矢倉岳 地蜂に刺されて逃げ回る
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,669m
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
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アクセス |
感想
御殿場線の山北駅をスタートして、足柄峠を目指す。足柄といえば、「足柄山の金太郎」ということで、金太郎伝説発祥の地になる。今回のトレランとは特に関係はないけど。
朝4時50分に起床して、5時17分の電車にて出発。途中、東京駅の売店で朝食と昼食を購入して、山北駅を目指す。守谷からは遠い。3時間30分ほどかかる・・・。
今回のメンバーは、平日に仕事を休んでトレランに参加するようなドMな男性5人。かなりな走力を持ったメンバー構成になっていた。こりゃ大変だな・・・。
公民館のロッカーへ荷物を預けて、準備運動の後、トレランスタート。天気は心配だったのだけど、曇りでなんとか雨は降らないで済みそうだ。
今回のコースは、山北駅→酒水の滝→21世紀の森→山伏平→矢倉岳→地蔵堂→夕日の滝→万葉公園→足柄峠→山伏平→21世紀の森→山北駅となる。最初は、夕日の滝や足柄峠は含まれていなかったのだけど、メンバーが最強すぎてペースが速くて、遠回りすることになってしまった。結局、自宅で確認したら32kmのロングコースになっていた。
このコースは、急登はあまりない。なだらかなコースで登りも下りも走れてしまう。その分、距離が稼げるので、きついコースになる。
酒水の滝から21世紀の森までは、ロードの登りをひたすらジョグで登り続ける。21世紀の森からトレイルに入り、歩いて走っての繰り返し、山伏平から矢倉岳までの区間は急登。矢倉岳までは、山北駅からひたすら登りで、途中で酒水の滝を見学して寄り道している11kmの山行だったが、1時間30分ほどで到着してしまった。早めの昼食を摂る。
ここから地蔵堂までは、下り基調のトレイルが続く。先頭集団はあっという間に消えていく。早すぎ。後方集団にいたが、そこからも離れてしまい単独でスイーパー走行を続ける。それなりに走っているつもりなのだが、全く追いつけない。
途中の沢にみんなで入り、バシャバシャと水遊び。すでに汗で全身が水浸しなので、いまさら濡れることに抵抗はない。ただ、ここから靴がしばらく重くなるけど・・・。
あっという間に下りぬけて、地蔵堂に到着。地蔵堂には自販機あり。ペプシコーラで爽快感をゲット。時間が余りそうということで、夕日の滝を見に行くことになる。片道5kmの登りロード。夕日の滝でまた沢に入ってバシャバシャ。陽はカンカン照りではなかったけど、蒸し暑くて汗だくなので、沢の冷たい水が気持ちいい。
地蔵堂からは、しばらく長い登りが続いて、万葉公園を目指す。根っこだらけの急登を抜けるとようやく到着。少し遠回りして、足柄峠を見学して、午前中に通った山伏平へ下る。
スイーパーの位置のまま、頑張って走るが、みんなとの距離はどんどんと離れていく。今回のメンバーはすごいのが揃いすぎだな・・・。いつものツアーなら、速い人もいれば遅い人も混ざるので、ペースもそれなりになるだが、今日は僕以外はみんな速い。コースに分岐があまりない。ということもあり、置いていかれてしまうパターンが続く。
山伏平まで下り、しばし休憩。ここからは午前中に登って来たコースを下っていくだけだ。
21世紀公園へ向けて走っている最中に事件は起きた!!
比較的になだらかなコースだったので、僕も離れることなくみんなの後について走っていた。少し前を走っていたY田さんが突然、立ち止まる。どうしたの?とみんなも止まる。僕が数秒送れて到着した瞬間だった。
僕のふくはらはぎ周辺に激痛が走る。
「痛い!!」
僕の叫び声を皮切りに、みんなも
「痛い!!」と叫びだす。
どうやら、先頭が地蜂の巣を踏んだらしい。そのため、後続のY田さんが刺されて、それを取り囲んだ我々も刺されたということだ。
周りに無数の地蜂が飛んでいる。治療よりもこの場を逃げようということになる。先頭の鈴木さんが、本気走りで下り出す。それに全員が、一糸乱れぬ隊列を維持して、猛スピードで追いかける。トレランも終盤で、みんな疲労しているはずなのに、この日一番の速度で走る。たぶんキロ3分台(笑)
しばらく走るが、まだ蜂が追いかけてくる。蜂が鈴木さんの首を刺して、鈴木さんが叫ぶ。とにかく逃げようと、またもダッシュ。
ようやく蜂の集団から逃げ切ることができた。
一番後方にいた僕が4箇所も刺されてしまった。ほかのメンバーは、1箇所か2箇所。
蜂がいなくなったところで、ポイズンリムーバーをつかって毒を吸い出す。しかし、あれだけ走ってきたら、毒も回ってしまって、もはや意味ないような気がするけど。でも気休めであってもやっておきたい。それくらい痛いんだもの。
まぁスズメバチじゃなかったからよかったと思いましょう。ということで、気を取り直して走る。長い下りを走りきり、山北駅まで戻る。
公民館で荷物を受け取り、ストレッチ。
ドロドロに汗をかいているので、駅前の温泉にみんなで行く。ちょうど、近くの山でシャワクラツアーを開催していたマコトさんたちのグループも同じ温泉へやってきた。合流して、今日の反省会。
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