初夏の信州山旅(2022); 1)北八つを歩く 〜静かなる森と池〜


- GPS
- 03:51
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 321m
- 下り
- 314m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・麦草峠には、無料の大きめの駐車場あり。WCもあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道にはこの日現在(5月22日)、わりと残雪あり。5−20cm程度だが、溶けかけたり凍っていたりと、滑りやすく要注意。軽アイゼンなどの使用をお勧めします。 白駒池付近の木道も、雪解け水で濡れていて滑りやすいので要注意です。 また、残雪によりルートが少し解りにくい場所もあるので、ヤマレコマップなど、スマホGPS地図の活用をお勧めします。 |
その他周辺情報 | 登山口の麦草峠には麦草ヒュッテあり、営業中のようであった。 |
写真
感想
【山行No. 700(1)】
※ 今年は、年初からコロナ第6波(オミクロン波)もあったし、また3−4月は花粉症で、山歩き自体も低調だった。
この5月も体調イマイチだったりして、せっかく季節は山歩きに良いシーズンなのに、山歩きがほとんどできてないうちに、はや5月も下旬だ。
・・が、体調も多少良くなってきたので、半年ぶりに県外への山旅に出かけることにした。行先は定番の信州。
今回の山旅はあまり無理せず、天気の様子を見ながら、楽チンそうな山に登ろうと思う。
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<5月22日>
・この日は、はや信州滞在3日目。前日までは信州も天気がぱっとせず、博物館見学などで過ごしていたが、この日は天気が回復傾向のよう。
・・元々、登る山は決めてない山旅だけど、急に思い立って久しぶりに北八つをぶらっと歩くことにしてみた。
・朝、松本を出るころには、雲の隙間から青空もでつつあったんだけど、八ヶ岳の麓に行くと、稜線は灰色の雲に覆われている。
・・ああ、しょうがないな、と思い、山麓にあった「尖石(とがりいし)縄文博物館」という所に寄ってみた(博物館は思いのほか面白かった)。
お昼過ぎに博物館から外に出てみると、稜線の雲も取れつつある。で、さっそく麦草峠へと向かった。
・標高 約2100mの麦草峠まで車で行く。もう午後も1時過ぎだし、今日は、高見石や白駒池を周遊するコースを歩いてみよう。
・麦草峠から見える丸山は、なだらかなそうで楽勝かと思っていたが、黒木の森の足元には、まだまだ残雪があり、しかも所々凍っていたり、逆に溶けかけでドロドロだったりで、思いのほかやっかいな登りだった。展望のあまりない丸山ピークを越え、高見石へ、、
・高見石付近は以前歩いているが、「高見石」自体は寄っていないので、今回初めてになる。高見石小屋の裏手の、巨岩がゴロゴロしたところを登ると、展望が開けた。
眼下には青く佇む白駒池が見え、遠くには北八つの丸っこい山々が見える。
・・若いころ、ゴールデンウイークに、雪の降る中、この北八つを縦走したことが思い出された。
「あれはもう40年近く前のこと、思えば長く山歩きをつづけてきたなぁ、あの頃は元気だけはあったなぁ・・」 、などと岩の上で独り物思いにふける。
・その後、白駒池へと向かう。この下りは木道が整備されているが、残雪のせいで滑りやすく、慎重に下った。白駒池は北八つらしい静かな池。午後も遅く、人の姿もない静寂の池のほとりをぐるりとめぐる。
・白駒池のほとりから麦草峠までのコース、「白駒の奥庭」という場所があり、自然の庭園風で、感じが良かった。
・軽い足慣らしのつもりだったが、残雪のせいもあり思いのほか時間がかかり、出発点にもどったのは、もう午後5時を過ぎていた。
・・さあ、松本へ戻ろう。明日はどこに行こうかな?
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