天狗山 南東尾根ダイレクトコース
- GPS
- 07:44
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 764m
- 下り
- 772m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 7:45
5名の大部隊なので、「SM & Ks」のAチームと、「夏のみかん姫 & 下僕2名」のBチーム、2パーティーに分かれて登る事にしました。
bookoさんが、クライミングシューズを忘れてしまい「先芯入り安全靴」で登る羽目に(+_+)
股関節故障で痛みが取れない私は、後からノンビリついて行くつもりでしたが、Bチームは私が全ピッチリードする事になりました・・( ゜Д゜)
下調べもして来ず、ルート図も持たずに登り始めましたが、下調べバッチリの夏のみかん姫から指示を頂き、ルートを外すことも無く楽しく登る事が出来ました。
Aチームは、kastinさんの成長が著しく、全ピッチつるべ交代で登った様です。
記;桃奈々
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
川上村から馬越峠までは車で行けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アブローチは踏み跡が有り、GPSデータを見ながら行けば、全く問題なく取り付きに到着します。 全体的にルート上の岩は硬く、フリクションも良いです。 ルートは黒い岩の所を登っていますが、外して赤茶けた岩に障ると脆い場合もありました。岩は硬くても浮石は結構乗っていますので、注意が必要です。 残置支点は少なめですが、要所にはしっかりしたものが有り、安心して登れます。 残置支点の他、灌木に支点を取った以外には支点を取りませんでしたが、カムを持っていけば使用できるクラックは随所に有ります。 各テラスはしっかりした木が有り、座って休憩出来る程広くて寛げます。 ザイルは30mで充分足ります。 各ピッチの核心部はテラスから登り始めで、トップの行動を後続は観察し参考に出来ます。初心者を同行するのに、この事も良いかと思います。 途中歩きのピッチが長めですが、諺宛紊離團奪(ラバーソール渓流靴で登った感触)が多くあり、楽しいコースでした。 サイズ緩々の先芯入り安全靴で登ったbookoさんの評価は、+以上で「極度のバランスと緊張の連続だった」との事でした。安全靴や長靴で登るのは止めた方が良いです。 記:桃奈々 ピッチグレード等は先回bicycleさん・green_soraさんと登った時のものが参考になります。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3186274.html 記:SM100C |
その他周辺情報 | 海ノ口温泉 和泉館 500円 |
写真
装備
個人装備 |
ラバーソール渓流靴(桃奈々)
アブローチシューズ(SM100C)
クライミングシューズ(夏のみかん/kastin)
先芯入り安全靴(booko)
|
---|---|
共同装備 |
8mm x 30m 2本
8.6mm x 45m 1本
|
感想
昨秋の桃組企画第一弾の天狗山ダイレクト
紆余曲折あり、なかなか行けませんでしたが、今回やっと行く事が出来てとても嬉しかったです(^^)/
今回も企画して下さりありがとうございました。
しかし、何をトチ狂ったのか私、靴を忘れてしまい(゜◇゜)
現場作業のごとく「ブカブカの先芯入の安全靴」で登る事になろうとは・・
とてもリードなんて出来まへん((>_<)
股関節故障で痛い、桃奈々組長に全リードをお願いする事に<(_ _)>
みかんに続きフォローで登りますが、足が決まらず難易度だだ上がりです⤴⤴
落ちない様にもう必死で登りました(*゜Д゜)
組長、ありがとうございましたm(_ _)m
SMさんと、かすちんにも、久しぶりにご一緒出来て嬉しかったです(^^)/
かすちん凄いね、課題を熟す事が出来て良かったね〜🎉
またどこかに行きましょうね〜(^^)/
「夏のみかん」
慎重に 慎重に 一手 一手 恐怖と闘いながら登って来たに違いない
山頂に辿り着いた彼女からは 200%の達成感が溢れ出ていた
その はしゃいだオーラが 影武者を照らした
「ふたりに乾杯」
元々、写真を多く撮る習慣がない。
めんどくさいというより、写真にあまりこだわりがないという感じで、人が登っていても撮影を忘れ、あとから申し訳ない気持ちになったりする。
今回も例に漏れず写真が少ない。
しかし、いつもと理由は違っていた。
つるべで天狗山ダイレクト、というのが当面の目標のようになっていた。
それはつまり半分はかすちんリードなのである。
もしリードで登っている姿を撮影するなら、ビレイ中にカメラを操作せねばならない。
これが桃奈々氏リードであれば、ビレイ中でも割と撮影する余裕はある。もちろん送る側の手は離さないし、桃奈々氏だから落ちてもだいじょうぶだろうということももちろんない。
まぁ本来はビレイしながら撮影ってのもアレなのであろうが、これは体勢や動きから、比較的安定している場所にいるであろうことが一目見ればわかるので可能であると思っている。
かすちんのリードはまだやはり、難易度が上がれば緊張し足が震え、使わなくていい筋肉を使い、疲労も早い。
縁起ではないが、いつ落ちてもいいように万全の体制でビレイしなければならないということで、写真は少ないのだ。
岩登りを初めて半年、もちろん不安がないわけではないし、ルートのすべての核心をリードで登ったわけではないが、まがりなりにもここをつるべで登れる女性はそう多くないであろうと思う。
どんどん進化する彼女を見るのはとても楽しいことだ。
桃奈々さん、bookoさん、みかんさん、久しぶりにご一緒出来てとてもうれしかったし、また今後も引き続きよろしくお願いします。
半年ぶりの桃組大部隊での山行、楽しかった〜!(^^)!
皆さん、ありがとうございました(*'▽')
久しぶりの既存ルート、ぬるぬる、泥交じり、脆岩ボロ壁、先の見えないドキドキルートファインディングと違い、フリクションの効く乾いた硬い岩を楽しく登れました。
Aチームを山頂で2時間以上待ちましたが、bookoさんの持ってきたキンキンに冷えたノンアルビールを飲みながら楽しく談笑(*^^)v
しかし・・
しっかり日焼けして・・・
首筋が痛いです(*_*;
桃奈々みんからバージョンはこちら👇
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/46257044/
恐怖に支配されて、脚が上がらない。
膝が震え、腕はすでにパンプ、涙が滲んで視界もままならない。
「門」をリードで挑戦するのは、実は2度目だ。
最初の「門」はけっきょく完登できず、フォローで登った。
リードで登れないのにフォローで登れるということは、それはつまり、精神の弱さだ。恐怖心だ。
高いところから落ちる、という想像はおそろしい。
だけども、高みを目指すのは承知の上だ。
勇気だとか、思い切りだとか、そう言うものではなくて、それはただただ自分との対峙だ。
呼吸を整え、目を見開き、四肢を駆使して、ざわつく心を抑える。
自分の精神と身体を完全に自分でコントロールして得られるこの快感は、何物にも代え難い。
コメント
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奇人変人コーナーに出て、憧れの白いギターとエドウィンのジーンズが欲しかったけれど・・
凡人すぎて出演の夢は叶いませんでした〜 (^^;)
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