにお握りを作ってもらって来たのでこの坊の休憩所を借りて朝食にする。近頃では「お握り」と言うのはご飯の中に昆布や鮭などの具材が入っており、外側には海苔が巻いてあるものだが、このお握りは見事に古典的で、大きなボール状のご飯の中に小さな梅干しが2つ入っている物が2個あり、1個でお腹が一杯になった。
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5/20 5:28
敬慎院では朝食の代わりにお握りを作ってもらって来たのでこの坊の休憩所を借りて朝食にする。近頃では「お握り」と言うのはご飯の中に昆布や鮭などの具材が入っており、外側には海苔が巻いてあるものだが、このお握りは見事に古典的で、大きなボール状のご飯の中に小さな梅干しが2つ入っている物が2個あり、1個でお腹が一杯になった。
33丁目の気持ちの良さそうな簡易休憩所。
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5/20 5:46
33丁目の気持ちの良さそうな簡易休憩所。
(6:11) 中適坊(標高1,090m)着。ここも無人。
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5/20 6:11
(6:11) 中適坊(標高1,090m)着。ここも無人。
(6:33) 肝心坊(標高848m)着。この坊はこれまでの坊に比べて一番開放的であったがやはり無人であった。
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5/20 6:33
(6:33) 肝心坊(標高848m)着。この坊はこれまでの坊に比べて一番開放的であったがやはり無人であった。
(7:00) 神力坊(標高550m)着。坊に近づいて行くとお経が聞こえて来た。ここには子供用の自転車もあったからお住職の家族も一緒に住んでいるらしい。お万様が七面山登山の女人禁制を正す為にこの坊に参籠し、白糸の滝に身を清めてこの道から七面山に登ったとの事。
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5/20 7:00
(7:00) 神力坊(標高550m)着。坊に近づいて行くとお経が聞こえて来た。ここには子供用の自転車もあったからお住職の家族も一緒に住んでいるらしい。お万様が七面山登山の女人禁制を正す為にこの坊に参籠し、白糸の滝に身を清めてこの道から七面山に登ったとの事。
(7:10) 白糸の滝登山口(標高528m)着。昨日七面山登山口で見たコースタイムでは敬慎院からここまで2時間であったが自分の場合は2時間20分かかっている。標高差が1,200mなので1時間当たりの下りの速さは515m/hであった。
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5/20 7:10
(7:10) 白糸の滝登山口(標高528m)着。昨日七面山登山口で見たコースタイムでは敬慎院からここまで2時間であったが自分の場合は2時間20分かかっている。標高差が1,200mなので1時間当たりの下りの速さは515m/hであった。
(7:15) 登山口の門の向かい川には春木川が流れ、橋(はごろもばし)がかかっていて、渡ると橋の袂に白糸の滝があった。
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5/20 7:14
(7:15) 登山口の門の向かい川には春木川が流れ、橋(はごろもばし)がかかっていて、渡ると橋の袂に白糸の滝があった。
ここには七面山登山の女人禁制を止めさせたと言う元祖ウーマンリブの「養珠院殿お萬之方」の像があった。「この滝は増田屋旅館の私有地なので滝行をする人は連絡する事」の張り紙があったので今でも滝行をやる人もいるらしい。
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5/20 7:14
ここには七面山登山の女人禁制を止めさせたと言う元祖ウーマンリブの「養珠院殿お萬之方」の像があった。「この滝は増田屋旅館の私有地なので滝行をする人は連絡する事」の張り紙があったので今でも滝行をやる人もいるらしい。
登山口の駐車場は20台程のスペースがあり、もう少し道路を下ると他にも20台くらい止まれる駐車場があった。
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5/20 7:21
登山口の駐車場は20台程のスペースがあり、もう少し道路を下ると他にも20台くらい止まれる駐車場があった。
舗装された道をどんどん下って行く。白糸の滝登山口の標高が528m、赤沢入口・七面山登山口のバス停が322mだから約200mの標高差を下る。山はかなりの距離に渡ってがけ崩れが起きていてその土留工事にダンプが引っ切り無しに往来していた。
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5/20 7:44
舗装された道をどんどん下って行く。白糸の滝登山口の標高が528m、赤沢入口・七面山登山口のバス停が322mだから約200mの標高差を下る。山はかなりの距離に渡ってがけ崩れが起きていてその土留工事にダンプが引っ切り無しに往来していた。
(8:15) ようやく赤沢入口・七面山登山口に戻って来た。これから身延山に戻るバスは10時33分だから後2時間以上待たねばならない。これなら敬慎院の朝食をゆっくり食べてから下山を開始すれば良かったと思うも後のまつりであった。
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5/20 8:15
(8:15) ようやく赤沢入口・七面山登山口に戻って来た。これから身延山に戻るバスは10時33分だから後2時間以上待たねばならない。これなら敬慎院の朝食をゆっくり食べてから下山を開始すれば良かったと思うも後のまつりであった。
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