いきなりのホワイトアウト、ゴンドラリフト下車後に迷子になりかけた「唐松岳」でも晴れました!
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 2,093m
コースタイム
08:00 ゴンドラリフトアダム→アルペンクワッド→グラートクワッド乗車
08:49 八方池山荘出発
09:14 第2ケルン
09:19 第3ケルン
10:47 丸山ケルン
11:37 頂上山荘
11:59〜12:19 唐松岳
13:10 丸山ケルン
14:13 第3ケルン
14:25 第2ケルン
14:41 八方池山荘
15:08 駐車場
総工程時間=5時間54分※歩行時間のみ(標準時間=7時間5分)
歩行距離=12.6km
標高差=858m
平均速度=2.14km/H
※全てGPSログより
天候 | ホワイトアウト→山から完全に雲がどかない晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:八方尾根ゴンドラリフト駐車場(500円/日) トイレ:八方尾根ゴンドラリフト乗り場にあり(窓口開場前も使用可) ゴンドラリフト「アダム」:往復1,600円(アダム窓口でアルペン、グラートの購入は不可) アルペンクワッド:片道300円(往復割引なし)、運行開始時間=8:15 グラートクワッド:片道300円(往復割引なし)、運行開始時間=9:00 八方尾根オフィシャルサイト http://www.hakuba-happo.or.jp/access/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.八方池〜下ノ棒間急登あり。 2.頂上山荘手前に細尾根があります。 雪の状態によっては危険個所となると思います。 3.同じく山荘手前に大きな雪屁があります。 亀裂が入っていたので視界が悪い時等は注意が必要です。 4.山荘以降にも急登あり。 5.丸山から下山する時は尻セードすると楽です。 6.雪はかなり緩んでいて踏み抜き(股まで)が多い。 7.雪自体はかなり少なくなっていてアイゼンが必要ない場所もかなりあります。 8.山荘直前より、ストック→ピッケルに変更。 下山時はしばらくピッケルのままでしたが、最後はストックに持変えました。 八方尾根オフィシャルサイト http://www.hakuba-happo.or.jp/ 本日の服装 1.ヒートテックシャツ+ヒートテック長袖アンダーシャツ+アンダータイツ 2.ノマドジャケット+マウンテンパンツ+ストールクルーザー(ジャケット+パンツ)+スパッツ 3.手袋=BlackDiamondグリセード+軍手 4.ニット帽+ヘルメット 本日の服装の感想:身体の寒さはありません。暑い位です。 |
写真
感想
2014年4月19日
3月22日に一区切りさせていた雪山(八方尾根から唐松岳)に行く事にした。
唐松岳はあちこちのレコで気になっていた所だが、
雪の中に入る予定が無い現在、スタッドレスタイヤは夏タイヤとなっていた。
道中が心配である。
と言う所で直近に唐松岳に訪れたmiyucchiさんに情報を頂きました。
丁寧な説明を頂きありがとうございました。
そして当日の道中は雪+凍結等全く問題なく
現地まで行くことが出来ました(一応ゴムチェーン準備)。
さて駐車場確保とリフト乗車を鑑み早朝着としましたが、
早朝でも少なからずスキー客で混雑していました。
またリフトはチケットの事前購入をしている模様で
並ぶのはチケット売り場の窓口ではなく、リフト乗り場です。
でも流石と思うのは、割り込みとかは一切ありませんでした。
ちなみに、リフト乗車客は、大多数がスキーヤーで残りの少数派が登山者です。
(バックカントリーの方々も混ざっていますが……)
さてリフトに乗る前は快晴の様相でありましたが、
リフトを降りると辺り一面ガスで覆われプチホワイトアウト状態です。
次のリフトへ移動しようとしたら、これまたプチ迷子です。
後から来たグループが別方向へ進むので、あっちだ!と方向転換したと言う自分でした。
展望カメラで上層部は晴れているとの確認がとれていたので
このままリフトに乗り上へ進みましたが、ここで引き返すのも選択肢としてあった位です。
実際八方池まで進まず下山したグループもありました。
八方池山荘に到着すると、アイゼンを装着して出発です……が、
周辺の人から「どうします?」と質問が漏れ聞こえてきます。
ここは自分を鼓舞する意味も含めて「俺晴れ男だからはれるよ!」と宣言。
実際数箇所の天気予報を確認していた事と、
現地の係員もこのままガスが続くとは思えないと聞いていたので登山開始です……が、
最初からトレースを外している気がしてなりません。
とにかく踏み抜きが大変でした。
まあ先を行く人の声を頼りにその方向へ進みます。
(え〜この時点では視界数mで、周りは何も見えません)
すると最初のケルンで休憩している2人(女性と男性)のグループに追いつき
そのまま合流&同行登山となりました。
しかしそのペースたるや凄まじい勢いです。
コースを熟知されている様子だったので、視界の悪い状況と言う事と合わせて
安心感は大きいものでしたが、いや〜半端ないです、ヘロヘロです。
こんな勢いで登れる女性って誰?と思っていましたが、
予想していた通り、miyucchiさんでした。
お互いのユーザー名が判明すると、また話が盛り上がり
そのまま下山までご一緒させて頂きました。
まあ途中スピードの違いで置いていかれたりはありましたが……(-。-)ボソッ
さて山の状況としては、山荘手前の急登と細尾根はやや難所と思います。
風が強いとき等は撤退もありです。
また雪の状態にも寄りますが、これから雪が更にゆるむ場合は注意が必要と思います。
雪自体はかなり緩んでいるのとかなり薄く、少なくなっています。
あと下山は尻セードを上手に使うと早くて楽です。
今回の登山は濃霧と言う条件の中、天気予報と空の明るさ等から判断して
山中に入り、結果好天に恵まれましたが、
いつもの単独行だったらどうだったかな〜と思いました。
miyucchiさん含めて先導して貰ったり、
ある意味ず〜っとしゃべりながら登山し続けて
不安とか感じなかったのが大きいですね。
みなさん色々ありがとうございました。
ちなみに皆さんのスピードについて行くのに必死で、
靴紐がゆるゆるになっていたのをそのままにして歩いていたので
足元がふらつく場面が多々ありました。
靴紐がほどけないようにする方法は無いのでしょうか??(-。-)ボソッ
drunkさん、お疲れ様でした!
ホワイトアウトからの変貌ぶりには感激しましたね
実は結構バテていて、気力だけで登っていましたよ
何度も踏み抜いたりこけたりしたので・・・
ライチョウにも会えてラッキーな1日でした。
GWの遠征も楽しんでくださいね
miyucchiさんお疲れ様でした。
自分の写真ではホワイトアウト振りが色濃く出てはいませんが、
miyucchiさんの方に当日の状況を如実に表している写真がありましたね。
あの状況からの太陽ですから感動も一入(ひとしお)でした。(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
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