ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 434269
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

権現岳|南八ヶ岳制覇に向けて出発!

2014年04月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:16
距離
11.2km
登り
1,308m
下り
1,303m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:26
休憩
1:45
合計
8:11
6:15
6:15
89
8:18
8:41
39
9:20
9:22
5
9:27
9:28
58
10:26
10:56
41
11:38
12:05
2
12:07
12:07
17
12:24
12:32
14
13:59
13:59
11
14:10
14:10
1
14:11
ゴール地点
天女山駐車場   ・・・(06:00)
天の河原     ・・・(06:15)
ここが一番きつい ・・・(07:46)
前三ツ頭     ・・・(08:29)
三ツ頭      ・・・(09:28)
権現岳山頂    ・・・(10:40)※15分滞在
三ツ頭      ・・・(11:40)※25分昼食
前三ツ頭     ・・・(12:25)
ここが一番きつい ・・・(12:47)
天の河原     ・・・(14:01)
天女山駐車場   ・・・(14:11)
※コースタイムはGPSログより参照。
天候 晴れ。(雲は多かったです)
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道を使い、佐久小諸JCTから無料区間の佐久南で降りたのち、清里方面へ。
国道141号線の清里駅少し手前にある「学校寮入口」で右折して道なりに走り「天女山入口」(最初の信号)をさらに右折すると権現岳の登山口となる天女山駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
◇天女山駐車場〜天の河原
なだらか登山道を登る事15分程度で天の河原に到着します。雪はありません。

◇天の河原〜前三ツ頭
初めはなだらか登山道も樹林帯に入ると徐々にきつくなり、2,000mの標識を過ぎたころから次第に雪が多くなります。行きは前三ツ頭までアイゼンなしでなんとかなりましたが、さすがに下りは安全第一の為アイゼンを付けました。

◇前三ツ頭〜三ツ頭
前三ツ頭からしばらく稜線を歩きますが、再びすぐに樹林帯に入ります。樹林帯の中は沢山の雪が残っていました。

◇三ツ頭〜権現岳山頂
三ツ頭付近の雪は大分融けています。いったん鞍部に下り、ここから権現岳まで登っていきます。途中、このルート最難関のクサリ場にはまだ沢山の雪が残っていてクサリは出ていませんので、慎重にトラバースすると、あとはハイキング気分で山頂まで行く事ができます。
天女山駐車場。
朝日をあびで「やさしい心」で出発!
朝日をあびで「やさしい心」で出発!
登山届のポストは出発後すぐです。
登山届のポストは出発後すぐです。
天の河原を目指してなだらかな登山道を登ります。
1
天の河原を目指してなだらかな登山道を登ります。
天の河原到着。
天の河原にふさわしい景色・・・
今日は空気が霞んでイマイチでした。
1
天の河原にふさわしい景色・・・
今日は空気が霞んでイマイチでした。
雪もなく快適快適。前三ツ頭に向けて順調に進みます。
雪もなく快適快適。前三ツ頭に向けて順調に進みます。
おっ、見えてきました。ここまで約30分。
1
おっ、見えてきました。ここまで約30分。
出発後約1時間、徐々に傾斜がきつくなってきました。
出発後約1時間、徐々に傾斜がきつくなってきました。
標高2,000mに到達。権現岳との標高差は715m。
標高2,000mに到達。権現岳との標高差は715m。
アイゼン付けずに何とかクリア。でも両手も使って登りました。
アイゼン付けずに何とかクリア。でも両手も使って登りました。
おなじみの標識。
おなじみの標識。
樹林体を抜けて一旦稜線に。
1
樹林体を抜けて一旦稜線に。
空気が澄んでいればホント絶景なのに。
空気が澄んでいればホント絶景なのに。
再び樹林帯に戻り、前三ツ頭直前で安全の為アイゼン装着。
再び樹林帯に戻り、前三ツ頭直前で安全の為アイゼン装着。
前三ツ頭に到着。ここまで2時間半。
前三ツ頭に到着。ここまで2時間半。
雪が少ないのでアイゼンを外し進みます。三ツ頭までは50分。
1
雪が少ないのでアイゼンを外し進みます。三ツ頭までは50分。
三ツ頭の直前の稜線には雪はありますがこの時はアイゼンなしでも問題なしでした。
三ツ頭の直前の稜線には雪はありますがこの時はアイゼンなしでも問題なしでした。
三ツ頭からの景色は最高でした。
4
三ツ頭からの景色は最高でした。
目指す権現岳の右手には阿弥陀岳、中岳、赤岳と南八ヶ岳を象徴する山並みが圧巻です。
5
目指す権現岳の右手には阿弥陀岳、中岳、赤岳と南八ヶ岳を象徴する山並みが圧巻です。
三ツ頭と権現岳との鞍部を通過。
1
三ツ頭と権現岳との鞍部を通過。
鞍部から10分、三ツ頭の右上の雲が気になってしょうがない。天気もってくれよ。
鞍部から10分、三ツ頭の右上の雲が気になってしょうがない。天気もってくれよ。
目指す権現岳上空はまだ晴れている。
3
目指す権現岳上空はまだ晴れている。
山頂直下をズームアップ。トラバース中の先行者。
2014年04月26日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2
4/26 10:09
山頂直下をズームアップ。トラバース中の先行者。
大分近づいてきたので、この先でアイゼンを再び装着します。
大分近づいてきたので、この先でアイゼンを再び装着します。
そう。ここを過ぎれば先行者が歩いていたあの場所です。ちょっと緊張。
1
そう。ここを過ぎれば先行者が歩いていたあの場所です。ちょっと緊張。
雪がゆるゆるでピッケルが埋まってしまうほど。慎重にトラバースします。
3
雪がゆるゆるでピッケルが埋まってしまうほど。慎重にトラバースします。
通過後振り返ってみると帰りの方が怖いかも。(実際そうでした)
2
通過後振り返ってみると帰りの方が怖いかも。(実際そうでした)
ここからはハイキング気分で山頂まで。
2
ここからはハイキング気分で山頂まで。
ついに来ました権現岳。
2
ついに来ました権現岳。
2,715m、権現岳山頂はとても狭い場所でした。
3
2,715m、権現岳山頂はとても狭い場所でした。
山頂からの眺め。今年の夏は赤岳に行こう!
5
山頂からの眺め。今年の夏は赤岳に行こう!
ギボシはお預け。
2
ギボシはお預け。
編笠山と青年小屋
編笠山と青年小屋
さて、天気が心配なので下ります。
さて、天気が心配なので下ります。
三ツ頭に戻って昼食タイム。
3
三ツ頭に戻って昼食タイム。
無事到着。
駐車場に戻ると雨がポツポツ振り始めました。
無事到着。
駐車場に戻ると雨がポツポツ振り始めました。
撮影機器:

感想

1月に蓼科山に登って以来、もう3カ月も経ってしまった。
早いもので雪山シーズンもそろそろ終盤。もう一度この時期の八ヶ岳を楽しもうと権現岳行きを計画しました。

事前に皆さんの山行記録を過去1カ月ほど遡ってチェックさせてもらい、ルートを天女山からと決定。
4月下旬から天女山駐車場が解放されるとの事だったので、もう開いているかなと期待半分で現地を目指しました。

自宅から上信越道を飛ばし清里を経由して天女山入口まで来ると、ラッキー!ゲートは開いています。
駐車場は50台程度停められそうなスペースに車は5台・・・
もう6時近くになるというのに以外の少なさにびっくり。

このコースは人気ないの?
もしやクマがでたとか・・・

そんなことを考えながら、準備を済ませていざ出発!
想定内と言えばそうなのだが、早速、登山口には熊出没の注意書き。

すかさずクマ鈴をならして若干緊張気味でなだらかな登山道を歩いて行きます。

朝日が当たり心も落ち着き始めたころ、最初の目的地「天の河原」に着きました。
ここからは南アルプスが綺麗に見えると期待していたのに、生憎今日の空は澄んでおらず、薄っすらとその姿を見せてくれている程度。
この調子じゃ一日ダメかなと思いながら、先を急ぐ事にしました。

天の河原を過ぎても登山道はしばらく緩やかで順調そのものです。
しばらく歩くと目の前が開け、次の目的地「前三ツ頭」が見えてきました。

このゴールデンウィークは、何日登山に出かけらるだろう。
息子も一緒に行ってくれそうだし、夏には念願だった次女との登山もまってるし。
今のうちに沢山経験しとかなきゃと思いながら、登山道を歩いて行くと、やがて登山道は樹林帯に入って行きました。

樹林帯に入ると徐々に傾斜がきつくなり、一気にペースダウン。
3カ月も山に登っていないとこうもしんどいものかと思いやられました。

前三ツ頭を通過し三ツ頭までくると、目の前に権現岳の全貌がはじめて見えてきます。
その隣には、阿弥陀岳、中岳、赤岳と南八ヶ岳の絶景が待っていてくれました。

実は三ツ頭を目指しているこの頃、急に雲が沸き立ち、みるみるうちに南の空が暗くなりはじめていたので、権現岳まで天気がもつか心配しながらのの登山となっていました。
それ故、目の前に広がった景色は感動的で、必ず頂上に立ちたいという気持ちが一層強くなりました。

三ツ頭から一旦鞍部に下り、再び登りかえし権現岳唯一のクサリ場に挑みます。
雪に覆われてスリル満点のその場所は、今まで経験した事のない緊張感で慎重に、慎重に通過。
短い距離だったけど、また一つ経験を積むことができたような気がします。

そしていよいよ権現岳の頂上へ。

思いのほか狭いその頂上は、比較的高度感もあり、高所恐怖症の自分は写真を撮るのが精一杯でてっぺんの岩の上には立つことができません。
でも、いいんです。
これが自分のスタイルなんです。

山頂で十分に景色を堪能し、天気が崩れるまえにと思い早々に下山にはいりました。

駐車場に着く頃に、ポツポツと雨が降り出したので、天気が持ってくれたのは幸いでした。

さて、ゴールデンウィークの計画を立てなきゃね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1015人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら