十石峠から四方原山ピストン(一等三角点)
- GPS
- 09:24
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 994m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内〜佐久穂IC:217km/佐久穂IC〜十石峠:20km) ■復路:十石峠−国道299号線−<佐久穂IC>−中部横断自動車道−<佐久小諸JCT>−上信越自動車道−<藤岡JCT>−関越自動車道−<大泉IC>−東京外環自動車道−首都高速−都内 ■駐車場:十石峠の信州側、展望台と反対の南側のスペースに駐車場とトイレがあります。トイレは夜間照明が点いています。駐車スペースは普通車で10台程度ですが、場所柄ツーリング2輪車の駐車が多いです。 マップコード:665 663 332*12 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■十石峠〜1531P〜1626P 十石峠から1531P、1626Pと極力稜線(境界尾根)を歩こうとしました。登り始めて最初のピーク(鉄塔)までは作業道なのか踏み跡は明瞭で草も刈られていましたが、ピークを越えると草ボーボーで踏み跡は見つからず、1531Pへの稜線も歩きにくくなったので、獣道を利用して1531Pの南側にある天望山からの林道跡にでました。 1626Pが近づいたので、林道跡から離れ、山腹を直登しましたが、登山道はあるのかないのか、獣道だらけで明瞭な踏み跡は見つかりませんでした。 天望山からの林道跡は、廃道のような道ですが、1626pには登らず廃道跡を歩けば栂峠への林道に繋がっていると思われます。 1626Pに乗ってしまえば稜線の踏み跡は明瞭で、しばらくは歩きやすい稜線を進み、林道のような道に出ました。古い道標があり判別は難しかったですが、新三郎沢へ下る林道十山線の分岐のようでした。 ここからは林道(跡)を利用して栂峠の方向に向かいます。 ■栂峠・四方原山分岐〜四方原山 1626Pから林道(跡)に降りて栂峠方向に歩いてくると、四方原山と書かれた分岐道標があります。 この分岐道標には、栂峠(1KM)、十石峠(3KM)、四方原山(3.5KM)、茂来山(8.5KM)と刻まれています。 この分岐を右折して林道(跡)を300メートルほど歩くと、四方原山と書かれた道標があります。林道(跡)は、この上の稜線1622Pにある鉄塔(西群馬幹線#102)が終点です。 この場所から四方原山に行くルートは2つあります。 一つは稜線の南側に付けられた人工的?な道で、ほぼ水平で最初は歩きやすいのですが、1632Pが近づくと激薮になり、稜線に逃げました。 この道は、国土地理院の地図にも載っていませんので、登山道と云うよりは作業経路のようなものかも知れません。平行して獣道もいくつかあります。 もう一つは忠実に稜線を辿る道です。境界尾根ですから、稜線には目印になる境界杭がほどよい間隔であります。境界杭の近くの木にも赤いペンキが塗られています。稜線にはときに大きな岩があり、数回の巻きが必要ですが、概ね歩きやすい稜線です。 |
その他周辺情報 | 十石峠の展望台は現在「立ち入り禁止」となっています。 |
写真
感想
海の日の3連休、人が少ないと思われる南ア南部のテン泊2日の山行を予定していた。ところが戻り梅雨のような天気予報に雨マーク。テン泊での雨マークはチョットきついなぁ...
そこで激混みが予想される八ヶ岳、秩父・多摩方面は外して、なんちゃって百名山とは縁のない四方原山に十石峠から登ってみることにした。
ところが四方原山は「百名山以外の名山」と云われているようだが、名山の基準は何だろう?
山と高原地図を見ると、十石峠から四方原山まで、いやもっと先まで、境界線は書かれているが登山道は書かれていない。
国土地理院の地図を見ると、やたら林道のようなものが書かれているが、四方原山まで繋がっているか不明だ。
そこで登山道がないなら、十石峠から境界尾根を歩こうと境界線のデータをGPSに転送した。
十石峠から登りだしたときは、よく整備された登山道だと思っていた。ところが最初のピークを過ぎてから、やぶ、ヤブ、薮...
国土地理院の地図では、1531Pの山頂直下には建物があり、十石峠から車道も来ている。地図記号は電波塔のようで、容易に行けそうな気がしたが1531Pに登り始めると、獣道だらけ。丈の長い草やシダで足下が見えない。仕方がない、獣道を利用して西側から1531Pの南側に回った。南側には廃林道のような道があったが、薮がひどく境界尾根に登れるような状況ではなかった。しばらく廃林道を歩き、1626Pの南東側尾根を登ったが、獣道だらけで、薮をかき分けながらピークにたった。
十石峠から1626Pまたはその先の林道十山線までは明確な登山道のようなものはなく、ルートも曖昧でかなりのルーファイを強いられます。GPS必須です。
栂峠手前の四方原山分岐から四方原山までのピストンは、行きは山腹に付けられた経路か獣道を行きましたが、途中から激薮になります。
1632Pから300メートルほど西に行くと、南に向かう支尾根があります。造林のためなのか木には赤・黄のテープが巻かれていますので、うっかりすると支尾根に引きずり込まれるので注意が必要です。
帰りは基本的に稜線を辿りました。薮はなく目印の境界杭もあるので、山腹の水平道より楽かも知れません。
今回、山中でも林道でも誰一人とも会うことはなく、人の気配を全く感じない静かな山行でした。
コメント
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