白馬岳 大雪渓滑走
- GPS
- 08:52
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,745m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ、西風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(工事は5/末まで延長になっていました) トイレは使用可能(チップ制) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【猿倉荘〜白馬尻】 雪はほぼ無い。長走沢などの洗い越しは架橋されている。金山沢出会付近(御殿場)から道が雪で埋まってくるが、踏み抜きや雪解け水の流れも多い。トレラン靴では浸水し易い。長靴が良さげ。 【大雪渓】 白馬尻小屋は解体状態のまま雪に埋もれているようで人工物は見当たらない。「おつかれさん岩」の上半分だけ出ていた。2400m以下は全体的に落石に覆われている。 深くも浅くもソールに傷が入るのは避けられないので新品の板で来るのは避けるべき(いないと思うけど)。 雪渓の真ん中を遮るような雪崩堆積物やクラックは無かった。ちょうど向かい風が吹き下ろして来るので、岩室より上の急斜面ではバランスを崩さないように注意。 【白馬山荘〜頂上】 雪は無い。鑓ヶ岳や旭岳の斜面(残雪あり)がとても美味しそうに見えた。 白馬山荘は開いているが、詳細はウェブサイトを確認のこと。 |
その他周辺情報 | 温泉はハイランドホテルの天神の湯 夕食は高橋家 |
写真
感想
天気の良い週末、見晴らしのいい頂点に立って滑ろうということで、白馬大雪渓から白馬岳へ。
白馬山荘に泊まる案もあったが、予約受付は平日の16時45分までで逃した。ウェブで夏の予約状況を見て、世間では夏山準備してんのかーと思ったが、こっちはまだ春山が終わらないので、「あちゃー」以上の感想は出て来ない。
今週も駐車場工事が継続中で、今週も山荘前の駐車場へ。夜は星がきれいだが時折強い風が吹いていた。
朝は良い天気で、大雪渓への道中も温かい。金山沢は緑に挟まれた雪渓となっていて、とてもそこを滑って出て来るイメージは湧かなかった。御殿場あたりから雪が増えてきて、靴の防水性に冷や冷やしながら歩いた(換えの靴下が有れば良いが)。富士山もだけどアプローチは長靴が良いと思う。今度ワークマンあたりで探してみよう。
開けた所に出たら大雪渓で、そこで靴を履き替えてシールオン。
どのラインで降りれば落石の薄い所を通れるか探りながら登ったが、ほとんど満遍なく覆われているか、薄い斜面へは濃い斜面を横断しないと行けなかったり、よく見たらやはり落石だらけだったりと、詰まるところ逃げ場はなかった。
岩室をすぎると斜度が大きくなり、シートラするか迷った。雪は硬くなく、むしろズルズル気味で上がりにくいタイプ。それなら坪足でも似たようなものかなと思い、登高角度を下げてジグザグ多めに登ることにした。
3人で来て、1人はシール不調でもう1人も念のためシートラーゲンした。登りの速度としては休憩込みであまり変わらなかった。
山荘前でひと休みして、小屋に上がってトイレを借りるついでにブーツを履き替え、軽い足まわり、だけど板は担いでいる謎スタイルで頂上に立った。
手前の旭岳や鑓ヶ岳にはまだ多くの雪が残り、今度は泊で滑りに来たい思いが強くなった。
劔岳はもちろん槍ヶ岳までずらーっとアルプスの山並みが見え、富山の平野と海まで見えた。来て良かったと思う瞬間。
のんびりして、滑走開始は昼をまわり雪は湿り気を増していたけど、レスキューワックスのお陰か負担なく滑れた。落石多い区間は諦めた。縦溝は深くなく雪も柔らかかったので、この時期にしてはよいコンディションだったのではと思う。最後は誰かが育てた小回りラインに乗せて頂いて雪渓末端まで。ソールの傷は憂鬱だが30分かからず白馬尻に着くしスキーは楽しい。
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