記録ID: 4354653
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
イザルガ岳、茶臼岳
2022年05月31日(火) ~
2022年06月02日(木)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 27:31
- 距離
- 50.4km
- 登り
- 6,756m
- 下り
- 6,776m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:07
距離 14.2km
登り 2,944m
下り 2,292m
2日目
- 山行
- 12:37
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 13:30
距離 19.4km
登り 2,074m
下り 1,360m
天候 | 晴れ一時くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飯田側と静岡側から登れ、飯田から50km、静岡から90kmの山道の運転が必要。 東京からだと静岡の方が交通の便が良いので、静岡から安いレンタカーで行っている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★1日目・平沼ゲートから横窪沢小屋まで★ この日は昼前から晴れた。畑薙ダム湖畔の平沼ゲートから大井川林道を歩く。いつも工事車両が多い。リニア工事で林道が舗装されたことは、歩行者にとって足が痛くなるのでマイナス。畑薙大吊橋は怖いので大嫌いだ。つり橋からヤレヤレ峠までも林間の急な斜面をトラバースする細い道で、踏み外したら大怪我。ヤレヤレ峠からウソッコ沢小屋までの沢沿いは歩きやすい。橋も新しくなった。水場は潤沢に出ていた。 ウソッコ沢小屋からの登りは、橋を渡ってまず3つのハシゴがあって高リスク。その後もしばらく急斜面の細道。横窪沢小屋の手前の丸太橋は、横木が割れていて滑りやすい部分があるので要注意。この日は横窪沢小屋に泊まった。快適。水場は、小屋の裏手を登ると小さな沢がある(同宿者の話)。 ★2日目・横窪沢小屋からイザルガ岳を往復して希望峰鞍部まで★ 翌朝は3時に出発。ゆっくり歩きたいので長く時間をとる。横窪沢から茶臼小屋への道は良好だが、眺望はほとんどない。 茶臼小屋から稜線への道に短い雪渓がある。一応チェンスパ。稜線は晴れていた。来て良かった。 茶臼岳を越えた後、仁田池の前後にも雪があり、一度チェンスパをつけた。早朝は木道の表面が凍結して滑った。その後は三吉平まで細かい上下が続く。三吉平からの登りは雪が少しある。チェンスパを2回ほどつけた。静高平の水場は潤沢。このあたりは晴れると楽園。 往復登山なので帰途の時間を考え、光岳小屋と光岳には行かず、イザルガ岳(イザルヶ岳)だけ登って帰ることにした。光岳は眺望が乏しいので登頂する魅力がない。百名山の名声は要らない(百名山もてはやしは醜い)。イザルガ岳は360度の展望がある。このあたりでこの展望は、茶臼岳とここだけ。なのにイザルガ岳は300名山ですらない。光岳の弟分とみなされているらしい。無名だが素敵な山が好き(人も)。 ゆっくり歩いているうちに時間が経ってしまった。茶臼小屋まで行っても日没前に着けたが、ガスも出てきたので無理しないことにして、希望峰の手前の鞍部近くの草付きの場所でビバークした。ビバークは数を重ねるほどうまく泊まれるようになり、安全性と快適性が増す。必要最低限の装備が何かもわかってくる。疲れている夕方に宿泊目的地を目指して無理して急いで歩いて怪我をするより、その手前で安全にビバークした方が良い。うまくビバークできる自信がつくと、登山のリスクが大幅に低下する。 この日は10人ほどとすれ違った。 ★3日目・希望峰鞍部から茶臼岳を通って平沼ゲートに下山★ 翌朝は快晴。茶臼岳の大展望を漫喫した後、下山。下山時にリスクが高い場所は、横窪沢小屋の下の丸木橋、ウソッコ沢小屋の手前の急斜面と、ヤレヤレ峠の先の急斜面トラバース、それから畑薙大吊橋。 |
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