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記録ID: 432227
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ハイキング
関東

【奥久慈】宝明からおかめ山―ノースフェースに不戦敗(プチ遭難の記)

2014年04月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:37
距離
3.8km
登り
371m
下り
376m
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
写真1の☆印に駐車
コース状況/
危険箇所等
初心者は真似しないようにお願いします。
宝明からおかめ山南主尾根に至る3つの支尾根
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宝明からおかめ山南主尾根に至る3つの支尾根
宝明の駐車スペース
2014年04月20日 10:41撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/20 10:41
宝明の駐車スペース
駐車スペースの奥から支尾根,房茲衂佞
2014年04月20日 10:45撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 10:45
駐車スペースの奥から支尾根,房茲衂佞
一貫してこのようなビール缶が目印
2014年04月20日 10:52撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 10:52
一貫してこのようなビール缶が目印
急登の途中、左前方の主尾根の崖を臨む。左上がおかめ岩か
2014年04月20日 11:07撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 11:07
急登の途中、左前方の主尾根の崖を臨む。左上がおかめ岩か
岩の上から下界を振り返る
2014年04月20日 17:15撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 17:15
岩の上から下界を振り返る
慎重に大岩を巻く。左下は崖
2014年04月20日 17:15撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 17:15
慎重に大岩を巻く。左下は崖
「合掌の木」の所で主尾根に合流。一息つく
2014年04月20日 11:35撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 11:35
「合掌の木」の所で主尾根に合流。一息つく
おかめ岩
2014年04月20日 11:37撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 11:37
おかめ岩
崖下(手前の岩が縁)の新緑が美しい
2014年04月20日 11:38撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 11:38
崖下(手前の岩が縁)の新緑が美しい
おかめ山東峰からの眺望。長福山、男体山、篭岩山、白木山、明山、高崎山、中武生山
2014年04月20日 12:08撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 12:08
おかめ山東峰からの眺望。長福山、男体山、篭岩山、白木山、明山、高崎山、中武生山
東峰からの眺望。竜神ふるさと村、竜ヶ井城址、大吊橋
2014年04月20日 12:11撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 12:11
東峰からの眺望。竜神ふるさと村、竜ヶ井城址、大吊橋
おかめ山北面に降りるつもりがなぜか東側の谷を徘徊
2014年04月20日 12:34撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 12:34
おかめ山北面に降りるつもりがなぜか東側の谷を徘徊
おかめ山西峰
2014年04月20日 13:05撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 13:05
おかめ山西峰
ここが支尾根△悗旅澹かと思われ
2014年04月20日 13:24撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 13:24
ここが支尾根△悗旅澹かと思われ
支尾根を降りる
2014年04月20日 13:37撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/20 13:37
支尾根を降りる
直進できない大岩を左(南)へ巻く
2014年04月20日 13:44撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 13:44
直進できない大岩を左(南)へ巻く
その大岩の真下を通る
2014年04月20日 13:50撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 13:50
その大岩の真下を通る
三太の山越えコースの看板のところに降り着く。ここを右折し宝明集落へ
2014年04月20日 13:59撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/20 13:59
三太の山越えコースの看板のところに降り着く。ここを右折し宝明集落へ
真剣に反省する
2014年04月20日 23:51撮影 by  EX-ZS160, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/20 23:51
真剣に反省する
撮影機器:

感想

2013/11/3、その北面を登るルートが判らずに敗退したおかめ山(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-367177.html )。今回は一般ルートである南側の主尾根からアプローチするが、この主尾根へは西側の宝明集落からの支尾根を伝って登ることにした。更に、おかめ山山頂からその北面を降り2013/11/3の雪辱を果たそうという算段である。
まず、宝明集落からの登り。写真1に示すように急登の支尾根が3本ある。最も緩そうなを降りに使うこととし、登りには,鯀択した。想像よりも明瞭なルートであったが、上の方は数か所で大岩が立ちはだかっている。落ちたら只では済まないところ(実際過去に滑落事故があったらしく、写真8の「合掌の木」はその追悼とのこと)で緊張を強いられた。
おかめ山東峰でランチ休憩。北方の眺望は、奥久慈の山を一通り見渡すことができ素晴らしい。
呑気な休憩の後、2013/11/3に行き着いた北面下の鞍部を目指す。(ここから間違った行動なのだが)東峰の先の赤テープに沿って少し東に移動し、そこから北側の谷へ降りる薄い踏み跡を辿り無事谷底へ降りた。そこから鞍部を目指して遡上を始めたのだが、なんだか勾配が急すぎないか???。一応踏み跡(らしきもの)が認められるのでそのまま進んだが、最後はボルダリング状態(さすがに間違いを確信済)で岩を這い登りピークに上がった。すると、そこは元の東峰であった(汗)。
ここで、地形図を確認し、目指した谷とは尾根一つ隔てた東峰東側の谷を徘徊したことが判明した。目指す鞍部へ再チャレンジする気力は湧かず、予定の支尾根を降り、失意のまま宝明集落へ戻った。斯うして2013/11/3に敗退した北面に対するリベンジはまさかの不戦敗となった。
帰宅後、反省会を開きつつ、なぜこのような間違いに至ったのかを検証した。その結果、地形図上の西峰ピークを東峰だと(おかめ山に着目して以来ずっと)勘違いしていたことが判明。奥久慈ではちょっとした勘違いや数十メートルの読図ミスが遭難に繋がるということである。今回はプチ遭難で教訓を得た。

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コメント

奥久慈での読図は、、、
似ている風景が多いので、とても難しいと思います。でも突破できたら気分最高ですね  ご安全に!
2014/4/22 7:40
Re: 奥久慈での読図は、、、
mnakanoさん、こんにちは。コメント多謝です。
おかめ山を南からアプローチするのは二度目ですし、付近の地形図は頭に入れたつもりでしたが、現地で確認しながら行動しないとだめですね。油断しました。
2014/4/22 20:32
おかめ山、いいですね。
kilkennyさん、こんばんは。

奥久慈は、迷路好きにはたまらない山域ですよね。

標高が低いので大味な登山には向きませんが、それだけに地形が複雑で、そこかしこに踏み跡があり、どこにでも行けそうと思いきや、絶壁や大岩で行く手を阻まれたりと、すべてがVルートみたいなものですからね。

おかめ山、私もマークさせてもらいます。

今度こそのリベンジ期待しています。でも安全にね。
お疲れ様でした。
2014/4/23 22:31
Re: おかめ山、いいですね。
kinoeさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
奥久慈の魅力に関して言い得て妙だと思います 。小生は、加えて、古人の往来の匂い(地形図や文献を眺めつつ何と無くですが)が感じられるところ好きです。
おかめ山、地図に名前が無くとも隠れた名峰です。kinoeさんにはきっと気に入っていただけるものと確信しております。是非、新たなVルートを絡めてチャレンジしてみてください
最近のレコ「御前山―」を奇妙な共感を持って拝読させていただきました。お互いに適正なリスクで山を楽しみましょう
2014/4/24 0:04
色々トライしていますね
私は,離襦璽箸浪寝鵑睛用していますが、下りには使っていません。もっと登り降りしやすく安全なルートは地割の方からのルートですね。こちらはおかめやまへのハイキングルートかな?稜線の分岐点には標識があります。
2014/5/4 21:23
Re: 色々トライしていますね
simonk様、コメントありがとうございます。

支尾根,離襦璽箸録鑛前に「山で遊ぼう」でその存在を認識しましたが、小生のような初心者(当時)には無理だと思い続けておりました。今回、満を持して挑戦いたしましたが、やはりちょっと怖かったです。小生も降りに使うことはないと思います…。

地割へのルートも予習しておりましたので、支尾根のルートを降りられなければ使おうと考えておりました。そのうち地割周辺にも進出したいので、その際に使うことになると思います。

ところで、支尾根△隼挌根の中間の谷筋の道(地形図では破線)にはどこから降りるのでしょうか?探してみたのですがよくわかりませんでした。御教示いただければ幸甚です。
2014/5/5 0:45
プロフィール画像
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