表妙義 金洞山ルート

2022年05月22日(日) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 5.6km
• 登り: 695m
• 下り: 686m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 3:11
• 合計: 7:55

距離 5.6km 登り 699m 下り 697m

8:45 中之嶽神社
8:50 8:51 轟岩
9:06 9:07 第二石門
9:20 9:20 第三石門
9:26 10:53 中ノ岳
10:58 11:05 こぶ岩
11:18 11:24 東岳
12:46 14:01 鷹戻し
15:04 15:11 堀切
15:33 15:40 四阿
15:54 15:54 大人場
16:20 16:20 一本杉
16:35 16:35 名勝石門群登山道
16:41 ゴール地点

天候

雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県立妙義公園大駐車場
上信越道松井田妙義ICからR18約15分

コース状況／危険箇所等

🅿️→中之嶽神社→中之岳→東岳→二段ルンゼ→鷹戻し→堀切→一本杉登山口→🅿️コース

縦走路に出ると何処も高度感有りの鎖場、ノコギリの様な痩せ尾根の連続　更に今日は雨上がりなので余り滑らない岩質の様だがどうしても慎重になってしまう
岩稜には所々鎖が掛けられているが、スタンスが浅くどうしても腕力頼りになってしまう　

特に難易度が高いと感じたのはやはり二段ルンゼと鷹戻し

二段ルンゼは見た目ほぼ垂直に見える登り
二段目のルンゼに登るまでスタンスが乏しくどうしても鎖を使っての力技で登ってしまう

鷹戻しの頭の手前で絶壁を数メートルをトラバースして頭から下降するのだが、トラバースする直前で僅かな足場ですれ違いを待機している間見えるのは尖った岩盤と空で先の見えない恐怖感がこの山行で1番怖かった
鷹戻しは斜度80°、60mあるそうで頭周辺の難易度は高く滑落事故が多いのもうなづける　
絶対下を見てはいけない高度感とスタンスが取りづらい岩壁に三点確保が中々出来ず此処も鎖頼りの力技の懸垂下降気味になってしまう

堀切から中間道までも中々の悪路の下り
ピンクリボンの目印有り

中間道から公道に出る迄150m高度を上げる緩やかな登り　高さのある木階もあり最後に登りがくると中々キツイ　ヒルが沢山居て足を止めると登ってくるので更にメンタルが辛い

山行中気を抜く事は1ミリも出来ない恐るべきルート

その他周辺情報

県立妙義公園大駐車場
約500台
🚾有り
中之嶽神社に売店有り

写真

5/22 7:28

県立妙義公園大駐車場
奥🚾
この時点では雨☂️
午後に向け天候は回復する予報

5/22 7:28

🅿️向かいにに中之嶽神社⛩
登山口は神社の奥

5/22 7:58

晴れてきた
神秘的な金洞山

5/22 8:44

高さ20m8.5トンの大きなだいこく様
剣を持っているだいこく様は日本に数社しかいないそう　剣で厄、悪霊を祓ってくれる

5/22 8:44

中之嶽大国神社社殿

5/22 8:45

急な145段の石段を登る

5/22 8:50

社殿を右へ

5/22 8:50

社殿は轟岩の岩壁に隣接している

5/22 9:09

はじめは木階

5/22 9:10

中間道は通行止

5/22 9:22

これより上級者コース
所々に警告看板有り

5/22 9:33

登山道だか濡れてるし崩落気味なので地味に⚠️

5/22 9:34

岩場の始まり

5/22 9:44

ウツギ

5/22 9:44

鎖場の始まり

5/22 10:19

遠くから見えた垂直の壁の鎖場は間近で見ると足場もあり登り易い

5/22 10:25

高度感満載

5/22 10:45

長い鎖場
慎重に！が合言葉

5/22 10:45

中之岳方面

5/22 10:45

中ノ岳山頂1073m

5/22 11:07

痩せ尾根
足を踏み外したら1000m滑落

5/22 11:17

東岳山頂1094m

5/22 11:43

二段ルンゼ(約25m)の始まり

5/22 11:44

垂直に見えてしまう
スタンスが浅く力技で踏破
今日はここで滑落事故発生

5/22 12:21

ルンゼの二段目からは少し楽になる

早雲山をバックに鷹戻し頭
鎖の先は？

すれ違いの為の待機中
先の見えない恐怖感は本当に嫌

5/22 12:55

クモイコザクラ
鷹戻し待機中の恐怖感を癒してくれる

5/22 13:23

鷹戻し
約80°、60m 鎖が3本連続
頭付近が難所

5/22 13:45

最後の3本目

5/22 13:49

鷹戻し着地点

5/22 13:52

垂直の約15mの長い梯子

5/22 14:51

この区間は垂直壁面、トラバースする大小様々な鎖場が続く　鎖が無い危険箇所もあるので⚠️

5/22 14:56

堀切
ここから悪路の登山道の下り

5/22 15:54

大人場

5/22 15:54

あと少しで公道
ヒルとの闘いが終わる

5/22 16:20

一本杉登山口

5/22 16:36

石門
現在第四石門付近大規模な落石のため"石門巡りルート"は通行禁止

5/22 16:41

滑落者の為にパトカー、救急車、消防車が待機

5/22 16:45

ヘリコプターが滑落者を救助する為に何度も旋回していた

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

tatra

表妙義残り半分の金洞山コース
前評判通り緊張感と一切気が抜けないルートで何処の山の岩場よりもdangerousでした
でも前回白雲山コースよりは楽しめたかな

谷川岳に続いて滑落事故が多いとされる妙義山ですが最低限ヘルメットとセルフビレーが出来る装備は必要と思われます　今回は２ガイドで常にロープでヘルプされていたので安心して登攀出来ました
二段ルンゼで10mの滑落事故が発生したそうでご無事で有ります様に