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Yamareco

記録ID: 4363257
全員に公開
ハイキング
中国

人形仙 〜気軽に登れて眺望よし〜

2022年06月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 鳥取県 岡山県
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
3.3km
登り
287m
下り
269m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:00
休憩
1:13
合計
3:13
距離 3.3km 登り 287m 下り 287m
11:14
12
11:33
11:44
53
12:37
13:38
37
14:15
14:16
9
14:25
2
14:27
ゴール地点:登山口駐車スペース
天候
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道482号線の人形トンネル南側から旧道(人形峠)に入り、日本原子力研究機構前(高清水トレイル登山口)から「人形仙」の案内に従って南西方向へ進みます。
登山口にはよくわかる標識があり、近くの路肩には車が3台程度は停められるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
登山口から母子地蔵までは平坦な道で登山装備でなくても行くことができそうです。湿原で足下のぬかるむ場所には木が渡してあります。
今回は母子地蔵から人形仙中腹まで県境の薮を歩いてみましたが、ここは道ではありません。笹や灌木で行く手が遮られる中のヤブコギを強いられます。全くお勧めしません。
分岐点から通常の人形仙へ向かうルートは笹(ネマガリタケ)が刈られてわかりやすく歩き易い登山道になっています。ただし、斜度は幾分あります。地面が濡れているときは要注意です。
その他周辺情報 登山後、国道179号線まで下りてきて上齋原村の「クアガーデンこのか」で温泉に入りました。大人¥600です。コロナ対策や施設改修のため入れないところがいくつかありましたが、ぬるめの露天温泉は長時間浸かっていることができて気持ち良かったです。
登山口はわかりやすく、道も整備されています。
2022年06月04日 11:14撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
2
6/4 11:14
登山口はわかりやすく、道も整備されています。
緑のトンネル
2022年06月04日 11:18撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:18
緑のトンネル
雨が降るとぬかるむのでしょう。
2022年06月04日 11:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:21
雨が降るとぬかるむのでしょう。
タニウツギのピンクがきれい。
2022年06月04日 11:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:24
タニウツギのピンクがきれい。
カマツカ?
2022年06月04日 11:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:25
カマツカ?
湿原で分岐します。まずは母子地蔵方向へ進みました。
2022年06月04日 11:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:27
湿原で分岐します。まずは母子地蔵方向へ進みました。
木道を歩きます。
2022年06月04日 11:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:27
木道を歩きます。
登山口の説明によると、江戸時代の文化5年(1808年)に造立されたものだそうです。
2022年06月04日 11:33撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:33
登山口の説明によると、江戸時代の文化5年(1808年)に造立されたものだそうです。
地蔵の先は法面が崩れています、この縁を歩いて見晴らしの良い場所を探しました。
2022年06月04日 11:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:34
地蔵の先は法面が崩れています、この縁を歩いて見晴らしの良い場所を探しました。
地蔵の後ろ側の高まりから見上げた人形仙。
2022年06月04日 11:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:34
地蔵の後ろ側の高まりから見上げた人形仙。
ヤマツツジ
2022年06月04日 11:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:37
ヤマツツジ
分岐点に戻らず、県境の尾根を歩いてみることにしました。
2022年06月04日 11:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:41
分岐点に戻らず、県境の尾根を歩いてみることにしました。
薮を抜けて小ピークへ。そして再び道無き森へ突入。
2022年06月04日 11:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:49
薮を抜けて小ピークへ。そして再び道無き森へ突入。
ほら、どこを歩けばいいかわからないでしょ?
2022年06月04日 11:52撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 11:52
ほら、どこを歩けばいいかわからないでしょ?
タニギキョウ
2022年06月04日 12:03撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:03
タニギキョウ
薮を抜けて登山道へ出てきました。
2022年06月04日 12:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:19
薮を抜けて登山道へ出てきました。
高木は少なく、見晴らしの良い道です。
2022年06月04日 12:23撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:23
高木は少なく、見晴らしの良い道です。
時々、樹林の中を歩きます。
2022年06月04日 12:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:31
時々、樹林の中を歩きます。
カエデだ。秋には色付くんですね。
2022年06月04日 12:32撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:32
カエデだ。秋には色付くんですね。
山頂です。
三等三角点「人形仙」
北緯 35°18′15″.5034
東経 133°53′53″.1254
標高(m) 1003.81
2022年06月04日 12:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:39
山頂です。
三等三角点「人形仙」
北緯 35°18′15″.5034
東経 133°53′53″.1254
標高(m) 1003.81
展望がイマイチなので、ドローンで上から眺めてみます。
2022年06月04日 12:46撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 12:46
展望がイマイチなので、ドローンで上から眺めてみます。
《ドローン撮影》
人形仙より、その先の名もなきピーク(1,046m)の方が標高が高いです。必ずしも標高の高い所に山の名前がついているわけではないという不思議。
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《ドローン撮影》
人形仙より、その先の名もなきピーク(1,046m)の方が標高が高いです。必ずしも標高の高い所に山の名前がついているわけではないという不思議。
《ドローン撮影》
木の無いところはササ(ネマガリタケ)の薮です。切り拓いてないと歩けないですね。
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《ドローン撮影》
木の無いところはササ(ネマガリタケ)の薮です。切り拓いてないと歩けないですね。
立派に枝を張った、エノキかな?
2022年06月04日 13:40撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 13:40
立派に枝を張った、エノキかな?
下りがけには周囲の山が眺望できます。南方向
右側が湯岳、奥が泉山
2022年06月04日 13:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 13:47
下りがけには周囲の山が眺望できます。南方向
右側が湯岳、奥が泉山
一番高いのが花知ヶ仙、その手前の少し禿げているのが三ヶ上
2022年06月04日 13:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 13:56
一番高いのが花知ヶ仙、その手前の少し禿げているのが三ヶ上
視界を遮る木が無いので気持ちよく歩けます。
2022年06月04日 13:57撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 13:57
視界を遮る木が無いので気持ちよく歩けます。
ここにもヤマツツジ
2022年06月04日 14:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:00
ここにもヤマツツジ
これは、イワカガミの葉なのか。もう少し時期が早ければ花が見えていたのに、残念。
2022年06月04日 14:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:01
これは、イワカガミの葉なのか。もう少し時期が早ければ花が見えていたのに、残念。
今日の山行はこのSCARPA ZG TREK GTX の履き初めが目的の一つでした。足にフィットして安心して歩けました。
2022年06月04日 14:05撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:05
今日の山行はこのSCARPA ZG TREK GTX の履き初めが目的の一つでした。足にフィットして安心して歩けました。
行きがけに通らなかった正式な登山道、緑が気持ちよい。
2022年06月04日 14:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:12
行きがけに通らなかった正式な登山道、緑が気持ちよい。
分岐点の湿原が見えてきました。
2022年06月04日 14:16撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:16
分岐点の湿原が見えてきました。
湿原脇の木道を進みます。
2022年06月04日 14:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:17
湿原脇の木道を進みます。
登山口に近づきました。
2022年06月04日 14:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:25
登山口に近づきました。
登山口、車はこのすぐ先に停めています。
2022年06月04日 14:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
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6/4 14:26
登山口、車はこのすぐ先に停めています。
撮影機器:

装備

MYアイテム
Katsuhara
重量:2.49kg
個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ジャンパー 日よけ帽子 登山靴 サブザック(19L) クマ鈴 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL) 地図(コース図・地形図) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) カメラ サブバッテリー 腕時計 手拭い 日焼け止め
備考 用瀬から先に昼食を購入できるような店が無く、結局昼食は持たず、山頂では非常食のシリアルバーをかじりました。

感想

 朝、目が覚めたら8時半だった。急いで支度を整えて家を出たが9時を過ぎていた。途中コンビニで朝食のパンをかじりながら、当初予定していた登山口への到着時刻を調べたら11時を過ぎそうだった。その時刻に歩き始めて10kmを超えるトレッキングを行うのはちょっとハードだなぁと思い、当初の予定を変更し、セカンドプランの人形仙ハイクに切り替えた。左足は虫に刺されたようで(痕がある)むくんでいるし、右足は昨晩蜂を踏んでしまって刺された足中指が腫れている。仕事がなかなか片付かず、昨晩帰宅したのは22時を過ぎていた、登る山を探したりしているうちに居眠りしてしまい、気づいた時には夜中の2時だった。色々考えて、無理をせず新しい靴の履き慣らしのための軽い山行にすることに決めた。
 歩き始めたのは11時を過ぎていた。登山道は整備されており、小さな湿原を超えた先にある人形仙母子地蔵まではほぼ平坦な道だった。この峠で行方知れずになった母子を供養したという地蔵は200年以上前に造立したとは思えないほど彫もはっきりした立派な地蔵だった。
 ここまでのルートがあまりにも歩き易く、手応えが無かったので、整備された登山道ではなく、地蔵から人形仙へ向かう尾根を歩いてみることにした。ある程度予想はしていたが、やはり道のない山の中をヤブコギして進むのは大変だった。枝の広がった低木や背の高い笹(ネマガリタケ)が行く手を阻む。方向と位置はスマホのGPSでわかるものの、どこまで行けば本来の登山道に合流できるのか、まったく先が見えない。最近、下草のほとんど無い山腹や尾根を歩くことが多かったので、本来の山の厳しさを忘れかけていた。必要も無く道なき山へ入るのはもうやめておこう。
 登山道へ入ると、笹が刈られており、高木もあまり無いので見通しが良く、振り返ると周囲の山が眺望できる、いい山だ。山頂三角点の周りは木が多く眺望がほとんど無いので、山頂ではなく、少し下った開けた登山道に腰掛けて休憩するのが良い。ゆっくり下山するのが吉だ。
 歩行距離は4kmに満たなかった。けれども、抜群の眺望で気分は癒された。下山後、一番近い温泉で湯に浸かり、ゆったりと汗を流した。無理をせず、ゆっくりと山に癒される、こんな山歩きもたまには良いものだ。

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