泉山(いずみがせん・いずみやま)〜井水山(いすいやま)岡山県北部:鏡野町

2022年06月03日(金) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 13.1km
• 登り: 796m
• 下り: 1,123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:45

8:15 スタート地点
9:12 9:13 笠菅峠
9:21 9:33 泉山笠菅峠登山口
11:02 11:02 泉山
11:35 11:35 中央峰
11:51 11:51 泉山Bコース下山口
11:57 11:59 泉山ヒュッテ
12:05 12:41 井水山
13:22 13:22 福ヶ乢
14:03 14:03 泉山Aコース登山口
14:20 14:27 泉嵒神社駐車場
15:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

笠菅ルートは数箇所、折れた枝などが道にかぶっていたが、通れないほどではなかった。
井水山からのぞき岩への道は細く急だけど、気をつければ大丈夫かと。
他は特に危険箇所などはない。

その他周辺情報

越畑ふるさと村には和式汲み取り式のトイレあり。
手洗い用の水は出ない。
泉いわ神社の駐車場には、洋式水洗トイレがある。
女原のバス停側には郵便局とコンビニあり。
コンビニはイートイン可能。

写真

6/3 8:21

道中に咲いていた花。
ノイバラらしい。

6/3 8:24

形はヤマボウシだけど、色が違うな、とググル先生に聞いてみると、やっぱりヤマボウシの様子。

6/3 8:26

ガマズミという花らしい。
そんな花があることさえ知らなかった。

6/3 9:21

ようやく登山口。
暑い。

6/3 10:00

タニウツギ。
たくさん咲いていた。

6/3 10:06

道に被る折れた木の枝。
前に来た時はこんなのなかったはず。

6/3 10:21

真緑の泉山文字を期待したけど、ちょっと煤けている。

6/3 10:30

これはググル先生の候補が複数出てきまして…
サンザシで合ってるのかな。

6/3 10:57

サラサドウダン。
写真が今ひとつで残念。

6/3 11:00

これが多分、ライオン岩。
そう思って見ると、確かに三越のライオン像スタイルである。
「ライオンは寝ている」がしばらく脳内再生された。
イギリスのチェダー峡谷のライオンヘッドロックも思い出した。

6/3 11:01

三角点。
暑い。

6/3 11:05

これまた残念写真だけど、サラサドウダン。
かわいい花だった。

6/3 11:29

アカモノ。
多分。
面白い名前。

6/3 11:57

イワカガミ。
見つけたのはこれだけ。

6/3 12:09

ベニドウダン。
泉山はサラサドウダンで、井水山はベニドウダンと、はっきり分かれているのが面白い。

6/3 12:17

今日ののぞき岩。
やっぱり霞んでいる。

6/3 12:27

のぞき岩往復の際に井水山に放置していた温度計が大変なことになっていた。
左の温度は体温超えとるやんけ。
右が概ね正しい温度と思われる。
暑かった。

6/3 13:56

おお、これはなんという花だろう、と喜んで撮影した後、少しして気づく。
紫陽花じゃね？

6/3 14:59

この辺はオオサンショウウオもいるらしい。

感想

anna70

先週に取りやめたドウダンツツジ登山を、有休とって決行。
津山から那岐までのバスがあると知り、泉山とどちらにするか悩んだが、当初の予定通りに泉山へ。

前日は院庄に泊まって、町営バスに乗ると、角ヶ仙の時と同じ運転手さんだった。
覚えられていたので驚いていたら、「他にここから乗る人いません」と。
元々乗る人いない上に大荷物付きの登山スタイルとくれば、そりゃ特定されるわな。

このたびも道中、いろんな話を伺えてとても楽しかった。
角ヶ仙行きと思われてて、バス停を通り過ぎたために引き返していただいたりはしたけれど。
一番、印象に残った話。
ベトナムなどから来ている技術研修生達に、処理が大変+あまり美味しくない鹿の肉などをあげたところ、骨と毛以外は全て消費。
数日かけて煮込んだりしたものを食べさせてもらったら、すごく美味しかったらしい。
香辛料なんかが違うんだろうなあ。
なお、猟師さんは暑い時期には山には入らないそうな。
さもありなん。

そんなこんなで楽しく過ごしてから、越畑ふるさと村のバス停から笠菅登山口へ向けて出発。
暑い。
日陰側を選びながら黙々と進む。
最近はよく狂うGPSを再起動したりしながら笠菅峠に着くと、平日だからだろうか、駐車場には車が一台だけだった。

登山口からは木陰のお陰で涼しいものの、しばらく歩いているうちにやっぱり暑くなる。
稜線上に出てしまうと、木が覆い被さっている一部を除いて、直射日光にさらされ、無茶苦茶に暑い。
山上だから暑くても20度前半くらいだと予想していたけど、なんかそれ以上にありそう。
風もほとんどないせいで、ともかく暑い。
左足も攣りそうに。

こんなに暑くて花は咲いているのだろうかと心配になりつつ、咲いているとしていたらどの辺だろうとキョロキョロしながら進む。
後ろから歩いてきた方から、咲いているなら泉山の頂上、ライオン岩の側だと教えていただいた。

で、無事に咲いていたのだけれど。
たくさん写真を撮ったつもりだったのに、何故か全部で三枚、しかもどれも今ひとつでションボリ。
まあでも、写真はともかく、目当ての花はちゃんと見られたので嬉しい。
全行程で見かけたのは、花の場所を教えてくださった方も含めて二組の人たちだけだったけれど、皆、サラサドウダンに喜んでいた。
やっぱりこんな風に感動を共有できるっていうのはいいもんだ。

膝の痛みは進めないほどではなかったので、井水山に向かう。
途中、アサギマダラにそっくりな蝶を一頭、二度にわたって見かけた。
同じ個体かどうかは不明だが、こんな時期に？？と思って帰宅後に調べたら、初夏にも移動するとのこと。
知らなかった。

井水山では、咲きまくるベニドウダンに大喜び。
のぞき岩を覗くかちょっと迷ったけれど、前は雨上がりだったし、今回の方が遠くまで見えるかも、とリュックを置いて降りてみた。
ら、前とあんまり変わらなかった…

井水山に戻った時には、暑さでペースが落ちる可能性を考えると、お昼休憩をとるには微妙な時間だったため、野菜ジュースとナッツだけ摂取してから下山する。
バスの時間には余裕があったので、側のローソンで一休みしてから帰宅した。

実は今回、なぜかあまり泉山に行く気が起きなくて、強行したら悪いことでも起きるのではないかと不安だったけど、普通に家に戻れてめでたし。
が、夜から目の調子がおかしくなって、紫外線にやられたのかと眼科に行くと、白内障の初期らしい。
道理で世界が眩しいはずである。
見え方だけでなく、物理的な違和感もあるのだが、「軽いアレルギーでしょ」。
どちらの件も泉山は関係なさそうだけど、今更花粉症は嫌だ…

そして、これまでに何度かお世話になった国民宿舎いつきさんが、施設の老朽化のために閉館ということで大ショック。
閉館前に一度は行きたい。