高尾山(京丹後市久美浜町)(2/2)
- GPS
- 01:59
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 298m
- 下り
- 297m
コースタイム
10:44 堰堤広場
最高標高:426m
最低標高:177m
累積標高差:±249m
歩行距離:4.8km
行動時間:01:59
平均歩行速度:2.3km/h
12:59 堰堤広場
13:34 但馬空港IC
13:59 和田山IC
GS,D
18:20 自宅
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長い林道区間は歩くのに問題ないが、ピーク南コル手前の数十mは背丈を少し超える常緑樹のブッシュで塞がれているため山側をへつるように歩く。尾根も所々で低木常緑樹のブッシュに邪魔をされるがネマガリダケのヤブほどではない |
写真
装備
個人装備 |
ミレードライナミックNS
ウイックロン クールジップシャツLS
薄手カーゴ
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感想
丹後半島には高尾山が二つあってややこしい。しかもどちらも京丹後市で、ひとつは久美浜町、もうひとつは大宮町にある。大宮町の高尾山は、京都で一番大きなブナで有名な高山の近くにあって山行記録もそれなりにある。今回登るのは久美浜町の高尾山で、こちらはヤマレコ/YAMAPに記録はなく、ググっても見つからない。頼みの綱の点の記によれば「林道奥三谷線終点、道なし、斜面を頂上に向かって登る、約15分(約200m)」とあるが、最終観測が昭和53年なので40年以上も前だ。「林道奥三谷線」でググってみると、1年ほど前にジムニーで走ったBlogが見つかった。XVでもUターンさせられそうな広場もあったので、とりあえず奥三谷の集落から林道に入ってみた。
舗装が切れると道はかなり悪くなった。危なそうな落石も多い。弓なりにしなった杉の枝なんかも無数に落ちており、これを下手に踏むとボディを傷つける恐れもあるのでゆっくり慎重に走った。悪路を3kmほど走ったところでジムニーのBlogにあった堰堤広場に出た。ここなら余裕でUターン出来るし、この先がどうなっているのかもよくわからないので車はここに駐めて歩き出した。
車で走ってきた道とは打って変わって、ダートではあるけれどそれなりの幅があって落石も少ない。SUVならじゅうぶん走れる。所々で車を駐めておけるスペースもあった。30分ほど歩いた地点に小さな倒木があり、僕1人の力では動かせなかった。ここには多少のスペースもあるので、駐車場所としては一番良いかもしれない。
倒木の先で右に分岐している細い道があった。多分どちらに進んでも同じ所に出るんだろうなと思ったので、勾配がきつい=たぶん距離が短いであろう右側に入ってみた。少し細くなった道をドンドン登っていくと尾根に取り付けそうなポイントがあったが道はまだ先に続いている。地形図を見て、たぶんこの道はトラバース気味に緩やかに登ってピーク南のコルにぶつかるのではないかと推測、この尾根は下りに使うことにして先に進んだ。作業道は予想通りのトラバースでコルに向かっていったが、残り50mほどの所で山側から張り出している常緑樹のブッシュに道をふさがれてしまった。先ほどの尾根取付まで引き返しても良かったが、残りの距離は短いので山側をへつるように歩いてブッシュを超えると、予想よりはかなり低い位置だったがコルの下に着いた。道はまだ先に続いているが、これ以上進んでも意味はないのでコル下の斜面を傾斜が緩い南南東に向かって這い上がった。ナツトウダイがたくさん咲いていた。ある程度登ると緩やかになったので北に転進して南尾根に乗った。所々でブッシュがうるさかったが、すぐに高尾山に到着した。丘のようになだらかなピークで、三角点がなければピークと気付かなかったかもしれない。
ピークはそこそこ広いけど展望はない。山名標識等も見つけられなかった。少し休んだら下山開始、西尾根を下る。途中までは歩きやすくて快適な尾根だったが、やがて背丈ほどの低木のブッシュが現れあちこちで道をふさいでいた。獣除けネットの残骸もなかなかうっとうしい。そこそこ歩きにくくなったので、地形図で見つけた緩やかな西斜面で作業道まで下ろうとしたが、地図と違って実際の地形はかなりの急勾配だったのであきらめてそのまま尾根を下ると、登りで見つけていた取付点にドンピシャで降りてきた。後は来た道を戻るだけだが、大きな谷の下に林道が見えたところではショートカットした。さらに林道を下っていくと無事に倒木の分岐地点に合流、そのまま来た道を進んで駐車場所に戻った。
記録は点の記のみということで少し心配だったが、色々と読みが的中して達成感のある山行となった。予想外に花も見られたし、エビネを初めて見ることが出来たのもうれしかった。特定の花を見に山に登ると言うことを余りしないので、予想外の出会いは嬉しさもひとしおであった。
まだ時間も早いのでおかわり登山と行きたかったのだが、ちと寄りたいところがあったので帰路に着いた。
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