権現岳|南八ヶ岳制覇に向けて出発!
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:16
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:11
天の河原 ・・・(06:15)
ここが一番きつい ・・・(07:46)
前三ツ頭 ・・・(08:29)
三ツ頭 ・・・(09:28)
権現岳山頂 ・・・(10:40)※15分滞在
三ツ頭 ・・・(11:40)※25分昼食
前三ツ頭 ・・・(12:25)
ここが一番きつい ・・・(12:47)
天の河原 ・・・(14:01)
天女山駐車場 ・・・(14:11)
※コースタイムはGPSログより参照。
天候 | 晴れ。(雲は多かったです) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道141号線の清里駅少し手前にある「学校寮入口」で右折して道なりに走り「天女山入口」(最初の信号)をさらに右折すると権現岳の登山口となる天女山駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇天女山駐車場〜天の河原 なだらか登山道を登る事15分程度で天の河原に到着します。雪はありません。 ◇天の河原〜前三ツ頭 初めはなだらか登山道も樹林帯に入ると徐々にきつくなり、2,000mの標識を過ぎたころから次第に雪が多くなります。行きは前三ツ頭までアイゼンなしでなんとかなりましたが、さすがに下りは安全第一の為アイゼンを付けました。 ◇前三ツ頭〜三ツ頭 前三ツ頭からしばらく稜線を歩きますが、再びすぐに樹林帯に入ります。樹林帯の中は沢山の雪が残っていました。 ◇三ツ頭〜権現岳山頂 三ツ頭付近の雪は大分融けています。いったん鞍部に下り、ここから権現岳まで登っていきます。途中、このルート最難関のクサリ場にはまだ沢山の雪が残っていてクサリは出ていませんので、慎重にトラバースすると、あとはハイキング気分で山頂まで行く事ができます。 |
写真
感想
1月に蓼科山に登って以来、もう3カ月も経ってしまった。
早いもので雪山シーズンもそろそろ終盤。もう一度この時期の八ヶ岳を楽しもうと権現岳行きを計画しました。
事前に皆さんの山行記録を過去1カ月ほど遡ってチェックさせてもらい、ルートを天女山からと決定。
4月下旬から天女山駐車場が解放されるとの事だったので、もう開いているかなと期待半分で現地を目指しました。
自宅から上信越道を飛ばし清里を経由して天女山入口まで来ると、ラッキー!ゲートは開いています。
駐車場は50台程度停められそうなスペースに車は5台・・・
もう6時近くになるというのに以外の少なさにびっくり。
このコースは人気ないの?
もしやクマがでたとか・・・
そんなことを考えながら、準備を済ませていざ出発!
想定内と言えばそうなのだが、早速、登山口には熊出没の注意書き。
すかさずクマ鈴をならして若干緊張気味でなだらかな登山道を歩いて行きます。
朝日が当たり心も落ち着き始めたころ、最初の目的地「天の河原」に着きました。
ここからは南アルプスが綺麗に見えると期待していたのに、生憎今日の空は澄んでおらず、薄っすらとその姿を見せてくれている程度。
この調子じゃ一日ダメかなと思いながら、先を急ぐ事にしました。
天の河原を過ぎても登山道はしばらく緩やかで順調そのものです。
しばらく歩くと目の前が開け、次の目的地「前三ツ頭」が見えてきました。
このゴールデンウィークは、何日登山に出かけらるだろう。
息子も一緒に行ってくれそうだし、夏には念願だった次女との登山もまってるし。
今のうちに沢山経験しとかなきゃと思いながら、登山道を歩いて行くと、やがて登山道は樹林帯に入って行きました。
樹林帯に入ると徐々に傾斜がきつくなり、一気にペースダウン。
3カ月も山に登っていないとこうもしんどいものかと思いやられました。
前三ツ頭を通過し三ツ頭までくると、目の前に権現岳の全貌がはじめて見えてきます。
その隣には、阿弥陀岳、中岳、赤岳と南八ヶ岳の絶景が待っていてくれました。
実は三ツ頭を目指しているこの頃、急に雲が沸き立ち、みるみるうちに南の空が暗くなりはじめていたので、権現岳まで天気がもつか心配しながらのの登山となっていました。
それ故、目の前に広がった景色は感動的で、必ず頂上に立ちたいという気持ちが一層強くなりました。
三ツ頭から一旦鞍部に下り、再び登りかえし権現岳唯一のクサリ場に挑みます。
雪に覆われてスリル満点のその場所は、今まで経験した事のない緊張感で慎重に、慎重に通過。
短い距離だったけど、また一つ経験を積むことができたような気がします。
そしていよいよ権現岳の頂上へ。
思いのほか狭いその頂上は、比較的高度感もあり、高所恐怖症の自分は写真を撮るのが精一杯でてっぺんの岩の上には立つことができません。
でも、いいんです。
これが自分のスタイルなんです。
山頂で十分に景色を堪能し、天気が崩れるまえにと思い早々に下山にはいりました。
駐車場に着く頃に、ポツポツと雨が降り出したので、天気が持ってくれたのは幸いでした。
さて、ゴールデンウィークの計画を立てなきゃね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する