八ヶ岳・麦草峠から丸山・白駒池周回
- GPS
- 05:47
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 288m
- 下り
- 298m
コースタイム
08:20 丸山 08:30
09:00 高見石小屋
高見石 10:00
10:50 白駒池 11:40
12:30 麦草峠駐車場
天候 | |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
麦草峠駐車場(無料)、トイレあり、自販機なし 市境の麦草峠より50mほど茅野市側(西)に行った場所にある。 駐車可能台数 約50台 ※AM7:00の段階では約20台の駐車状況でしたが、PM1:00には停めることが出来ないほど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 全面残雪。雪質は柔らかくクラストでもない。 アイゼンなくても歩けるが、軽アイゼンはあったほうが良い。 ◆登山ポスト 麦草ヒュッテの玄関入って右側にある ◆下山後の温泉 小海町の八峰の湯(ヤッホーの湯) 入浴料 500円(大人)、露天あり(天狗、硫黄、横岳が絶景) |
写真
装備
個人装備 |
グローブ 1 青色
ザックカバー 1 青色
レッグカバー 1 青・黒
レインウエア 1 上下・青色
コンロ 1
ボンベ 1 225g
コッヘル(鍋) 2 1組
ラジオ 1
ガーミン550TC 1
十徳ナイフ 1 ヴィクトリノックス
ヘッドランプ 1
コップ 1
救急セット 1 絆創膏・エマージェンシーシート・他
痛み止め 2 湿布・飲み薬
タオル 1
登山靴 1 ゴローS8
専用靴下 1
携帯電話 1 au
ティッシュ 4
携帯灰皿 1
水 2 1.5ℓ、500ml
チョコレート 1 小袋もの
ドリップコーヒー 2
グラニュー糖 4 2gパック
ポーションミルク 2
タバコ 2
α米 1 予備
ザック 1 青色・グレゴリー
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感想
半年以上の時間をあけての山行
昨年の夏から色々とあった…ありすぎた
疲れている自分を見かねて、妻が山へ誘ってくれた
とは言え妻は山はハイキング程度しか知らない
雪が踏みたかった
前夜22:00に自宅を出発し、一般道で麦草峠に向かった
R254−R141−R299
麦草峠に着いたのは夜も更けた午前2:00
駐車場には10台ほどの先客
数人の人が特大レンズを空に向けている
エンジンを切り、外に出て空を見上げると降るような星が輝いている
薄雲がかかったように見える天の川までもが見える
妻は天の川を初めて見たと言い大喜びしている
これだけでもここに来た甲斐があった
寝袋とタオルケットに身を包み車中で仮眠をとる
すっかり明るくなった朝5:30起床
朝食、身支度をゆっくりと済ませて6:50出発
車道を東に少し歩くと麦草峠の看板
ここを右手に入ると赤い三角屋根の麦草ヒュッテ
ガーミンの電池をここで購入
ヒュッテ前の駐車場から登山道が始まる
駐車場から一歩出るとそこからは雪に覆われた道が続いている
妻は初めての雪道登山
おっかなびっくりと歩を進めている
すぐに分岐となり、樹林帯へ続く登り坂へと進む
一つ目の緩やかな登りが終わるとシラビソ林の中に踏み固められた道が続く
平坦な道を少し歩くと妻が靴の不調を訴えた
左足の外側のクルブシが靴に当たって擦れているらしい
ザックに入れてある傷パワーパッドを貼った
靴裏に感じる雪の感触を楽しみながら進むと木々の向こうに目指す丸山が見えた
その丸山に取り付くと斜面は途端に斜度を増す
滑らぬよう、足つぼにならぬよう慎重に足を置く
妻は足の痛みが気になるようだ
こっちも久しぶりの山行
二人でゆっくりと斜面を登っていく
案外と長いきつい斜面だ
急傾斜がやっと終わり、木々の途切れた先に丸山の道標と小さな祠があった
残雪から顔だけ出したような岩に腰を下ろし一服
ここからは高見石小屋まで下り道
アイゼンを装着する
妻に10本爪のグリベル、自分は親父の形見の旧型4本爪
初めて付けたアイゼンに妻は少し戸惑いながらも
その感触と、雪を咬む音が気に入ったようだ
傾斜を下りきって少し歩くと小屋の裏手が見えた
表側に回るとデッキに2組の先客が歓談してる
アイゼンを脱ぎデッキにあがる
コーヒーとココアを注文する
コーヒーを啜ったら小腹が減った
持ってきた塩もみきゅうり、キウイを丸かじり
小屋の奥を見ると高見石がすぐそこにある
デッキの脇に荷物を置き、カメラだけを持って高見石へよじ登る
岩場は風が案外強く、肌寒い
その代りに景色はサイコー!
北に浅間山と黒斑山、四阿山。西には冠雪している中央アルプスのオールスター。
東に目を向けると秩父連峰、眼下には真っ白な白駒池が黒い樹林帯の中に見える
高見石から降り、アイゼンを再び装着
予定ではここから中山へ向かい、ニュウを回り白駒池に出る予定だった
妻の足の痛みにかこつけて今日はこのまま白駒池に下ることにした。
自分も久しぶりの歩きでこれから3時間以上歩けないと判断した
踏み抜きに注意しながら雪道を下っていく
小屋まではすれ違ったのは一組だったのに、何組ともすれ違った
長く下り続けた先に真っ白な雪原が木々の向こうに側にひろっがて見えた
桟橋に上に立つと周囲は真っ白。それを囲む黒い森。青い空。
風はちょっぴり冷たいけど気持ちいい
桟橋の足許は氷が溶け冷たい水になっている
池を歩いて渡るのは危険そう
湖畔の雪原に腰を下ろしコーヒーを淹れる
雪がまぶしくて雪目になりそう
サングラスを取り出して装着する
湖畔を訪れる人は普段着だったりスニーカーといった軽装の人たちも結構目につく
ここから駐車場までは緩斜面を登り返す
妻は足の痛みが激しくなってきたようだ
有料駐車場の分岐をそのまま進む
すぐに樹林帯を抜け奥庭に出た
開けている奥庭には真っ白な雪の上に所々、ハイマツと岩が顔を出している
天気もいいしいい気持
ここからは緩やかに登って行く樹林帯の道
妻は登り坂だと足が痛んでツラいみたい
だましだまし歩いている
ようやく麦草ヒュッテの赤い屋根が見えてきた
ヒュッテでコケ丸のマグネットを買った
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帰り道は、県道480に回り込み、小海の「八峰の湯」
露天風呂からは目の前に八ヶ岳の硫黄岳、横岳が見えて気持ち良かった
星空、残雪、良かった
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