乳頭山から千沼ヶ原へ
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 891m
- 下り
- 866m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
早池峰に登ることだけを考えて、その後のことは考えていなかった、というより考える余裕がなかった。もちろん登りたい山のリストはあったが、今年の花の三大目標を達成して、ちょっと放心状態だった。
せっかくの三連休だったが、土・日は雨で、かろうじて20日の月曜日がなんとか行けそうな天気予報だったので、あれこれ考えた末に、去年、途中で断念した「乳頭山」経由の「千沼ヶ原(せんしょうがはら)」へ行くことにした。
「千沼ヶ原」を簡単に紹介すると、以下は雫石観光協会のホームページからそのままの原文です。「八幡平国立公園中、最大の湿原として知られる千沼ヶ原は、その名の通り大小900以上の池塘があり、周りをアオモリトドマツ林に囲まれ、岩手山、駒ヶ岳、烏帽子岳などの姿を映す、湿原特有の色鮮やかな高山植物は秀逸です。そのスケールの大きさ、原始性が保たれている点など、尾瀬に匹敵するといわれています。」
なんと、あの尾瀬に匹敵するというのだからすごい。(私自身は尾瀬に行ったことがないので、比較できないが・・・)
去年の二の舞にならぬよう意気込んで出発したものの、早池峰の疲れが残っていたのか、あるいはもともとの体力がないのか(この可能性が高い)、田代平湿原に出るまでにすでにバテ気味で、乳頭山頂上に着くあたりからどうしようか迷い始めていた。
しかし、私より少し前に山頂に来ていた夫婦連れから「千沼ヶ原へ行くんですか?」と尋ねられ、思わず「せっかくここまで来たんだから、行かないとね」などと口走ってしまい、言った手前行かざるを得ず(結果的には良かったが)、休みもそこそこに千沼ヶ原へ向かった。
千沼ヶ原に着くころには天気も幾分良くなり、神々のお田植え場とよぶにふさわしい素晴らしい景色でした。いつまでもこの風景の中に我が身を置いておきたかったが、また乳頭山を登り返さなければならず、後ろ髪をひかれる思いで重い腰を上げた(実際かなり足腰にきていた)。残念ながら霧のため眺望は得られなかったものの、たくさんの花と千沼ヶ原の景色は、それを補って余りあるほどの素晴らしいものでした。
乳頭山にこれから登ろうと考えている方は、時間的、体力的に余裕があれば是非「千沼ヶ原」まで足をのばされるようお勧めします。(しつこいようですが、なんしろあの尾瀬に匹敵するんですから、行かない手はない。)
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