記録ID: 4323116
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
弥山川源流の新緑:コマドリの聲に囲まれてテント泊
2022年05月22日(日) ~
2022年05月23日(月)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 30:03
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
1日目
- 山行
- 13:43
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 15:04
距離 14.3km
登り 1,611m
下り 764m
7:42
22分
スタート地点
22:46
宿泊地
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険場所多し。玉石混交のテープに振り回されます。ルートファインディングが必要。 |
| その他周辺情報 | 谷筋はほとんど電波圏外です。 |
写真
畑仕事もとりあえず最小限のことをやり、弥山川源流双門コースに咲くというオオミネコザクラに会いたくて、愛用の軽トラで熊渡に向かいましたが、交通止めで行者還コースに行けない人たちの車で満杯。御手洗渓谷近くのトンネル手前まで引き返し、そこからの歩きです。金引コース経由でナベの耳まで歩きそこから旧河原小屋跡にたどり着けば、かなりの時間節約になり、本日中の狼平到着、あわよくば弥山小屋までいきそこでビールを飲むという甘い考えでしたが、反省点の多い山歩きになってしまいました。テントを持ってきてよかった。おまけに法螺貝ももったので荷物は16kg。
急坂を上り終わったと思ったら、あれあれトラ縄です。ここを下りたらいけないという親切なトラ縄の
ようにも見えますが、元気なわかものであれば、ここを
下りたほうが時間の節約になります。
この急坂のとっつきのところに迂回路があったはずですが、その手前ました。に倒木がおかれているように見えたので、直登路を選びました。
ようにも見えますが、元気なわかものであれば、ここを
下りたほうが時間の節約になります。
この急坂のとっつきのところに迂回路があったはずですが、その手前ました。に倒木がおかれているように見えたので、直登路を選びました。
このまま進むのは限界と判断し、どこかええ場所ないかと探したら目のまえに格好の露営地が見つかりました。小さな尾根の先端で、木が茂り、苔むした岩があります。小石を除きテントを張り沢歩きの濡れ物を乾かします。これだけルートファインディングが難しいと、
ドボンも覚悟の装備が必要と思いました。前回4年前は
もう少し道もしっかりしていて、沢歩きの苦労はありませんでした。
ドボンも覚悟の装備が必要と思いました。前回4年前は
もう少し道もしっかりしていて、沢歩きの苦労はありませんでした。
目が覚めて山用時計を見ました。849hPa、13.7度です。ウールの下着を着て寝ましたが、エアマットの空気が抜けて背中が冷たいです。かさばるのが嫌で今回はエアマットにしたが、これは間違いでした。
出発前にカメラの性能を確かめるため大峰ブルーの淵の中を映しました。ひょっとしたらキリクチ岩魚が写ってているかもとの期待からです。もっと時間に余裕をもって頑張らないと無理のようです。
テンナンショウとマムシグサの区別が出来ません。オオミネテンナンショウなのかな。ひとつ前の写真撮影から一時間以上経過しているのは、道迷いのためです。高捲きをして河原に下りた時に対岸(左岸)ケルンを見つけられず直進し大黒岩に向かう枝谷に突入してしまいました。GPSの過去レコが見つからず、国土地理院の地図にある右岸ルートから前進したのですが、怖いへつりがあり断念しました。ここで落ち着いて対岸に渡ればそれまでだったのですが、時間切れそうになったので、千丈瑤旅盞きをすることにしました。尾根に出れば携帯電話で家族に連絡できそうで、うまくいけば今日中に帰宅できそうです。枝谷をすこし詰めてから大きな木が連なる尾根にとりつくことにしました。
ワチガイソウが足元に。花に気をとられて時間をロスし、おまけに尾根にとりつくのに何回か岩壁に阻まれ
何回か別ルートをトライし尾根にとりつきましたが、えらく時間がかかりました。4時間ほどロスしました。まあ
それでも新しいオオミネコザクラやミヤマカタバミ(それともコミヤマカタバミ)の群生地を見つけることが出来ました。
何回か別ルートをトライし尾根にとりつきましたが、えらく時間がかかりました。4時間ほどロスしました。まあ
それでも新しいオオミネコザクラやミヤマカタバミ(それともコミヤマカタバミ)の群生地を見つけることが出来ました。
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
シェラフ
|
|---|---|
| 備考 | テント |
感想
久しぶりによく歩きました。肝心なところで、国土地理院の地図にあるルートを信用して失敗しました。
4年間のブランクは大きく頭の中のルート図が大分消えたようです。河原小屋跡へのルートは意外と楽勝だったので気が緩んだのかもしれません。河原小屋跡へのルートの確認ができましたし、オオミネコザクラの咲く岸壁を見つけられました。新発見の迂回コースから無事帰還出来てよかったです。
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alpenrot











おじいさんの山歩きはよたよたもたもたを覚悟して、時間と食料の余裕が大切です。でも
弥山川源流の自然は素晴らしいです。簡単に行けないからこそその素晴らしい自然が残されています。新発見(?)迂回コースを歩いているときに、奈良県警のヘリが”その場所から動かないで下さい”とアナウンスしていました。一瞬自分のことかとびっくりしました。どなたか先行者の方にトラブルがおこったようです。反省の多い山歩きでしたが収穫も多い冒険でした。初めて見たイワウチワの開いたところを見たいと思っています。そのためにはお酒も少し控えるつもりのおじいさんです。
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