明神ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 704m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
トレーニングと春のハイキングを主たる目的とした山行である。
初めて大雄山線というのに乗り、塚原駅から歩きだす。先月の八ケ岳以来の山行で季節感がずれており、ファイントラックの下着など着てきてしまったら暑くて仕方なく、Tシャツ1枚がふさわしい陽気だ。山に分け入り、林道を離れて山道に入るところに良い水場がある。「二宮金次郎の柴刈り道」なるルートを行く。下半分は杉植林だが、途中から自然林に変わる。新緑には早く、樹は芽吹いたばかりだが、穏やかな春の風情が漂う。箱根外輪山の外側を登る道は斜度も手ごろで歩きやすく、疲れを感じないで気持ち良く登れる。途中1人とすれ違ったのみで静かなのも嬉しい。上部は少し笹をかぶったところもあるが支障はない。
外輪山に登りつき、青い相模湾を見下ろしてからプロムナードの散歩である。すぐに明神ケ岳に到着。まだ雪がべったり付いた富士山に目を奪われる。神山や大涌谷、強羅の街並みも目の前だ。にぎやかな頂上でカップ麺の昼食。
標高差1000m登山のノルマは果たしたので、後はビールに向かって最短距離の下山である。来た道を少し引き返す。行く手には明星ケ岳から海に向かう外輪の尾根がのたうつように続き、登行欲というか踏破欲を誘う。いずれテント泊で来てみたい。上から見ると芽吹きの微妙な色合いの梢の中に山桜のピンクが入り混じって、この時期ならではの刹那的な美しさがある。
鞍部から宮城野に向かい、一転して急斜面をジグザグを切って石混じりの道を下る。淡々と下り、最後は別荘地の脇の溝みたいなところを歩く不愉快な道となって、里に辿りつく。バス停から徒歩1分の町営宮城野会館という公衆温泉で汗を流し、お楽しみのビールで打ち上げる。バスから早川沿いの風景を眺め、湯本駅あたりの人ごみに紛れると、プチ旅行に来たようなお得感があった。箱根は近くて良い所である。
標高 塚原駅 40m弱
明神ケ岳 1169m
標高差 1129m
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