甲武信ヶ岳から奥多摩を目指すも、雪に阻まれ、道を見失い、結局、雁坂峠まで・・・

2014年05月01日(木) ~ 2014年05月03日(土)

• GPS: 63:51
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,178m
• 下り: 2,225m

コースタイム

■1日目
0930西沢渓谷バス停着／0940発-0950徳ちゃん新道登山口-1300近丸新道出会-1630木賊山-1700甲武信小屋　※甲武信ヶ岳を目指すも腹が減り断念

■2日目0400起床
0600甲武信小屋-十賊山の巻き道を進むも、雪で道を見つけられず引き返す-0640甲武信小屋/0700発-0730戸渡尾根分岐-（その先で道を見失い、十賊山東側の斜面をさまよう）-1110破風山避難小屋（昼食中休止）/1200発-1300西破風山--1600雁坂峠-1620雁坂小屋

■3日目0530起床
0730雁坂小屋--0745雁坂峠-1110西沢渓谷

天候

全日程晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR中央線　塩山駅〜西沢渓谷
詳しくは⇒http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20140317/201404%E7%AA%AA%E5%B9%B3%E3%83%BB%E8%A5%BF%E6%B2%A2%E6%B8%93%E8%B0%B7%E7%B7%9A.pdf

コース状況／危険箇所等

■全般状況
雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！雪！

■甲武信小屋から十賊山の巻き道
甲武信小屋の方より、未だトレースされていないとの情報有り。
トレースが明確なのは甲武信小屋から歩いて15分程度のところまで。
それ以降はトライしましたが、途中で諦めました。
また他のグループで巻き道に進入したグループが2グループいらっしゃいましたが、
1グループは我々同様諦め、もう1グループは1時間以上要したと聞きました。

■木賊山の戸渡尾根分岐から東方向
トレースが少なく、道を見失い、東側の斜面を2時間近く、さ迷いました。
足跡は信じず、赤テープをしっかりと探してください。

写真

初日の昼中休止。この頃はまだ雪が無く気楽です。

近丸新道の手前のあたりから雪が現れます。

あとは急斜面でも容赦なく雪があります。アイゼン必携です。

戸渡尾根分岐の手前の崩落地。

眺めは最高です。

スタート地点付近の広瀬湖まで見えます。

その後はやっぱり雪です。

ときどきこれくらいハマります。

拡大図。

このときは120cmくらい踏み抜きました。

5／1の木賊山の状況。

やっと甲武信ヶ岳が見えました。

テント場の状況です。30張までOKですが、雪の影響で10張以上はスコップです。いくつかのグループはスコップで平坦化していました。

5／1の宿です。ツイン（？）、食事無し、風呂無し、トイレ共同（かなり綺麗でした）で1，500円です。

初日の夕食。食当の努力により山で肉入りのキムチチゲ。〆は副食当のラーメン＆チーズです。

寒くてもビールは飲みたくなります。ちなみに気温は氷点下を超えてました。

2日目の日の出。

2日目の朝食。高菜、ゴマたっぷりラーメン。博多の方はゴマをたっぷり入れると、最近教えてもらいました。

木賊山から破風山を目指します。このときは未だ平和。

木賊山から破風山に行く途中、足跡を辿っていったら、道を見失いました。この写真は破風山から登ってる途中に撮った木賊山方向です。青が正規ルート。赤が我々が取ってしまったルート。足跡ではなく、赤テープを探してください。

2日目の昼の第一弾。スパムのピタパン。パンを焼くのに失敗し、パンが固かったです。

第二段。う玉タルタルのピタパン。パンが焼けませんでしたが、これはまぁまぁいけました。

破風山の直登はまさに直登。破風山に着いた頃にはこんな感じになってました。

雁坂峠が見えてきました。今回、行きたかった場所の1つ。

雁坂峠から雁坂小屋までの下り。

急遽、お世話になることになった雁坂小屋。こちらのテン場は雪は残っておらず快適でした。

この日の食当は私です。シーフードスパム丼。レシピを知りたい方はご連絡を。たぶん聞いたら「なんだ、そんなんでできるのか」と思われます。

3日目の朝。ここもテン場から日の出が見えました。

雁坂峠の朝。富士山が見えました。

同じく雁坂峠から西方向。昨年、登った仙丈ケ岳が見えました。まだ雪を被ってます。

撮影機器：

E10K KDDI-KC

202K KYOCERA

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

1

帽子

1

手袋

1

笛

1

保険証

1

飲料

2L

ティッシュ

1

トイレットペーパー

1

タオル

1

携帯電話

1

登山計画書

1

雨具

1

防寒着

1

ストック

1

替えの下着

1

下山後用

時計

1

非常食

1

食料

4食

寝袋

1

スリーピングマット

1

酒♪

欲しい分

行動食

3日分

コッヘル

1

バーナー

1

楽しむ心

沢山

必須

共同装備

ファーストエイドキット

1

地形図

1

コンパス

1

笛

1

テント

2

2人1幕

夕食

2

１夜目と２夜目

感想

crtowa321

2夜3日で甲武信ヶ岳−雁坂峠−笠取山−将監峠−丹波を目指すはずが、スタート遅れ、道迷いで、目指すピークは1つも果たせず、雁坂峠までしか進出できませんでした。
反省点は
　1．やはり雪は舐めてはいけません
　2．人の踏み跡は信じてはいけません
　3．地図とコンパスに救われました
と、基本を改めて痛感させられた山行です。