人形仙 〜気軽に登れて眺望よし〜
- GPS
- 03:18
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 287m
- 下り
- 269m
コースタイム
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口にはよくわかる標識があり、近くの路肩には車が3台程度は停められるスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から母子地蔵までは平坦な道で登山装備でなくても行くことができそうです。湿原で足下のぬかるむ場所には木が渡してあります。 今回は母子地蔵から人形仙中腹まで県境の薮を歩いてみましたが、ここは道ではありません。笹や灌木で行く手が遮られる中のヤブコギを強いられます。全くお勧めしません。 分岐点から通常の人形仙へ向かうルートは笹(ネマガリタケ)が刈られてわかりやすく歩き易い登山道になっています。ただし、斜度は幾分あります。地面が濡れているときは要注意です。 |
その他周辺情報 | 登山後、国道179号線まで下りてきて上齋原村の「クアガーデンこのか」で温泉に入りました。大人¥600です。コロナ対策や施設改修のため入れないところがいくつかありましたが、ぬるめの露天温泉は長時間浸かっていることができて気持ち良かったです。 |
写真
装備
MYアイテム |
Katsuhara
重量:2.49kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ジャンパー
日よけ帽子
登山靴
サブザック(19L)
クマ鈴
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
カメラ
サブバッテリー
腕時計
手拭い
日焼け止め
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備考 | 用瀬から先に昼食を購入できるような店が無く、結局昼食は持たず、山頂では非常食のシリアルバーをかじりました。 |
感想
朝、目が覚めたら8時半だった。急いで支度を整えて家を出たが9時を過ぎていた。途中コンビニで朝食のパンをかじりながら、当初予定していた登山口への到着時刻を調べたら11時を過ぎそうだった。その時刻に歩き始めて10kmを超えるトレッキングを行うのはちょっとハードだなぁと思い、当初の予定を変更し、セカンドプランの人形仙ハイクに切り替えた。左足は虫に刺されたようで(痕がある)むくんでいるし、右足は昨晩蜂を踏んでしまって刺された足中指が腫れている。仕事がなかなか片付かず、昨晩帰宅したのは22時を過ぎていた、登る山を探したりしているうちに居眠りしてしまい、気づいた時には夜中の2時だった。色々考えて、無理をせず新しい靴の履き慣らしのための軽い山行にすることに決めた。
歩き始めたのは11時を過ぎていた。登山道は整備されており、小さな湿原を超えた先にある人形仙母子地蔵まではほぼ平坦な道だった。この峠で行方知れずになった母子を供養したという地蔵は200年以上前に造立したとは思えないほど彫もはっきりした立派な地蔵だった。
ここまでのルートがあまりにも歩き易く、手応えが無かったので、整備された登山道ではなく、地蔵から人形仙へ向かう尾根を歩いてみることにした。ある程度予想はしていたが、やはり道のない山の中をヤブコギして進むのは大変だった。枝の広がった低木や背の高い笹(ネマガリタケ)が行く手を阻む。方向と位置はスマホのGPSでわかるものの、どこまで行けば本来の登山道に合流できるのか、まったく先が見えない。最近、下草のほとんど無い山腹や尾根を歩くことが多かったので、本来の山の厳しさを忘れかけていた。必要も無く道なき山へ入るのはもうやめておこう。
登山道へ入ると、笹が刈られており、高木もあまり無いので見通しが良く、振り返ると周囲の山が眺望できる、いい山だ。山頂三角点の周りは木が多く眺望がほとんど無いので、山頂ではなく、少し下った開けた登山道に腰掛けて休憩するのが良い。ゆっくり下山するのが吉だ。
歩行距離は4kmに満たなかった。けれども、抜群の眺望で気分は癒された。下山後、一番近い温泉で湯に浸かり、ゆったりと汗を流した。無理をせず、ゆっくりと山に癒される、こんな山歩きもたまには良いものだ。