丹沢日帰りハイク(ヤビツ峠-塔ノ岳-鍋割山-寄)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り: 寄から新松田駅まで路線バス、新松田駅から小田急線で新宿。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪や氷は無いので、軽アイゼン等は不要でした。 三の塔過ぎや行者岳周辺は鎖場がありますが、慎重に行けば問題ありません。ただ、足の置き場が大人サイズなので、小さなお子さん連れでしたらサポートしてあげた方がいいかもしれません。 木の又小屋を過ぎてすぐに一部崩落個所があり、下の道を巻くようになっていましたが、看板がちゃんと出ていてロープも張ってあるので案内通りに進めば大丈夫だと思います。 ところどころガレたところがあるのと、階段が多かったりするのでストック持参しておくといいと思います。 その他危険個所等はありませんでした。 |
写真
感想
今回、谷川岳という話が出ていたのですが、ひょんな事から丹沢に変更となり、日帰りで春の山歩きを楽しんできました。メンバーは、最近よく一緒に行っているJuhani、パートタイムおやじ(半分おやじの)momoちゃん、冷静沈着で多趣味なharuちゃんで、momoちゃん、haruちゃんと一緒にハイキングに行く、というのは初めてです。
この日、おきまりの臨時便でヤビツ峠まで行き、バスを降りた時、周辺には大きな団体さんが数組いて、ゾロゾロと人が一列になって進んでいたので、「すごい混むんじゃ・・・」と思っていましたが、、
実際に歩きだしてしばらくすると、いつの間にか行列の輪から抜けられていて、自分たちだけになっていました。
人がいない事をいい事に、歌いだしたり踊りだしたり、、、真昼間からの大宴会が始まりました(^_^;)
ぜぇぜぇ言いながら登って、歌って、踊って、と人一倍忙しいmomoちゃんですが、周りの植物についても誰よりも早く発見し、解説してくれます。しゃくなげの葉っぱを少し小ぶりにしたようなのがたくさんあり、それは「アセビ」と言って、馬がこの葉っぱを食べたら毒に当たって酔っぱらったふらふらするから「馬酔木」と書いてアセビと言うんだよ、とかいう豆知識付です!そして、このマセビ、のちに鍋割山の山頂周辺で見ごろを迎えていたみたいで、すずらんに良く似た花をたくさん咲かせていました。アセビに限らず、葉っぱだけで木とか花の種類を判断できて色々と教えてくれるので、花の咲いていない場所でもちゃんと植物を楽しむ事ができました。
三の塔までの登りが終わればしばらくは稜線歩きです。この日少し曇っていましたが、視界はちゃんとあり、次の目的地の烏尾山も見えていました。この稜線を見ると、丹沢ってやっぱりキレイだなと実感します。そしてこの辺りから空気も違ってくるような気がします。ここから先少し下るため少し岩場や鎖が出始め、景色ばっかり眺めていられる訳ではないのですが、ちょっと慎重に歩いてほっと一息ついた時に開けた景色が見えるのはやっぱり最高のご褒美だと思います。そして何も無いような平らな場所ではJuhaniとmomoちゃんがおもしろ会話をし、そこにぼそっとクールな突っ込みを入れるharuちゃん、3人にたくさん笑わせてもらいました。いくつかの上り下りを経て塔ノ岳到着です。やっぱり山頂はたくさんの人で賑わっていました。ここで写真をとって、20分休憩をとります。ここでJuhaniからRitter Sportというドイツ製のチョコレート(レーズンとナッツの入ったやつ)の差し入れがあったのでみんなで食べて、次なる目的地、鍋割山へ出発します。
haruちゃんの足取りがまるで別人になりました。どうやら下りになったので楽!というのと、鍋焼きうどんを目前に控え、ようやく気分が乗ってきたようです。ただ、塔ノ岳から鍋割山まで1時間以上。どうやらうどんに対するモチベーションも落ちかけた頃、小さいながらもアップダウンを繰り返し、お腹も程よく空いてきたころ、鍋割山と山荘に到着です。お昼時間を1時間ほど過ぎていたせいか、それほど待つ事もなく鍋焼きうどんの到着です。小屋の中は少し暗いのと、若干混み合っていたので少し寒いのですが外の芝生で食べる事に。みんなはおつゆまで飲み干し完食です。momoちゃんとharuちゃんの今日の一番の目的は果たせたようです。(ハイキング目的じゃないんだ(^_^;))そして食後にはmomoちゃん差し入れのGODIVAチョコ!!山の上であの金色の箱を開ける瞬間、ちょっとわくわくでした。
休息も充分とれておなかも満足したところで下山開始です。今回は大倉方面には下らず、寄(やどりき)というところを下ります。こっちの道は行ったことがありません。もしかしたら廃れているんじゃないかなと心配していたのですが、全っ然!!むしろ私は大倉よりもこっちの方が好きなくらいかもしれません。大倉方面だと結構階が多かったりで膝への負担が結構大きいような気がするのですが、寄(やどりき)方面だと多少の登りが含まれたりしますが、比較的歩きやすい山道ばかりだし、人が少ないので、道を譲りあう必要もありません。分かりやすいマークもたくさんあって、道迷いの心配もありません。そして櫟(くぬぎ)山周辺では平らな草原が広がったところに大きな木が数本あり、絵本の中の世界みたいでした。ちょっと気持ちが上がるような場所だったので、そこでしばらく童心にかえって遊びます。momoちゃん、haruちゃんは木を使って色んなポーズをとってくれ、またまた笑わせてくれます。
ここから先はずっと下りです。木々で光が遮られているのか、山の影になっているのか少し暗めの道をしばらく歩きますが、途中、バス亭までの時間が結構ぎりぎりと判明。寄は大倉ほど本数が多くなく、次を待つとなると1時間待たなければならないので何とか間に合わせたいところなので、少し急ぎめで下ります。街の音が聞こえ始めた頃、夏みかんの木や、つつじ、やまぶき、八重桜などなど、たくさんの木々現れ始め、それらを堪能しながら最後の下りを頑張らねば。そしてなんとかぎりぎりでバス亭に到着で、本日のハイキングが終了です。
ハイキング自体は通常のコースだったのですが、なんだか色んな意味で中身が濃いというか充実していたような気がします。そして一日経過後の今日、少しだけ筋肉痛が出始めました。特におなか。笑い過ぎが原因と思われます(笑)結構本気の登山も好きだけど、たまにはこういうハイキングをして違った筋肉?!をつけるのもありですね!!
おしまい
補足:
歩いた歩数: 約38,107歩
歩行時間:8時間弱
総合時間:9時間10分
今週も出かけたんですね 。休日のほとんどを山三昧で楽しんでいるbegreenさんが羨ましいです。山にハマっている時、次の山行の予定がある時は毎日が充実しているし、仕事も頑張れるよね。これからもずっと山にハマってて下さい。
nomorecryさん、コメントありがとうございます!
ハマってしまって大変です(笑)
金曜日は会社の飲み会すらも欠席する始末でして・・・(^_^;)
でもいい趣味を見つけたような気がします。
これからもお互い山行きつづけましょうねっ!
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