中群山・坪山
- GPS
- 03:25
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中群山の両端と坪山の取り付きは不明瞭 それ以外は一般登山道 |
写真
感想
鹿倉山の帰り、せっかく自転車を持って山梨の北東の端まで来たので、上野原に抜けながら小さな山をハントすることにした。
初戸集落からスタート。南の権現山への道標がそこかしこに立っているが、これから向かうのは逆方向、北西に聳える中群山だ。
ヤマレコの足跡を見ながらウロウロと登山口を探すが、どうやら民家の裏から取り付くしかないらしい。滅多に登山者は通らないだろうし、加えて平日の真っ昼間である。傍目には完全に不審者だ。誰にも声をかけられないことを祈りながら取り付いた。
登り初めは薮があり、登山道もハッキリしない。しばらくすると薮が落ち着き、よくある杉林になった。尾根上の踏み跡は始終不明瞭なまま、稜線の林道の終端に出た。
しばらく進むとゲートがあり、その先には広場や畑が広がっていた。空が広くて気持ちが良い集落だ。牧場もあり、そこで馬の世話をしている方に、山頂への行き方を教えていただいた。
山頂を過ぎてもしばらくは登山道があったが、両線を外れて休暇村へ下りてしまった。標高600m付近から薮が出てきたので右手の尾根に進んだが、それもすぐ伐採地の林冠ギャップの薮に阻まれた。伐採地の右手下に橋が見えたので、茨に耐えながら無理やり下った 。
地図と何だか少しずれているGPSに惑わされながら、舗装道を坪山の取り付き地点まで少し歩く。そこが本当に取り付き地点だったかどうかは分からないが、とりあえずそこから獣道のような踏み跡を辿って尾根まで這い上がることはできた。
しばらくすると阿寺沢と書かれた道標が落ちていた。どこからが正しい登山道だったのだろう。それからは特に苦労することなく坪山山頂に着いた。北から東側の景色が良い。ここから下山コースのあたりには、ヒカゲツツジやイワカガミなどの群落があるらしいが、ヒカゲでないツツジがちらほら咲いていただけで、その他の花の季節は終わってしまっているようだった。東コースが事故多発ルートだと脅してくる看板があったので、大人しく西コースで下山し、車まで戻った。
1ヶ月前くらいなら薮、気温、花が全部ちょうど良かっただろうが、時期を逃してしまった。だが、中群集落の開放的な景色、坪山の花、薮山チックな雰囲気など、マイナーな里山ながら見どころが多いルートなので、時期にはオススメできるところだと思った。
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